読書日記2021-141

【風神の手】

道尾秀介❨著❩

[朝日新聞出版2018年1月発行]

☆☆☆☆☆


彼/彼女らの人生は重なり、つながる。
隠された“因果律(めぐりあわせ)"の鍵を握るのは、一体誰なのかーー

読み進めるごとに出来事の〈意味〉が反転しながらつながっていき、数十年の歳月が流れていく。

ささいな嘘が、女子高校生と若き漁師の運命を変える――心中花
まめ&でっかち、小学5年生の2人が遭遇した“事件"――口笛鳥
死を前にして、老女は自らの“罪"を打ち明ける ――無常風
各章の登場人物たちが、意外なかたちで集う ――待宵月


風神の手 [ 道尾秀介 ]

 

久々の道尾作品。

「神シリーズ」の新刊が出たと知ったので、その前に読んでみた。


連作短編で時代が進んでいくのが、流れがよくて面白みも増した。


冒頭に《遺影専門写真館》へ行く所から始まるので、きっと暗いはなしになるのか…

と思えば、なが〜い思い出話へ突入。


第一章で完結なのかと思えば、ミステリー的に続いてて…

どう解決するのかが知りたくて、一気読みでした(^^)v


途中で何度も、

「あっ!ここであの人物が登場するのか!」という類の興奮があったしね(^_-)-☆


道尾作品は『カラスの親指』以外は苦手意識があったけど、読まず嫌いになりそうでした!

教えていただいたブロさんに感謝〜(^^♪


新刊は中々読めそうにないので、第1弾も早々に読もう(^^)/


ありがとうございましたm(_ _)m