読書日記2021-59
『デルタの羊』
塩田武士❨著❩
[KADOKAWA2020年10月発行]

 

デルタの羊 [ 塩田 武士 ]

 

アニメ製作プロデューサー・渡瀬智哉は、念願だったSF小説『アルカディアの翼』のテレビアニメ化に着手する。 しかし業界の抱える「課題」が次々と浮き彫りとなり、波乱の状況下、窮地に追い込まれる。
一方、フリーアニメーターの文月隼人は、ある理由から波紋を広げる“前代未聞のアニメ”への参加を決意するが…。
アニメに懸ける男たちの人生が交差するとき、“逆転のシナリオ”が始動する!

ひまわり チューリップ ひまわり チューリップ ひまわり チューリップ ひまわり

社会派サスペンスを書かれる話が多いと認識している塩田作品。

この本も、アニメ業界の過酷さや制作の裏側を示しているが…。

冒頭から「??」 SF?
そこから、アニメ制作会社の話か?
と思えば、その話もアニメに??

と、最初から戸惑う展開と、アニメ業界の内情や成り立ちに興味が持てずリタイアしそうになった(^.^;

中盤になり、話が繋がり分かりやすくなって、やっと興味が持てそうになり、一気に読了。

しかし…アニメ業界の人脈の話、デジタル作画やCG、中国の巨大マーケットとアニメ業界への干渉などなど、
情報が多くて、どれも馴染みのない世界のため入り込みにくかったかな…(ーー;)

ありがとうございましたm(_ _)m