辻 仁成 著 『サヨナライツカ』

初版が2001年発行、その後増版を繰り返した小説。

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あらすじは……
1975年のタイ。 4ヶ月後に結婚を控えた男性と一流ホテルのスウィートで暮らす美貌の年上の女性。
二人の情熱的な愛。 逢瀬を重ねる日々。 愛に溺れ周りが見えなくなるも、男は自分の出世の野望も捨てられない。 婚約者は出世に必要な立場の女性、結婚式の前日まで日本にいるので、それまでの関係…
しかし毎日の逢瀬に溺れるふたり。
婚約者が来るその日に別れるも、未練が断ち切れないほどの愛があった

それから25年、順調に出世した男性が、仕事でタイへ。 そこで25年ぶりに再会。
女性は、思い出のホテルで働いていた。 再会に心震わす二人だが、お互いの立場が歯止めになり、そのまま別れる。
その5年後、女性の命が短いと知り最後の対面をする。

簡単なあらすじはこんな感じだけど、二人の愛が深い…
悲しいくらいに異性を想う、想えるなんて、
う〜ん、もう少し若い時に読んだら良かったわ(^.^;
きっと涙を流すくらいの心の震えがあったと思うし、愛しい人を思い出しその思いに耽られただろうから。
しかし今の私には、心震える感動がないし、逆に嫌悪感があったかも(;^ω^)アハハ

悲しいかな、女性も年を取ると愛だの恋だのに鈍感になるみたい⁉
でも、生涯で心震える恋だってしてきたんですよ

そういう想いを思い出したい方は読んでみて下さい

ありがとうございましたm(_ _)m

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