読書日記2021-99
『君の心を読ませて』
浜口倫太郎❨著❩
[実業之日本社2021年3月発行]
人の心を読める美少女AI“エマ"が突如暴走!?
AI vs 人間、止まらない殺戮ショーの結末は?
時は20XX年。 歴史上最高の頭脳、IQ250のギフテッド・春風零によって開発された“心を読める"美少女AI・エマは瞬く間に世界中に普及し、人々の暮らしは「人類の妹」と呼ばれる彼女なしには考えられないものとなっていた。 そんな中、エマがより人間を理解するために作られたシェアハウスに彼女を信奉する若い男女6人が集められた。
平和で楽しい共同生活を送っていたはずがある朝、一人が死体で見つかって……
久々の浜口作品。
これは…どう表現しましょうかねぇ(¯―¯٥)
冒頭から残虐シーン(・・;)
ホラー?
サスペンス?
ファンタジー?
近未来には、AIが私達の生活に欠かせない存在になるのだろうか?
当たり前になっているのか??
心の中を読まれても、絶対的な味方だとしたら、その存在を崇拝してしまうのか?
と、感想には???マークがいっぱいになってしまいました(^o^;
社会や人間の心のあり方や、孤独が生み出したものが与えた影響により、生み出された虚像。
しかしそこには、さまざまな大切なメッセージも散りばめられていた。
改めて人間としての失ってはいけないものを突きつけられた気もしました!
落としどころは、やっぱり人間だからこそでしたね(^^)v
ありがとうございましたm(_ _)m