読書日記43 藤岡 陽子著
『海とジイ』
最期を見据えた生き様から光を得る人生賛歌
舞台は、美しくもありときに恐ろしい顔を見せる海と島。
舞台は、美しくもありときに恐ろしい顔を見せる海と島。
3人のおじいさん=ジイの生き抜く姿と、そのジイから思いを受け取る人々の心模様をときに温かくときに激しくときに静かな筆致で描ききります。全3編の物語。
〇海神~わだつみ
いじめが原因で不登校になってしまった小学四年生の優生。
〇夕凪~ゆうなぎ
70代後半の老医師とそのクリニックに20年以上勤め、支え続けてきた48歳看護師の女性。
〇波光~はこう
すべてを陸上競技に捧げて生きてきたが、怪我により人生どん底になってしまった澪二。
〇海神~わだつみ
いじめが原因で不登校になってしまった小学四年生の優生。
〇夕凪~ゆうなぎ
70代後半の老医師とそのクリニックに20年以上勤め、支え続けてきた48歳看護師の女性。
〇波光~はこう
すべてを陸上競技に捧げて生きてきたが、怪我により人生どん底になってしまった澪二。
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ジイの言葉
【人生は短い。今日一日を限界まで生きろ】
人生を一生懸命に生きてきたジイの静かな重い言葉。
そして、強いメッセージを感じました。
初めて読んだ作家さんだけど、他の作品もぜひ読んでみたい!
この作品について著者自身の言葉
『人が人を壊すこともあれば、修復することもある。生き直そうとする人を書きたい。』
なるほど!
それが根本なのか…
心に響きました(*^^)v
ありがとうございましたm(_ _)m
