読書日記27 宇佐美まこと❨著❩
『骨を弔う』
[小学館2018年7月発行]
骨格標本が発掘されたことを報じる地元紙の小さな記事を見つけた家具職人・豊は、数十年前の小学生時代、仲間数人で山中に骨格標本を埋めたことを思い出す。 しかし、それは記事の発掘場所とは明らかに異なっていた。 同時に、ある確かな手触りから「あれは本当に標本だったのか?」
リーダー的存在だった骨格標本埋葬の発案者・真実子の消息はわからないまま、謎は思いも寄らぬ方向に傾斜していく。
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題名から、暗いミステリーの予想したが、当たらずも外れず?
小学生時代に山奥へ埋めた骨が本物?
それを確かめるために、幼馴染みを訪ねていき、それぞれの章ではその幼馴染みが主になる訳だけど…。
人生いろいろ…
29年も経てば、それぞれに物語もあり、過去をたどる行為のお蔭で、大人になった幼馴染たちが次のステップに進める過程は良いかも?!
で、宇佐美さんは何を狙ってる??
最初から、ちょっとウザイなぁ〜と感じたけど、最後の最後のオチにも使うとは…![]()
「真実が人を助けるとは限らん」の言葉で終わっても良かったのになぁ〜。
ありがとうございましたm(_ _)m