小路 幸也 著 《東京バンドワゴン》シリーズ

3.『スタンド·バイ·ミー』
4.『マイ·ブルー·ヘブン』
5.『オール·マイ·ラビング』

相も変わらず、「寺内貫太郎一家」のノリそのものですね(^_-)-☆

第1巻の最初は、家族8人+猫4匹
第3巻には、家族が12人に+猫4匹+犬2匹に
第5巻では、お隣にアパートが建ち家族がまた増えました

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そして、ナレーターというか進行はすでに亡くなっている家長の奥様サチさん。
このサチさんが、話を全て語ってくれます。

第4巻は、時代がグッと逆上り、そのサチさんがこの家に嫁ぐまでの壮大な事情と事件が綴られてます。

第3巻に登場する人物の正体も「そういうことか!」と納得。
ちょっと考えられないくらいの世界がありましたよ(^o^;)

この著者をスゴイと思ったのは、まだ載せてないエピソードを所々に挟み込み、物語を進めている。
それで、後に出た本の中で種明かし。
それって、既に先手が出来上がった上で今書いているってことですよね? 次の構想、いえ次の次の構想も出来ているような…

それにまたご近所さんが加わり、また常連さんが絡みいい仕事をしてくれますよ

そうなんです、シリーズ本は登場人物も歳を取っていきます。
小学生が中学生に、
赤ん坊が生まれて、スクスク成長して、
家長は80歳の大台に。
13シリーズ(13年)だから、90代になるのか?

色々な問題が起き、それを家族みんなで立ち向かい、そして愛をもって解決する! Loveだねぇ〜

死んだサチさんの言葉
『人が生きていれば、たくさんの人と関わります。その中で背負っていくものも増えてきます。その重さに耐え切れなくなって、軋みを立てることだってあるでしょう。
でも、背負っていくものを、その身体で真っ直ぐにきちんと受け止めていれば、それを周りから支えてくれるものだって、たくさん増えていくんです。人生とはそういうものだと思いますよ。それだからこそ、楽しいんです。』

クゥ〜泣けるなぁ

また次のシリーズへ突入です!
読まずにいられない。しっかりハマってしまいました

ありがとうございましたm(_ _)m