エジプトの旅行会社 トライウェイズトラベルです
犠牲祭の連休に出掛けたウィーンで見つけたのは、
ベルヴェデーレ宮殿のこちら
ブダペストのオペラ座にもこれとよく似たスフィンクスがありましたが、
オーストリア=ハンガリー帝国でしたもんね。
これはエジプトのスフィンクスいうより、ギリシャ神話におけるスフィンクスなのですね
ギリシア神話におけるスピンクスは、ライオンの身体、美しい人間の女性の顔と乳房のある胸、鷲の翼を持つ怪物(一部の絵画では尻尾が蛇になっている姿で表される事も)。テューポーンあるいはオルトロスとキマイラあるいはエキドナとの娘。ウキペディア『スフィンクス』より
街の宝飾店のショーウィンドーのいたるところで見られた
エリザベートをモチーフにした宝石の数々
よく見ると日本語でエリザベートと書かれています。
ウィーンと言えば、ハプスブルグ家
興味を引いたのが、ハプスブルグ家の埋葬方法でした
心臓、内臓、ご遺体が別々に埋葬されているそうです。
心臓はアウグスティーナ教会
オーストリア=ハンガリー帝国が崩壊するまで
王宮ホーフブルグ宮殿付きの教会だったアウグスティーナ教会、
素通りしていました。
内臓はシュテファン大聖堂
お墓はカプツィーナ教会、
その埋葬方法は、まるでカノポスのようですね。
ミイラにする際に、防腐処理をした臓器を入れるカノポス容器
魂が宿るとされた心臓以外の重要だと考えられた臓器を保存するためのもの。
臓器は壺の頭ごとに分けられていました。
ハヤブサは、腸
アヌビス(山犬)は、胃
人間は、肝臓
ヒヒは、肺
ハプスブルグ家の心臓、内臓、体を分ける埋葬は、
フェルディナンド4世(1633-1654)の遺言から始まり、
1878年オーストリア大公フランツ・カール・ヨーゼフまで続き、
その後、最後に心臓が別に埋葬されたのは2011年
オーストリア=ハンガリー帝国の最後の皇太子だったそう。
話は変わり、
カフェ・ザッハーのザッハトルテのお味は、
エジプトで食べるチョコレートケーキと良い勝負だったこと
ウィーンにはイスラム教徒の人たちが多くて、ハラールのお店も結構あったこと。
観光客も多く、日本人団体旅行の人たちも見かけました。
コロナ以前の活気が戻っているようでした。
ペストの終焉を記念してつくられたペスト記念柱が一際美しく見えました。