読書日記65 島本理生❨著❩
『ファーストラヴ』 [文藝春秋2018年5月発行]
◆第159回直木賞受賞作◆
夏の日の夕方、多摩川沿いを血まみれで歩いていた女子大生・聖山環菜が逮捕された。
彼女は父親の勤務先である美術学校に立ち寄り、あらかじめ購入していた包丁で父親を刺殺した。
環菜の美貌も相まって、この事件はマスコミで大きく取り上げられた。
なぜ彼女は父親を殺さなければならなかったのか?
臨床心理士の真壁由紀は、この事件を題材としたノンフィクションの執筆を依頼され、環菜やその周辺の人々と面会を重ねることになる。そこから浮かび上がってくる、環菜の過去とは?
「家族」という名の迷宮を描く長編小説。
主人公の臨床心理士と父親殺しの犯人、そしてその弁護士の抱えている重りに共通しているのが、母との関係だった。
母親の存在は、子供の成長には欠かせない分、影響力も絶大⁉
世の中には色んな形の親子関係があり、読み手がそれに共感出来れば本の評価は上がるだろうけど、そうでなければ愚策に感じるかもしれないですね⁉
今年始めにドラマ化されてて、来年には映画化されるらしい。
主人公をドラマでは、真木よう子。映画では、北川景子が演じる。
私の印象では、完全に北川景子!
彼女のイメージしか感じなかった
ありがとうございましたm(_ _)m