エジプトの旅行会社 トライウェイズトラベルです
病院に掛かる必要に駆られ、嫌々行ってきた病院。
大使館から薦められているような病院でなく、
一般の病院に行ってきました。
会社のマネージャーのお勧めの先生がいた為です。
予約を入れてくれて、行ってきました。
1階の総合受付では、しっかりした女性が英語で対応してくれて、
5分後に診察してもらえるわ、6階に上がってください
ちゃんとしてる病院で良かった
上がってみると、その階にある受付が明らかに仕事していなくて
3人いて、みんなで動画を見て盛り上がっている←エジプトあるある
システムがよくわからず、
順番が来たら、名前を呼んでもらえるんですね?と
確認して座って待っていました。
待てども待てども、名前は呼ばれず、
何度聞きに行っても、次だ!と言われ
何が次?どのドアへ入ったらいいの?
待つこと3時間
私の後に来た人が先に入ったのを見て、
さすがにおかしいと思ってまた受付に行くと、
その次にやっと入れました。
後で分かったのは、お勧めの先生が1時間遅れて来ていたこと
それでも2時間待っていたことになりますけど
でも、この待合室のシステムは謎
大学でも教えているという見るからに優しそうなおじいちゃん先生
診察室へ入り、わたしが日本人だと分かると質問攻め
え?先生、それよりもわたしの症状聞いてほしいんだけど
からの、触診、血圧を測ってくれて、
次の検査に必要な項目にチェックを入れてくれました
奥様とお嬢さんが日本が好きだそうです
聞かれたことは、
エジプトは日本人にとってどうですか?
何年住んでいるの?
エジプトが好き?
本当ですか?
どういうところが好きですか?
先生は病院にかかるわたしの緊張を解いてくれたのでしょうか
体調が悪くなった原因を古いターメイヤを食べたのかもしれないと伝えたため、
日本人がターメイヤを食べるの!?
エジプト料理食べるの!?
コシャリ食べたことある?
先生、大興奮
揚げたてが美味しいソラマメのコロッケ ターメイヤ
また会えるのを楽しみにしているよ
あ、ありがとうございます。
病院は一度で十分なんです
検査結果がすべて出て、安心したのですが、
念のため、先生のところへ行くことにしました。
今回の受付はしっかりしていて、
都度、順番を教えてくれて名前を呼んでくれました。
前の受付がいいかげんだっただけでした。
先生に検査結果を渡して向き合って座ると、
開口一番
「きみはこれからも私たちのいるエジプトにいることをすすめるよ」
なんでやねん
検査結果、関係ないやん!
「あ、ごめんごめん、検査受けてきたんだよね。」
検査結果を確認してくれて、一緒に喜んでくれて
ありがとうございます!
最後に、
「一緒に写真をいいかい?」
なんでやねん
日本人はなぜか人気で、
観光地では地元のひとから写真をよく頼まれます←エジプトあるある
でも、ここは病院
助手の女性を呼び、写真を撮らせ、
その女性に私がエジプト好きなことを語り
信じられるかい?エジプトはルールがない国で、
システマティックな日本から来て
好きだと言ってくれているんだよ。
(エジプトはやっぱりすごいね!)
彼女はエジプトにずっといるべきだよね。
なんでやねん
助手の女性は
「先生、私はルールがないこの国よりも日本へ行きたいわ。
私の性格は時間通りや規則に沿うことが気持ちいいんですもん。」
写真を撮り終え、
「また会えると嬉しいよ」
お医者さんらしく、礼儀正しく、
本当に日本人に会えて嬉しい!!!オーラがあふれていて
可愛らしく感じる先生でした
息子さんはイギリスで、お嬢さんもどこかヨーロッパで学ばれている
先生なのに、そこらへんのエジプト人と変わらない感じで
日本人にキャッキャされている姿がおかしかったです
何かにつけお世話になっている階下のおばちゃんの元へ報告に行くと、
心配してくれて彼女なりの意見をくれ、ビタミン摂取をすすめられました。
そして、「日本へ帰るんか?」
(一時帰国)帰るよ。
「帰らんといて!お願いやから!」
地震のニュースを見るたびに心配になるそうで、有難いことです
お兄さんの住んでる国やん
彼女のお兄さんはエジプトフォークロアの踊りの先生で東京に住まわれています。
エジプト人はみんな自分の国エジプトが大好きで、
喜怒哀楽がはっきりしていて、
感情表現が豊かで、
ツッコミどころがいつでも満載なところが大好きです。