読書日記74 平野啓一郎❨著❩

『ある男』 [文藝春秋2018月9月発行]
愛したはずの夫は、まったくの別人であった。
弁護士の城戸は、かつての依頼者である里枝から、「ある男」についての奇妙な相談を受ける。
宮崎に住んでいる里枝には、2歳の次男を脳腫瘍で失って、夫と別れた過去があった。長男を引き取って14年ぶりに故郷に戻ったあと、「大祐」と再婚して、新しく生まれた女の子と4人で幸せな家庭を築いていた。ある日突然、「大祐」は、事故で命を落とす。悲しみにうちひしがれた一家に「大祐」が全くの別人だったという衝撃の事実がもたらされる……。
弁護士の城戸は、かつての依頼者である里枝から、「ある男」についての奇妙な相談を受ける。
宮崎に住んでいる里枝には、2歳の次男を脳腫瘍で失って、夫と別れた過去があった。長男を引き取って14年ぶりに故郷に戻ったあと、「大祐」と再婚して、新しく生まれた女の子と4人で幸せな家庭を築いていた。ある日突然、「大祐」は、事故で命を落とす。悲しみにうちひしがれた一家に「大祐」が全くの別人だったという衝撃の事実がもたらされる……。
初読みの作家さんです。
話題作なので楽しみにしていたけど…
う〜ん(¯―¯٥)
何ていうのか…独特の世界観があるようですね⁉
題材としては面白いけど、新しくはないかな。
ただ、だんだん絡まり方が深くなるにして興味は増し増し
ちょっと絡まりすぎた感もあり、その割に真実がこんなものか…とちょっとガッカリ
里枝の人生と弁護士の人生が交互に出てくるけど、私としては里枝の方だけで良かったように思った。
感情移入出来きた部分が多々あったので…。
過去を強調するためなのか、弁護士の在日3世がやたらと出てくるのも必要なのか?
何か焦点が惚けてしまったようにも思いました。
ありがとうございましたm(_ _)m
