読書日記34 楡 周平著
『ぷろぼの』


プロボノとは、各分野の専門家が、職業上持っている知識・スキルや経験を活かして社会貢献するボランティア活動全般。また、それに参加する専門家自身。 (ウィキペディアより)

大手電機メーカーの卑劣極まるリストラの様子から始まるストーリー。
腹立たしくもあり、不快でもあり読み続ける事を何度断念しようと思ったが、どう結末するのか見届けたい…
ラストに向けての大逆転をを期待して読み続けた中盤以降の展開には拍手喝采⁉
 でも、あまり読了感は良くないかもです…。

「プロボノ」と言う言葉も初めて知りました。
「何のために働くのか」
「自分は社会の役に立っているのか」
ボランティアをしたいと思う人の気持ち…
目まぐるしく変化する時代の中で、自分の存在意義を見出そうと、救いを求めてやってくる。
職務の上で身につけたスキルを無償の労働で生かし、人の役に立ちたい。ただ感謝の言葉が欲しいだけ。
ボランティアをする方も救われたい?
小説の中でのことだけど、一般の方にも通ずるのかな??

ありがとうございましたm(_ _)m