アブディーン宮殿で生まれた最後の国王 フアード2世 | エジプトの旅行会社 トライウェイズトラベル

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カイロにあるアブディーン宮殿で

1952年1月16日に生まれた

現在スイスに住むフアード2世、アハマド・フアードは
生まれて半年でエジプト革命が起こり、亡命。 
ロイヤルヨット、マハルーサでカプリへ。


父の寿命を越え、現在62歳。



彼の父はファルーク、母はナリマン。
1951年に結婚、3年後に離婚。
ナリマンが離婚を望んだそうです。

父、ファルークの望みで一人息子、ファードと
ファルーク最初の妻の娘たち、3姉妹(異母姉妹)は
引き取られました。

その後、子供たちはスイスの学校へ。
父はイタリアに定住。

父とは年に数回会っていたそうです。

6歳のころ

13際のとき、父が急死。

亡命後、国に戻れない人たちがいる中で(イランのムハンマド・レザ・パァラビなど)、
エジプトとモナコのパスポートを持ち、自由に行き来できるそうです。

ファルークとよく似た外見とは正反対に、父親の社交的な性格を受け継いでいないそうです。
カクテルパーティーは苦手で、ナイトクラブへも行ったことがないそう。
王子として生まれたものの、ご本人もパリで不動産を持ち、コンサルタントの仕事をしていたこと、
年を重ねるに従い、結婚生活の破綻、安定した仕事の欠如、うつ病の発作を抱え
普通のひととして生きてきたアハマド・フアード。

母ナリマンと


この父の写真がお気に入りだそうです。

1937年戴冠式、アブディーン宮殿から群集へ挨拶しているファルークの姿。

亡命後、自分が生まれたこの場所を何度訪れているのかわかりませんが、
3年前にアブディーン宮殿を訪れ、

ガイドを務めたアブディーン宮殿のスタッフ、ハナンにこう言ったそうです。

『昔と変わっていなくて驚いた。
きれいに保存してくれてありがとう。』



また宮殿へ行きたくなりました:*:・( ̄∀ ̄)・:*:


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