それでは6/10に「井上富雄アコースティックライブ with 尾上
サトシ」を見に行ってきたので大変遅くなってしまったがいつ
ものように感想書いておきたいと思う。
井上さんのライブを見るのは昨年９月のBarrier Gates以来な
ので９か月ぶり。だいぶ間があいてしまった。この編成でのラ
イブはもう３、４回目くらいの筈だが、なかなか機会がなくや
っと見に来ることができた。そういう訳で期待は高い。予約番
号は遅かったが開場前から並んだこともあり、前から３列目く
らいの席を確保し、開演を待つ。
ライブは「Driving Me Crazy」から始まった。井上さん、尾上
さんともにアコギ。セットリストはいつものように最後に書い
ておくのでそちらを参照してほしいが、ソロアルバムから「あ
の丘の上」「上昇気流」を演ってくれたのは嬉しかった。この
へんはBarrier Gatesのライブでは取り上げてなかったので。
また、井上さんと尾上さんで半々くらいの割合でギターソロを
とっていたのは正直驚いた。ギターソロは全部尾上さんにまか
せるものだとばかり思っていたので。
その井上さんのソロもなかなか見事なもので、ギタリストとし
ても着実に進歩しているのがわかった。
また、新曲がたくさん聴けたのも嬉しかった。タイトルは聞き
取れなかったりＭＣでふれなかった曲についてはこちらで勝手
にタイトルつけさせてもらったが（笑）、「虹のかけら」は美
しいメロディーの曲でとても良い。「螺旋階段」はこれぞ井上
節とも言える曲で、この日披露された中では一番好き。「蜃気
楼の彼方」はエキゾチックな曲で新境地だと思う。開始前の二
人の掛け合いは大うけだった（笑）。
またカバーでは「CRAZY LOVE」が聴けたのは嬉しかった。ヴァ
ン・モリソンというかジェシ・エド・ディヴィスの曲だが、花
田ファンには流れのレパートリーとしておなじみ。この曲が井
上さんヴォーカルで聴けるとは感慨深い。ブルースのカバーは
どこかで聴いた覚えがあるのだがタイトルが思い出せない。
アンコールは１回。おなじみのカバー「Small Town Talk」と
「Across The City」の２曲。トータル１時間４０分くらいの、
いいライブでした。実はこの日は所沢で花田さんの「流れ」も
あって、散々迷った末にこちらを選んだのだが（花田さんごめ
んなさい）、そういう断腸の思いをしてでも来た甲斐のあるラ
イブでした。
井上富雄 with 尾上サトシ 2017.06.10 下北沢BAR? CCO
01.Driving Me Crazy
02.Back To The Sunshine
03.今日もまたこの街に夕暮れが訪れる
04.あの丘の上
05.土曜の夜と日曜の朝
06.夜間飛行
07.赤茶けた街の太陽
08.Crazy Love
09.虹のかけら（新曲）
10.寝ぼけまなこ
11.（ブルースカバー）
12.螺旋階段（新曲）
13.蜃気楼の彼方（新曲）
14.上昇気流
(アンコール)
15.Small Town Talk
16.Across The City
