それでは5/12に下北沢440まで井上富雄のバンドBARRIER GATES
を見に行ってきたので、いつものように感想等書いておきたい
と思う。
私はこのバンドの大ファンであり、ライブにも通っているが前
回の2/17の西麻布新世界でのライブには諸般の事情で行けなか
った。そのため見るのは昨年の10月以来で７か月ぶりというこ
とになる。久々のライブに期待は高い。
ライブは定刻をちょっと過ぎたくらいに始まった。１曲目は
「Back To The Sunshine」だった。セットリストはいつものよ
うに最後に書いておくが、１部では「星くず」「鼓動」が良か
った。「星くず」は久保田真琴と夕焼け楽団のカバーで最近レ
パートリーに加わった曲で、また聴けて嬉しい。「鼓動」は
以前はやっていたが一時期やらなくなり、最近になってセット
リストに復活した曲で、この復活は嬉しい。
また「ねぼけまなこ」はかなりゆったりめにアレンジされてい
た。１部は全６曲、約40分くらいでした。
その後約20分ほどのインターバルをはさんで２部スタート。
２部では「地上の楽園」「赤茶けた街の太陽」が良かった。
「地上の楽園」はCAJUN MOON BANDのレパートリーだそうで、
BARRIER GATESでは初お披露目になる。「赤茶けた街の太陽」
ではイントロをミスってやり直すハプニング（笑）もあったが、
それもまた良し。
また「夜間飛行」はアレンジが変わっていた。これも悪くない
が、個人的には以前のロックヴァージョンの方が好きである。
２部も全６曲で約40分くらい。
アンコールは１回。「Small Town Talk」「Across The City」
の２曲。特に「Across The City」はメンバーのソロをまじえ
た長尺の演奏で、圧巻の出来でした。
そういう訳で、全体で約１時間40分くらいのいいライブでした。
ただ、残念ながらお客さんの入りは良くなかった。某ＳＮＳで
井上さんは2000人からの友人がいる筈だが、そういう人はこの
時間どこで何をしているのであろうか。恨み言のひとつも言い
たくなる。こんなにいいバンドなのに。
あと、やはりフルアルバムに期待したい。未レコーディング曲
はたくさんあるし、特に「夜間飛行」「土曜の夜と日曜の朝」
「赤茶けた街の太陽」あたりはぜひ音源として後世に残るもの
にしてほしい。スタジオ入りするのが難しいのであればライブ
盤でもいいではないか。
Barrier Gates 2016.05.12 下北沢440
（第１部）
01.Back To The Sunshine
02.Fire Work
03.土曜の夜と日曜の朝
04.星くず
05.ねぼけまなこ
06.鼓動
（第２部）
07.地上の楽園
08.夜間飛行
09.赤茶けた街の太陽
10.Driving Me Crazy
11.Monkey See Monkey Do
12.どしゃぶり
13.甘い夜風に誘われて
（アンコール）
14.Small Town Talk
15.Across The City
