読書日記2021-153
【野良犬の値段】
百田尚樹❨著❩
[幻冬舎2020年12月発行]
☆☆☆☆☆
誘拐された、みすぼらしい6人の謎の男たち。
前代未聞の「劇場型」誘拐事件が、日本社会に“命の価値"を問いかける。
突如としてネット上に現れた、謎の「誘拐サイト」。
<私たちが誘拐したのは以下の人物です>という文言とともにサイトで公開されたのは、6人のみすぼらしい男たちの名前と顔写真だった。
果たしてこれは事件なのかイタズラなのか。
半信半疑の警察、メディア、ネット住民たちを尻目に、誘拐サイトは“驚くべき相手"に身代金を要求する――。
久々の百田作品。
ブロ友さんの評価が高かったので読んでみました。
うん!面白かった(^^)v
まさに社会派小説で、社会の弱者が巨大組織と闘う!
そのやり方はマズイけど…(^.^;
ネットという現代社会を上手く利用して、フォロワー数命という馬鹿な輩も含めて、メディアや警察への挑戦状でもありましたね(ΦωΦ)フフフ…
犯人側を応援してしまうのは私だけ?
478ページの大作、良いエピローグで締めくくってます!
百田氏は、メディアでの発言であまり良い印象がなくて…。
でも、才能に絶賛だわ!
ありがとうございましたm(_ _)m