読書日記13 小野寺史宜(著)![まち【電子書籍】[ 小野寺史宜 ]](https://p.odsyms15.com/jlfTBhnPOqRaM2uKjzh9b7)

『まち』
[祥伝社2019年11月発行]
尾瀬ヶ原が広がる群馬県利根郡片品村で歩荷をしていた祖父に育てられた江藤瞬一。
高校卒業とともに上京し、引越の日雇いバイトをしながら荒川沿いのアパートに住んで四年になる。
かつて故郷で宿屋を営んでいた両親は小学三年生のときに火事で亡くなった。 二人の死は、自分のせいではないかという思いがずっと消えずにいる。 近頃は仕事終わりにバイト仲間と他愛のない話をしたり、お隣の母子に頼まれて虫退治をしたり、町の人々に馴染みつつあった。
そんなある日、突然祖父が東京にやって来ると言い…。じいちゃんが、父が、母が、身をもって教えてくれたこと。







『ひと』の続きかと思ったら、全く違う物語だった。
ただ『ひと』の舞台がチラリと出てきたけどね(^_-)-☆
が、内容は違うが様式は似ていた。
両親を亡くした主人公が東京で独り暮らしをしながら、成長していく様、そして周りの人達との不器用ながらも交流していく様。
やはり特に盛り上がりもなく、淡々と進む話だけど、何か惹きつけられるものがあり、肩の力を抜いて読める気がしました!
おばさんは好きかも

続きがありそうな終わり方、続きがあって欲しいようなないような…複雑(^o^;
ありがとうございましたm(_ _)m