読書日記97 鈴木るりか【著】
『14歳、明日の時間割』 (2018.10)
文学界騒然の中学生作家待望の第2弾小説!
今回の舞台は、中学校。
時間割に見立てた7編の短編で、鮮やかに現代人の苦悩、笑い、絆、友情、想いを描写。
現役中学生の目を通して「生きる」ことについて大いに考えさせられます。
笑って笑って、ホロッと泣かせる、胸に迫る青春群像小説です。
デビュー作から1年、またまた良いのを書いてくれましたね(^^)v
14歳の素直な心で、それがまたユーモアもあり〜の、人間の尊厳あり〜の、「生きる」ってこういう風に表すのか…
老人介護、認知症、不倫、家庭崩壊、親の干渉や無関心等など
14歳が選んだテーマは多種に渡り、それが嫌味に感じられなくて「なるほど…」と思った大人は私だけでしょうか?
この本は入院中に読みました。
気負わず楽な文体が、弱っている頭にもスーと入ってきました(^^)v
ありがとうございましたm(_ _)m