読書日記2021-113
【ほたるいしマジカルランド】
寺地はるな❨著❩
[ポプラ社2021年2月発行]
☆☆☆☆
大阪の北部に位置する蛍石市にある老舗遊園地「ほたるいしマジカルランド」。 「うちはテーマパークではなく遊園地」と言い切る名物社長を筆頭に、たくさんの人々が働いている。 アトラクションやインフォメーションの担当者、清掃スタッフ、花や植物の管理……。
お客様に笑顔になってもらうため、従業員は日々奮闘中。 自分たちの悩みを裡に押し隠しながら……。 そんなある日社長が入院したという知らせが入り、従業員に動揺が走る。
読まれた方の感想で、モデルは「ひらパー」だと。
確かに、ここそこにそれらしいのが散りばめられてましたね(^_-)-☆
関西人の私は、もちろん何度もお邪魔しました(^^)/
私達世代は…
ひらパー=菊人形
楽しみやったなぁ〜(¯―¯)
あっ、本の感想ね
寺地ワールドですね!
それぞれが事情をかかえながら、遊園地で働く人達。
それが、誰かと触れ合ってちょっと前向きになったり、仕事への見方を変えたりしていく。
ほんの少しの方向転換で、目の前の世界が輝く?!
人生って波があって当たり前だけど、若いうちはその波にのまれることもありますね。
それを救ってくれるのは、やはり"人"との関わりなんだと教えてくれるかな⁉
寺地作品のお決まりだけど、ハッキリした結末ではなくて、良い方へ進むだろう〜と思わせる技で、読後感の余韻を楽しませてくれますね(*^^*)ウフフ
ありがとうございましたm(_ _)m