山田 宗樹 著 『きっと誰かが祈ってる』

とても心に響いた内容でした。
確か以前にブロ友さんが紹介されていて予約していた本だと思う。
私は多分 初めて読んだ作家さんだと思うけど、もっとこの方の本を読みたいと思うほど興味深い本でした(^o^)v

あらすじは……
乳児院の保育士の温子。 乳児期の子供には母親代わりの「マザー」と呼ばれる担当養育者が付く。
0ヶ月から2歳まで、実親や里親に引き取られるまでは母親そのものとして接し、別れるときの辛さは何度経験しても慣れない。
ある日、温子が最初に担当した女の子の情報を知り、数年前に里親が事故で亡くなり女の子は重体。 そこから、その女の子を探すことに···


本の中では辛い表現も多々ありますが、決して架空の話ではなく現在でも有り得そうなことです。

マザーが必要な理由として…
乳児期の子供には自分の呼びかけに直ぐに応えて、快い感覚で包んでくれる存在が不可欠。 そういう〔特別な大人〕を獲得できた子供は、自分は愛される価値があるのだと、心の深いところに刻むことができる。 これが人として生きていく土台になる。

当たり前のことだけど、改めて勉強しました。 これから親になる息子夫婦にも話してやらねば(*^^*)

ありがとうございましたm(_ _)m