
定期的に上演しているアミル・タズのお芝居を
より深く理解したくて、日本語ガイドのワハブさんにお願いして、通訳してもらうことにしました。
こういう時、助かります!!ほんとに( ´艸`)
ところどころ、バージョンアップしていました


アミル・タズが実際に住んだアミル・タズ宮殿で行われる
アミル・タズの生涯を描いたこのお芝居。
エジプトといえば、古代遺跡
の日本人にはあまりなじみのないマムルーク朝の時代、
時のスルタン、アル・ナーシィル・ムハンマドに気に入られた給仕係が主人公です。
椅子に座っているのが、スルタン、カップを持っているのが給仕係、のちのアミル・タズ

いつ通訳始めてくれるんだろうと隣にいるワハブさん(左)を見ると

真剣に見てる!(´Д`;)
いやいや、まだ始まったばっかりだから(*゚ー゚*)
簡単に筋書きをご説明すると、ただの給仕係が、時のスルタンに気に入られ、
降って湧いたような栄誉が与えられます。
スルタンの娘と結婚、この宮殿を結婚の祝いとして授けられます。
そしてアミール(英訳ではプリンスになります)に昇進。
可愛がってもらった義理の父親、スルタンがなくなり
スルタンの弔いの様子

義理の弟スルタン・ハサンと権力争いが始まります。
ハサン寄りのアミール・シェイホーとの臨場感のある戦いの場面


ハサンから他国へ出征を命じられ、戦いに明け暮れ、
ラストはアレキサンドリアへ投獄されることに。
赤いライトでアミル・タズの無念さが際立ち、幕を閉じます。

さて、いつ説明してくれるんだろうとワハブさんを見ていたのですが、
結局!お芝居が終わって口を開きましたね:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
『いやぁ、面白かったですよ。』
良かったね(´∀`)
『久しぶりに面白いものを見ました。これはいいですね。』
いいでしょ!!(* ̄Oノ ̄*)
知ってる!
だから、通訳お願いしました!
感想はいいけど、説明はなしですか!?
分からないところを確認して、スッキリ(´∀`)
そして、アミル・タズを演じる役者さんにインタビューをさせてもらいました。

ワハブさんの嬉しそうな顔

役作りはどのようにされましたか?
→出演が決まり、彼の資料を読み込み、アミル・タズを理解したくて、
3か月間、このアミル・タズ宮殿に通いました。
ここは、建物が修復されているだけで、家具があったりするわけではありません。

アミル・タズはどんな人物だったと思いますか?
→自分が演じるよりも、素晴らしい人物だったと思います。
お芝居の中では、国を大事に思い、国民に愛されたひととして描かれています。
私が調べたアミル・タズは、義理の弟スルタン・ハサンを失脚させようと躍起になっていた、
権力に狂ったひとという印象です。
そこで、意地悪な質問をしてみました。
アミル・タズは悪いひとだったから、海外に出征させられたり、
エジプトに長くいられなかったのではないでしょうか?
→アミル・タズの詳しいことはわかっていません。
そうですよね
それに、良いも悪いも、状況や立場によりますもんね


このアミル・タズ宮殿は1352年につくられたものです。
ざっと660年前のこと。

演じているからこそ分かる、その人物のひととなりって、あると思います。
もっと詳しく聞きたかったこの部分。
周りで片付けが始まっている中で、インタビューさせてもらっていたので、
申し訳なさから、しつこく聞けず(´・ω・`)

面白いのは、
敵役のアミール・シェイホー役の役者さんとはお芝居の期間中、あまり接していないそうです。
役に投入していますね

アミル・タズはダマスカスで亡くなったようですが、
シリア人だったかもしれない!?アミル・タズにぴったりの肌の白さ、
アミール(プリンス)の風貌を持ち合わせた役者さんです。
未来の大物になってほしい!!
応援していますo(^▽^)o
このお芝居はアミル・タズ宮殿で、今月25日から数日間、再演される予定です。
20時スタート、21時終了予定。
おすすめです(`・ω・´)ゞ

Amir Taz Palace :
住所:Ad Darb Al Ahmar, Cairo Governorate