いつもお読み下さり、ありがとうございます。
最近は、時間ができたらするのが
「お片付け」
楽しみのひとつとなっております(笑)
私のお片付け日記はこちら
昨日は、2時間と決めて空いた時間を使い、衣類タンスの中味を断捨離、そして衣替え。
いつもなら暑くて汗かき出す頃にようやく衣替えをしていたのが、今シーズンは2ヶ月も早い!こうしてスイッチが入りやすくなったのも、お片付けを習った成果です。
そんな中ふと見つけた思い出の品。
手作りチクチク、フエルト細工。
22年前、第二子妊娠中の何もできなかった辛い時。
第一子の長女のときは超安産。でも第二子長男のときは「前置胎盤」で妊娠7ヶ月後半から絶対安静の状態、実家でお世話になることに…
婦人科の先生は「あなたは爆弾を抱えているから」と食事とトイレ以外は寝たきりの状態を強いられ、ひたすら出産までの数ヶ月を待つという過酷な状況。
前置胎盤というのは、胎盤の位置が正常ではなく動くと胎児の重みで胎盤が剥がれるため、立ったり座ったりができず、寝たきりの安静状態で出産までもたせます。
実家で当時4才の娘と遊んであげることもできず、私も時間を持て余すばかりで、何かできないか…と考えたすえ、
フエルト細工でお店屋さんごっこができる、パン屋さんの手作りキットを購入し、作り方を見ながら、布団の中でチクチクと縫って作ることにしました。
娘は、だんだん出来ていく姿を楽しみに待っていました。私も小さい頃は”ごっこ遊び”が好きだったので、「一緒にお買い物ごっごしようねー」と言って、ひたすら寝ながら手を動かして縫い続け…
これが出来上がり、そのあと無事出産したときには、きっといい思い出になるだろうな、と頑張りました。
当時じっと待っていてくれた娘は今26歳、安静状態ののちに無事産まれた息子は22歳です。
この「パン屋さん」をみるたび、ジッと耐え抜いた妊娠生活の思い出が蘇ります。心に深く刻まれたものは、かけがえのない財産ですね。
たぶん、この品と思い出は、死ぬまで私の心に生き続けるだろうな。
あなたの大切な品や思い出には、どんなものがありますか?
心がポッと温まる思い出は、生きるためのエッセンス、大切にしたいですね。
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