読書日記7 安生正❨著❩
『ヴァルキリー』
[徳間書店2020年7月発行]
難民問題が深刻化する近未来の日本。
受け入れ派と排斥派が対立するなか、教育施設から脱走した難民テロ集団『モグラ』によるテロ行為が頻発していた。
警視庁公安五課の東郷は、一月後に控えたG20でドイツ首相の暗殺が企てられているという情報を摑む。
暗殺計画の首謀者・村瀬は暗殺者を雇ったというが、年齢、国籍、性別、すべて謎に包まれていた。
その頃、資金繰りに苦しむ会社経営者・香椎のもとに一本の電話が入る。
香椎が元自衛官で、ソマリアで傭兵として暗躍していた過去を知っていた相手は、ある提案を持ちかける。
東郷、香椎、謎の暗殺者――それぞれの思惑が交錯し、死闘が始まった!!
生と死を裁くヴァルキリーは誰に微笑むのか。
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帯にある「怪物的殺人マシーンvs.公安刑事」にワクワク(^o^)
しかし序章からいきなりの戦闘で、ハードな場面で困惑![]()
ヴァルキリーとは、神話の世界の戦場で生きるものと死ぬものを分ける女性とことを言うらしい。
無差別テロが頻発する近未来の東京、公安やら元自衛官やら右翼や左翼…
どこで絡まるのかと思いつつ、難儀しながら読みすすめる。
とにかく人が簡単に死ぬ![]()
やはりちょっと苦手だわ…。
悪を排除するのはやっぱり悪なのか?
それとも法と正義なのか?
ありがとうございましたm(_ _)m