読書日記113 生馬直樹❨著❩
『雪と心臓』
[集英社2020年4月発行]

 

雪と心臓

 

クリスマスの夜。
燃え盛る民家。
取り残された少女。
灼熱の地獄に飛び込んだ、一人の男。
炎の中から助け出された少女は、そのまま男に連れ去られた――。

新潮ミステリー大賞作家が描く、ある双子の男女にまつわる二十余年の物語。
さみしさが、ぬくもりが、心に触れる傑作青春ミステリ。


雪だるま 雪だるま 雪だるま 雪だるま 雪だるま 雪だるま 雪だるま

初読みの作家さんです。
まだ若い著者の書く話は…
アラカンの私とは、感動の次元が違うのかな?

プロローグから期待して…
エピローグでは"なるほど"

本編は、突然帆名と勇帆という双子の姉弟の小学生から高校生までのエピソードが語られている。

優秀だけど自由で常識外れの姉と平凡な弟、波乱に満ちた両親。

ミステリのような始まりだったけど、謎の部分を残しただけで結末へとゆっくりと続く…
青春小説の方に分類かな?

ありがとうございましたm(_ _)m