エジプトの旅行会社 トライウェイズトラベルです![]()
これまで行ったことがなかった遺跡に行ってきました。
デルタ地域にあるテル・バスタへ。
行く前のイメージは遺跡の瓦礫の山がある一角という印象でした。
アラビア語でテル・バスタ、ギリシャ語でブバスティス
旧約聖書ではピ・ベセトと同定されているそうです。
猫型の女神バステト崇拝の中心地で、
それ故に猫のミイラのエジプトにおける主要な保管所であったそうです。
第22王朝最初の支配者で創設者であり、
紀元前943年にファラオとなったシェションク1世以後、王室所在となり、
ブバスティスはこの王朝と第23王朝の間、最盛期でした。
一角どころか広大なテル・バスタには、小さな博物館もあり、
猫の神様、バステトの神殿跡![]()
野外展示
ラムセス2世の娘で妻でもあったメリトアメンの巨像
聖家族が立ち寄り、イエスが水をわかせたという井戸
そして第12王朝のアメンエムハト3世の宮殿跡
泥レンガでできた宮殿跡は広く16000平方メートルあるそうです。
他に古王国・中央国時代のお墓もありました。
そのテル・バスタの遺跡、遺物の中から気になったものをご紹介します。
貴婦人みたいなバステト神は5センチほどの大きさです。
緻密なハトホル神のシストラムという楽器の一部
いまでも通用しそうな夏にぴったりの古代のアクセサリー
外に転がっているヤシ柱
最近つくられたものでしょう!?!と思ってしまう工業的な美しさです。
俯瞰すると![]()
思わずうなる![]()
と思ったら、こんな未完成のハトホル神もあってホッとしました![]()
猫娘のようなハトホル![]()
うしろの百太郎にも見える笑
テル・バスタ出土のきれいなハトホルの姿が残る柱は大英博物館収蔵
瓦礫しかないと思っていたバステト神殿跡は
テル・バスタの一番の見どころでした。
ぐるぐる歩き回る
ヒエログリフが読めたら楽しいでしょうね。
分からなくても楽しい![]()
近くのサーン・エル・ハガルと同様に観光に来ているひとがおらず、
ゆっくり見ることが出来ました。
円形の柱の台座が見られ
![]()
約3000年続いたエジプト人の統一王朝が終わりを告げた時のファラオ
第30王朝3代目ネクタネボ2世や
第22王朝のオソルコン1世、2世が
神殿に名を残しています。
ヘロドトスが壮麗なバスト(バステト)神殿について書いています。
''ブバスティスのものよりも宏壮で贅を尽くした神殿はあるが、
これほど見る目に快いものは一つとしてない。
その様式は以下の通りである。
その入り口を除いては、水に囲まれており、2本の運河が川から枝分かれしてきて、神殿への入り口まで走っており、どちらの運河も互いに入り交じることはないのだが、一方はその片側を走り、もう一方もそのようになっている。
それぞれの運河は100フィートの幅があり、その土手は樹々に覆われて走っている。
プロピュライアは高さが60フィートあり、素晴らしく見事な出来映えの彫刻で(おそらく陰刻の浮彫)9フィートの高さにわたって飾り立てられている。
この神殿は市の中央にあるので、周囲を巡りながら、どの側からでも眺められる。
このことは、神殿自体は動かされたことがないが、その元の場所にそのままである一方で、市がかさ上げされてきたことによる。
神殿のすぐ周囲には、彫刻で飾り立てられた壁が巡らされている。
その囲いの内側には、(バストの)彫像のある壮大な建物の回りに植えられた
相当背の高い樹々の木立がある。
その神殿の形は、一辺がそれぞれ長さ1スタディオンの方形である。
入り口に接して、3スタディオンの長さにわたって公衆市場を貫いて東方へと導く石で築かれた道がある。この道はおよそ400フィートの広さがあり、並外れて背の高い樹々が配されている。それはヘルメスの神殿へと導いている。''
この記述を知っていたら、見るポイントがまた少し違ったように思います。
当時相当立派だったことが分かり、想像が広がります![]()
行ってみないと分からないものですね![]()





















