読書日記2021-42 村山早紀+げみ
『約束の猫』
[立東社2020年11月発行]

猫たちが、そばにいてくれる。人間を愛して、そばにいて、見捨てずにいてくれる。
収録作は猫にまつわる作品のみ!
オールカラーでおくる短編集。
大人気作家・村山早紀の書き下ろし作品を含む4つの短編に、数多くの装幀で知られるイラストレーター・げみの世界観に寄り添うやさしいイラストが彩る、華麗な1冊
100ページ足らずの薄い本で、半分は絵なので、30分もあれば完読出来ます。
が、直ぐにもう一回読みたくなります!
優しい文章と優しい絵で、余韻がしっかり!
猫との出会いと別れ、泣けます…泣きました…
児童書だけど、大人の心にも響くお話ばかり。
猫はご主人様の不幸を持って逝ってくれる!って聞いたことがあるけど、確かに私にも思い当たる事があります。
そんなにも人に身近な存在、5000年前から共存しているんだって?!
世界中の猫たちよ、その小さな体で、いっぱいいっぱい幸せであれ!
ありがとうございましたm(_ _)m