読書日記2021-60 

『近いはずの人』

小野寺史宜❨著❩

[講談社2016年2月発行]



同い年の妻が事故で死んだ。それから3ヵ月、心が動かない。
北野は亡き妻の鍵のかかった携帯電話に、4ケタの数字を順番に打ち込むだけの毎日を過ごしていた。 ついにロックの解けた携帯には、妻の秘密が残されていた。 4年間を一緒に過ごした女性のことを、僕は何も知らなかったのかもしれない―
北野俊英、33歳。 喪ってから始まる、妻の姿を追いかける旅。

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夫婦三部作の第二弾。
『近いはずの人』のことを、実は理解できていなかったことが物語全体のテーマかな?!

妻は、誰と約束して旅行に出かけたのか?
その謎をめぐって物語は展開されていき、それが判明してからも何かもどかしい…。

三部作の中では、いちばん小野寺さんらしいかなぁ〜と思いながら読んでて、亡妻の秘密が分かった辺りから「う〜ん」らしくないかも??(¯―¯٥)

結末もちょっとなぁ…(~_~;)

三部作とも若い夫婦が主役だったので、お互いを思い合い理解する過程が物語になっていましたね。

結婚して38年になる私だけど、相手の全てを受け入れるなんて無理ですよ(^o^;
同時に全てを理解するのもね。
そんなもんでしょ〜(^^ゞ

ありがとうございましたm(_ _)m