
西加奈子さん自身、過去エジプトの日本人学校に通われていたことは
日本人会会誌『パピルス』で目にしていました。
そんな体験が元になって出来たようなひとつの家族をめぐる、主人公の成長ストーリー。
子供の目を通して見えるエジプト・カイロという街、人懐っこいエジプト人、
世界一の長さを誇るナイル河。
この本の中には、いろんな神様が出てきます。
エジプト人と神様の関係って。。。
たとえば、危険度が下がり、最近、ぽちぽち仕事が増えてきて、
日本語ガイドさんに仕事の依頼の電話をします。
うちのガイドさんは少ないので、仕事が来ると集中してしまうのですが、
そんなの本当に2年ぶりのこと。
1日に何度も
依頼の電話をかけることになりました。ガイドさんを喜ばせるために仕事をしているわけではないのですが、
これまでの閑古鳥が鳴いていた時期を考えると、仕事を依頼できることが
嬉しいし、喜ばせたい!!なんて思うのです。
そして、あとになって、感謝してもらいたい!なんて思っていたことに気づく(*゚ー゚)ゞ

彼らは仕事を得られたことを神に感謝します。
けっして、こちらが感謝されるわけではないんですよね( ´(ェ)`)
人と人がごちゃごちゃしてて、家族のつながりが濃くて、
でも、対ひとではなく、彼らの中では対神なんだなぁと感じた出来事でした。

上下巻、一気に読みきりました。
面白かったです。
興味深かったのが、カイロの日本人学校では(通ったことはないので、分かりませんが)
先生も生徒もみんな、さん付けで呼ぶとか!?
先生も、さん付け!?
日本人学校の先生にお伺いしてみよう。
この小説、エジプトが出てくるって程度じゃなく、重要な舞台となっています。
ぜひ、読んでみてください!!(・∀・)