読書日記41 南 杏子著
ディア・ペイジェント

  

クレーム集中病院で、若き女性医師が“モンスター・ペイシェント"に狙われた!? 
失敗しようと思う医師はひとりもいない。けれど、医師と患者が解りあうのは、こんなにも難しいのか――。
現役医師が、現代日本の医療界の現実を抉りながら、一人の医師の成長を綴る…。

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医師・病院側から見た話。
外来患者には、S・M・Lがある。
S=スムーズ
M=まだるっこしい
L=低気圧→モンスター
この表現に思わず笑いました。

確かに患者側から見るのと、医者や病院側から見るのでは違いがある。

その多忙さ激務さに翻弄される医者にしたら、さっさと済ませたい診察。
しかし、自分の事で頭がいっぱいの患者は納得できないとモンスターにもなる…

でもドクターモンスターもいるのも事実!

医療は、医者と患者が一緒に山を登る…
色んな山があって、色んな登り方がある。ひとりひとりのペースに合わせてゆっくりと。
それが患者に寄り添うということ。
この記述は、患者側から一番望んでいることですね!

ありがとうございましたm(_ _)m