読書日記2021-77
『国道食堂 2nd season』
小路幸也❨著❩
[徳間書店2021年1月発行]
小田原を抜けてしばらく経った頃、国道沿いに元プロレスラーが営む「ルート517」という店が見えてくる。
この店の食事は、どれも美味しいが、ちょっと変わっているのは、プロレスのリングがあること。
さまざまな人々が集うこの店には、偶然か運命のいたずらか、とんでもないことが起きることがあって……。
好調シリーズの続篇刊行!
安定の面白さですね!
連作短編が、380ページで18編もある。
なので1編は短いけど、要領よく収まってて、物足りなさも感じずに読みやすい。
国道食堂を舞台に、次々と人々の縁が繋がり交差してのは、普通ならば"あり得ん"やろ〜
それも店主の十一さんの人柄と言うことに!
こんな素晴らしい人っている?って感じだけどね
辛い過去を抱えていても、ままならない出来事に絡め取られたとしても、一歩を踏み出す力が「縁」から生まれる!
めでたしめでたしなんだけど…
上手く行き過ぎ感も残ったりぃ〜
金一さんの言葉回しが、東京バンドワゴンの我南人さんと被りませんこと?
ありがとうございましたm(_ _)m