エジプトの旅行会社 トライウェイズトラベルです![]()
エジプトが舞台の映画を続けて観ました。
映画『十戒』(1956年)と
エリザベステイラー主演の『クレオパトラ』(1963年)
二つの映画は時代背景は違うものの、
どちらも綿密な時代考証が行われ、多額の製作費が投じられた超大作です。
そのため、壮大な古代エジプトのセットや衣装など、本当に見応えがあります![]()
どちらもエジプトで撮影があったと思いきや、
エジプトで撮影されたのは、『十戒』のほうでした。
『十戒』は、エジプトで10週間、アメリカで8か月行われたそうです。
『クレオパトラ』は、アメリカ、ロンドンで行われ、エジプトはなかったそう![]()
それはなぜか![]()
クレオパトラは、単純にエジプトに聡明で野心あふれる女王がいた
という話に尽きるように思います。(端折りすぎててごめんなさい!)
一方、十戒は、ヘブライ人のモーセが、エジプトのファラオに虐げられていた
同胞のヘブライ人を救済するため、出エジプトを図った物語。
ユダヤ教から派生したイスラム教
イスラムの経典コーランでは、預言者モーセについて、
三分の一ほど割かれている(そうです)ほどの最重要な預言者の1人だからか。
とはいうものの、『クレオパトラ』はギリシャ系とされつつも、
古代エジプトのプトレマイオス朝クレオパトラ7世です。
一見、『クレオパトラ』のほうが単純にエジプトを称賛する形になるような気がします。
コプトの人々は古代エジプト人の末裔だと言われています。
国として、映画の評価などあまり関心がなかったのでしょうか。
エリザベス・テイラーは、1962年、映画の最終ロケ地エジプトへの入国を拒否されました。
それは、彼女がユダヤ教徒だったため(映画撮影の3年前に改宗)。
エジプトで撮影が許されなかった映画はエジプトの大衆にも受け入れられ、
その2年後、エリザベス・テイラーの入国禁止措置が解除されています。
一方、『十戒』の名監督セシル・B・デミルは
エジプト革命から2年後の1954年、エジプト入り。
ナーセルと会い、エジプトでの撮影に快諾を得たそうです。
『あなたが以前撮った『十字軍』で、.エジプトをどのように描いたか、我々は知っています![]()
ここでどのようにしてもらっても結構
』
撮影は、王家の谷、シナイ半島で行われたそうです。
『クレオパトラ』がエジプトで撮影されていたら、
映画は、変わっていたのでしょうか。
クレオパトラに縁あるアレキサンドリアの古代遺跡は海に沈んだと言われてるので、
エジプトで撮られていたとしても、
セットがメインで、エジプトで撮ったといわれてもほぼ分からなかったと思います![]()
クレオパトラとシーザーとの息子、シーザリオンが描かれている
デンデラにあるハトホル神殿の壁画
『十戒』は配役が良く、実際にあの時代を生きたひとたちのような存在感で、
役者からもストーリーからも目が離せませんでした。
やっぱり、エジプトという物語に縁ある歴史の地で撮影されたのが良かったのではないでしょうか。
役者さんたちの気持ちの入り方が違ってきそうですものね![]()





