読書日記61 荻原浩著
『冷蔵庫を抱きしめて』 (2015.1)
心に鍵をかけて悪い癖を封じれば、幸せになれるかな? いや、それではダメ――。
新婚旅行から戻って、はじめて夫との食の嗜好の違いに気づき、しかしなんとか自分の料理を食べさせようと苦悶する中で、摂食障害の症状が出てきてしまう女性を描いた表題作他、DV男ばかり好きになる女性、マスクなしでは人前に出られなくなった男性など、シニカルにクールに、現代人を心の闇から解放する荻原浩の真骨頂。
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題名からどんな話なのか?
想像しながら読み始め、あぁー摂取障害だからかぁ…
その他の話は、DVや依存症、いじめなど中々シュールな短編だった。
ちょっとブラックな短編集かも⁉
時間と共に変化する気持ち、自分を見つめ直す話に引き込まれました。
ただ、どれもスッキリしない終わり方で…う〜ん(¯―¯٥)
人に合わせて自分を出さない…
そういう生き方でしか生きられない人もいるかしれない。
でも、たった一度の人生なんだから、開き直って生きてみるのもいいんじゃねぇ〜!
と思わせてくれました(^^♪
ありがとうございましたm(_ _)m