読書日記60 米澤穂信❨著❩
『Iの悲劇』 [文藝春秋2019年9月発行]
山あいの小さな集落、簑石。
六年前に滅びたこの場所に人を呼び戻すため、Iターン支援プロジェクトが実施されることになった。
業務にあたるのは簑石地区を擁する、南はかま市「甦り課」の三人。
彼らが向き合うことになったのは、一癖ある「移住者」たちと、彼らの間で次々と発生する「謎」だった-–。
徐々に明らかになる、限界集落の「現実」!
そして静かに待ち受ける「衝撃」
分類としてはミステリーなるのかな? 人は死なないけどね。
序章が謎めいていて、ちょっとワクワクし読み進めたが、最後の最後、こういうオチですか…(´Д`)ハァ…
章毎に話は区切られているので、読みやすいし分かりやすい。
多分著者は、限界集落問題や地方行政の限界を提起したかったのかも??
まぁね、真相に至った理由や背景には頷けましたが…
ちょっと後味が悪いですね^_^;
ありがとうございましたm(_ _)m