白岩 玄 著 『世界のすべてのさよなら』

初めて読んだ作家さんで、デビュー作が「野ブタ。をプロデュース」

何となく題名に惹かれて借りて、題名ほど壮大な話でもなく、よくある日常の人の感情が上手く表現されているお話でした。

あらすじは……
美大時代の同級生4人が30歳になり、それぞれの人生と心情が個後に段落になっている。
人の懐に自然に入っていける悠。
人に頼るのが苦手な瑛一。
結婚願望が強くても、都合のいい女になってしまう翠。
内向的で口下手、こだわりの絵しか書けない竜平。

悠と瑛一は同居しているが、悠の結婚で解消することに。
その瑛一が、旅立つときの言葉
『これからはもっと愚痴も言う。弱音も吐くし悩みも相談する。一人で生きるのはやめた。』
心を開かないとダメだ!受け入れて貰うためには!
そうですよね。 人は一人では生きていけないんだからね(^_-)-☆

ありがとうございましたm(_ _)m