それでは11/10に吉祥寺MANDA-LA2までCAJUN MOON BANDを見に行ってきたので、いつものように感想等書いておきたい。
実は私はCAJUN MOON BANDのライブを見るのは今回が初めて。井上さんのソロライブに通い始めて１０年くらいになり、井上さんのファンサイトもやっているのにお恥ずかしい限り。
でも言い訳をさせてもらうと、このバンドは井上さん以外にも古田さん、尾上さん、柳沢さんもボーカルをとるので、「ライブにおける井上さん成分が低い」(笑)という理由から、自分の中の「ライブ行きたいバンドランキング」が低かったのと、今までなにかと巡り合わせが悪くて、見ることができなかった。
そんな訳でやっと自分の中のタイミングが合い、こうして見に来ることができました。フロアの真ん中あたりに席をとり、開演を待つ。
開演時刻をちょっと過ぎたところで井上さんをはじめとしたメンバー登場。前列中央に井上さん、両端が柳沢さんと尾上さん、後列に斎藤さん、古田さん、高橋さんという布陣。
以前から話には聞いていたがこのバンドはライブ前もライブ中も（もちろん打ち上げも）アルコールが入るのが当たり前だそうで、井上さんもすでに顔が赤かった。
「３年９か月か１０か月ぶりのライブ。ようこそいらっしゃいました」「リハーサルもやってないんですよ。当日ちょっと音合わせはしましたが」「もうプロですから。一流ですよ。私以外」とアルコール入っているせいか井上さんのＭＣも饒舌。
そういう訳で、メンバー全員がグラスを持ちステージ上で客席と「乾杯」と挨拶をしてからライブスタートとなった。
リハもしていないと言いつつも、曲が始まってしまうとそんなことはまったく感じさせない演奏だった。やはり全員一線で活躍するプロだけあって、このくらい余裕なのだろう。
セットリストはいつものように最後に書いておくのでそちらを参照してほしいが、１部では井上さんの曲は「CAJUN MOON」と「Monkey See, Monkey Do」だった。両方とも一時期ライブでよくやっていたが、最近はやってなかったのでここで聴けて嬉しい。１部は全７曲、約４５分くらいでした。
約１５分ほどのインターバルをはさんで２部開始。２部の１曲目が静かないい曲で、ウィンダム・ヒル（懐かしい）っぽくて良かった。また井上さんの曲は「蜃気楼の彼方」だった。この曲は中近東風のユニークなナンバーなので、メンバー的にも演奏するのも楽しいのではないだろうか。
途中高橋さんが一度ステージから下りて戻って来ず、高橋さんなしで何曲かやるハプニングもあったが、戻ってきた時には特に体調悪そうにも見えなかったので一安心。２部は全７曲、約５５分くらいでした。
アンコールは１回。井上さんの「甘い夜風に誘われて」「SMALL TOWN TALK」の２曲。両方とも井上さんのライブではおなじみの曲だが、CAJUN MOON BANDでも聴けて嬉しい。
そういう訳で、２部構成・アンコール１回のトータル約２時間のいいライブでした。
井上さん以外だと柳沢さんのボーカル曲が良かった。テレキャスのザックリとした触感のギターと男臭い歌詞がいい感じでした。
全体としては、いい意味でゆるい感じのライブで、リハしてないので「歌入るまでワンコードで」とか「（次のソロは）○○さん」とか演奏中にやってるのが面白かった。完全にセッション感覚というか、このくらいはやれて当たり前なんだろう。
またＭＣも多くて面白い話が多かったが、「ここだけの話にしておいて」ということなので、ここでは書かない(笑)。
それと、今回３年９か月か１０か月ぶりという超久々のライブを見ることが出来てラッキーでした。とても楽しかったので今まで見に行かなかったことが悔やまれるが、次のライブもぜひ見に行きたいと思う。
CAJUN MOON BAND 2022.11.10 吉祥寺MANDA-LA2
（第１部）
01.CAJUN MOON BANDのテーマ（インスト）
02.CAJUN MOON（井上）
03.ソウルフィンガーブルース（尾上）
04.GET OUT OF MY LIFE,WOMAN（古田）
05.曲名不明（柳沢）
06.Monkey See, Monkey Do（井上）
07.ALL OF ME（インスト）
（第２部）
08.曲名不明（インスト）
09.パンデったらパンデ（古田）
10.曲名不明（柳沢）
11.蜃気楼の彼方（井上）
12.世田谷DAYS OF SWEET BLUES（尾上）
13.曲名不明（古田）
14.だるい（柳沢）
（アンコール）
15.甘い夜風に誘われて（井上）
16.SMALL TOWN TALK（井上）
