それでは11/3に渋谷gee-geまで井上さんのライブを見に行ってきたので、
感想等書いておきたいと思う。
井上富雄 & The Barrier Gateとしては３回目のこの日のライブ。メン
バーはヴォーカル＆ベースに井上富雄、ギターに尾上サトシ、ドラムに
田中元尚、キーボードにクジヒロコ、サックスにYUKARIEというメンツ。
前回の９月のクージーＱ祭りには行けなかったので、見るのは７月に同
じ場所で見て以来。
開演前には会場前に並び、前から２列目くらいのほぼ真ん中あたりの位
置を確保して、ライブが始まるのを待つ。
開演時刻を１５分くらい過ぎたところでメンバー登場。ライブの１曲目
は前回と同じだったが、この曲だけタイトルがわからないので、ここで
は歌詞の冒頭から「君の車に飛び乗って」と呼ばせていただくが、井上
さんのブンブンうなるベースが気持ちいい。
この日も前回と同じく２部構成で、１部ではPINK FLOYDのカバー
「SAN TROPEZ」や、井上のソロプロジェクトSTRUTTIN UNLIMITEDの曲で
ある「Alchemist」は前回聴けなかったので、今回聴けて嬉しい。
１部は６曲で、約４０分くらいだっただろうか。
約１５分くらいのインターバルをおいて２部スタート。２部はBLUE TONIC
の名曲「Orange Flower」から始まった。２部ではマイケル・フランクス
のカバー「MONKEY SEE MONKEY DO」なんてのも聴けた。こういう風にバン
ドのレパートリーに新しい曲が加わっていくのは嬉しい。
２部も６曲で約４０分くらい。
アンコールは３曲。BLUE TONICの名曲「Do It Yourself」「The Shadow Of Your Smile」
そしてソロの名曲「どしゃぶり」。ライブトータルでは約１時間４０分
くらいだっただろうか。いや、いいライブでした。
このバンドは始まった当初はブルー・トニック＆カバーといったレパー
トリーだったのだが、今のメンバーになってからは井上の全キャリアを
総括したレパートリーになっていて、そこが非常にいい。私はこれから
も出来る限りフォローしていくつもり。
井上のソロ曲は乾いた叙情性があり、そこにほのかにＡＯＲとかジャズ
とかファンクとかの要素がスパイス的にブレンドされている感じがして、
私は大好きである。ぜひこのバンドでアルバムを作ってほしいと思う。
そして次回は、今回もれてしまったブルー・トニックのセカンドの曲と
か、ジプシーズ時代の名曲「揺れる陽炎の彼方に」あたりも聴きたいな
あ、と思う。１２月にはブルー・トニック再結成もあるし、そちらも今
から非常に楽しみだ。
井上富雄 & The Barrier Gate 2013.11.03 渋谷gee-ge
（第一部）
01.（曲名不明）（仮題・君の車にとび乗って）
02.今日もまたこの街に夕暮れが訪れる
03.SAN TROPEZ
04.鼓動
05.夜間飛行
06.Alchemist
（第二部）
07.Orange Flower
08.Grey Turns To Blue
09.MONKEY SEE MONKEY DO
10.土曜の夜と日曜の朝
11.寝ぼけまなこ
12.Across The City
（アンコール）
13.Do It Yourself
14.The Shadow Of Your Smile
15.どしゃぶり
