この門はナポレオン3世皇后ウジュニーに敬意を表してつくられたパリスゲート
ウジュニーについては、過去のブログにも書いてあります。
『番外編 ウジュニー皇后見~つけた!!』
http://ameblo.jp/triways-3/entry-11612495370.html
ついにアブディーンパレス(ミュージアム)へ
行って来ました
そんな大袈裟なと思われるかと思いますが、エジプトのロイヤルファミリーおたくです
ワグディさんの車の中から
以前、足を運んだとき『開いてないよ』と言われた場所
今回、予約をして行って来ました。
オスマンスタイルのファトヒ・モスク
外側から
内側から
外からと内からでは、見た目が違います
モスクの内側はこちらからご覧下さい。
『やっぱり楽しい!!カイロ街歩き☆アブディーン宮殿にあるモスクへ!!』
http://ameblo.jp/triways-3/entry-11620008275.html
ひゃっ、ひゃっ、ひゃっ
なんてきれいな庭なんでしょう
アレキサンドリアのモンタザ公園を思い出しました。
気持ちのいい庭です。
3つあるミュージアムの中へドキドキしながら進むと
ここは、軍事博物館ですか!?
わたしたち、シタデルに来たのだったけ(°д°;)
ムハンマド・アリーモスクがあるシタデル内にある軍事博物館のような展示品
たまに、ファルーク王の結婚記念で贈られた剣があったりします。
彼らの膨大なコレクションだったそうです。
博物館の1つは武器、もうひとつは銀器などの工芸品。
こちらは、フティール用のお皿
フティールは、エジプシャンパンケーキと呼ばれるものであります!!
庶民の食べ物かと思っていたのに、王族も食べていたんだと感心しました
そして、ガラス工芸。
エミール・ガレの作品がたくさんありました
そして、最後のひとつは、アーカイブ。
こちらはフアード王が崩御した際の親書
アドルフ・ヒトラーから
ファルークの父、フアード王
ファルーク王
こちらはわたしが大好きなファウジィーヤの結婚式の写真
この宮殿であげられました。
ここを見たくて、行けるかどうか確認すると
「宮殿は政府の管轄だから、特別の許可が必要だよ。」
楽しみにしてた宮殿の中にまったく入れない!!
。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
その中でも、おたくのわたしが嬉しかったのは
ファルークやファウジィーヤの母ナズリ
ここ
ナズリが使用していたお部屋とバルコニーだそうです。
外からなんですけどね
そして、ここ
2階はファルーク王の妻の部屋。
ファルークは2度結婚しました。
最初の妻、ファリダ
そして、2番目の妻、ナリマン
妻の部屋と王の部屋は離れており、
ファルークの元へ行くために、2階の廊下を通っていったそうです。
イスラム教は4人まで妻がもてることになっていますが、ファルークはファリダと離婚したあと、
ナリマンと結婚しました。
まさかと思いましたが、ファリダが使っていた部屋をナリマンが引き継いで使っていたとか!!
元妻が使っていた部屋を使うって(*_*)
それは、ないわぁ、ファルークさん(´・ω・`)
ナリマンが結婚したときに着たウエディングドレスはダイアモンドがちりばめられたものだそう。。。
アブディン内の新しい博物館に、それが展示されるそうです!!
見ごたえがありそうです!!
新博物館ができるのは、来年
来年といっても・・・、期待せずに待ちます
とにかく、庭が素晴らしいアブディーンパレス
<パリスゲート内にあるシャンデリア>
工事中、改装中の箇所がたくさん見られた博物館。
一般公開は12月後半ということでしたが、1月にずれこむのではないかと予想します。
内側から見るパリスゲート
一般公開後、こちらから入退場するそうです
アブディーン宮殿博物館
エジプトのムハンマド・アリー朝に興味がないひとでも、
お庭をお楽しみいただけるかとおもいます(・∀・)