読書日記2021-54 
『彼女のスマホがつながらない』
志駕晃❨著❩
[小学館2020年12月発行]

 

彼女のスマホがつながらない [ 志駕 晃 ]

 

生活苦に悩む大学生の咲希が、美人でやり手のパパ活女子・里香に誘われてパパ活に足を踏み入れるAパート(平成30年6月から)と、女性週刊誌で働きながらもファッション誌への憧れを棄てきれない編集者の友映が、女子大生連続殺人事件の犯人を追うBパート(令和2年2月から)から成り立つ小説です。


バツレッド バツブルー バツレッド バツブルー バツレッド バツブルー バツレッド


女性週刊誌の連載小説だったらしい。

なので、その時の起こった出来事や芸能ニュースを実名で取り入れ、即時性を重視したとあとがきで著者が書いていた。

リアル連載小説っていうのか?

それで納得した部分もあります。


しかし、AパートとBパートが交互にくるので、混乱して読み返えすこともシバシバあった…。


パパ活がらみの犯罪、実際にありそうで怖い!(あった?!)


パパ活が、売春や援助交際とどう違うのか?

マッチングアプリと出会い系サイトもどう違うのよ?

と思う年代の私としては、とにかくネットやSNSの世界を信じてはいけないというのがいちばんだわ(^o^;


犯人へのオチは、ちょっとサラッとし過ぎな気もした…。


ありがとうございましたm(_ _)m