読者日記63 福田和代❨著❩
『カッコウの微笑み』 [双葉社2019年9月発行]


気鋭の作家が、社会の裏側で活躍する一人の男を軸に、親子の相剋、兄弟の絆、男女の愛情を描くミステリー。

ハッカーとして“裏”の仕事を手掛ける太一は、依頼を受け、製薬会社に侵入してデータを盗む。

依頼主である待野は、太一のような人間を束ねる組織を率いていたが、データを渡したあと、不審な死を遂げる。 真相を探る太一に忍び寄る影。 太一はその影と闘いながら、“もうひとつの影”と闘っていた―。


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複雑な家庭で育った主人公が、その過去と闘いながら、自分の大切な人を守ろうと奮闘する姿に惹きつけられた!


社会との戦い、権力との戦い、最後の最後までハラハラーさせてくれましたねぇ〜爆笑


社会問題、お友達への忖度…現実的過ぎ⁉

家庭問題、DVにネグレクト…子供の心の傷は深い!


スピーディな展開で、一気に読める本でした。


ありがとうございましたm(_ _)m