読書日記53 吉田 修一著
『太陽は動かない』 (2012.4)


新油田開発利権争いの渦中で起きた射殺事件。AN通信の鷹野一彦は、部下の田岡と共に、その背後関係を探っていた。
商売敵のデイビッド・キムと、謎の美女AYAKOが暗躍し、ウイグルの反政府組織による爆破計画の噂もあるなか、田岡が何者かに拉致された…。
いったい何が起きているのか。
陰で糸引く黒幕の正体は?
謀略、誘惑、疑念、野心、裏切り、そして迫るタイムリミット―。

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「ウォーターゲーム」の前作になる本で、「森は知っている」の続編。
今回も駆け引きや裏切り、生と死の世界で生きる産業スパイ達。

ハード本428pの大作!
今回は太陽光発電に関する、それぞれの思惑に絡む利権と金。
甘い汁を吸おうとする政治家。
日本と中国、アメリカも絡んでの話は、ノンフィクション?

現実でも有り得そうな話に引き込まれました!
ノンストップな話の流れに一気でした(^^)v

ありがとうございましたm(_ _)m