triste1980のブログ

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好きな音楽や行ったライブについて書いてます。

それでは12/25に表参道The Moon Under Waterまで井上富雄さんのライブを見に行ってきたので、いつものように感想等書いておきたい。

井上さんのソロライブは今年の4月のツアー以来なので実に8ヶ月ぶり。この日は"Peaceville Christmas special night"と銘打ち、サックス奏者の田中邦和さんとの共演ということで、決まった時から楽しみにしていた。

そういう訳で、冷たい雨の中行ってきましたよ。私は初めて行く会場ということもあり、早めにお店に行ったので最前列のほぼ正面という好位置を確保できた(このお店は予約時に整理番号を発行しないので、基本的には並んだ順)。

会場の表参道The Moon Under Waterは花田さんも2回ほど「流れ」をやっているが、私は両方とも行けなかったので、どういうお店かも楽しみにしていたが、とてもキレイでオシャレなお店でした。開演までのBGMがジャズで、時々ジョニ・ミッチェルが混ざっているのが個人的にはポイント高い。
また店内は禁煙(電子煙草はOKとのこと)なのだが、「どこかで煙草吸えますか?」とお店の人に聞いたら、外に灰皿設置してくれた。そういう心配りが喫煙者にはありがたい。

そんなこんなで、いつも井上さんのライブでいっしょになる知り合いとお喋りしながら開演を待っていると、開演時刻を5分くらい過ぎたところで井上さんと田中さんが外から来て(店内に楽屋的なものはない模様)ライブ開始となる。
この日の井上さんはジャケットにラメの赤いシャツで、かっこいい。そのことにふれて「顔も赤くしてきました」と言って笑いをとる。待ってる間田中さんとお二人で飲んでらした模様。

1曲目は井上さん一人でブルートニックの「I GOT A LOVELY GIRL」。そして2曲目から待望の田中邦和さんとの共演となる。セットリストはいつものように最後に書いておくのでそちらを参照してほしいが、いつもの井上さんの弾き語りに田中さんのソプラノサックスとリコーダーが加わる(曲によって使い分ける形)ことで、サウンドに彩りが加わっていっそう曲の魅力が増していたと思う。

また井上さんと田中さんは同郷ということもあってか、MCでもお二人の掛け合いが面白かった。また田中さんが使っているリコーダーは正式名称はカバルといってブルガリアの楽器で、水牛の角と黒檀でできている、という話もあり勉強になった。

セットリストはいつものように最後に書いておくのでそちらを参照してほしいが、1部では(個人的には)「BRIDGE OVER DAWN」「土曜の夜と日曜の朝」「赤茶けた街の太陽」なんかが良かった。
特に「赤茶けた街の太陽」は「DIAMOND PLANET」ではレゲエバージョンで「渇いた寂寥感」を感じられる出来になっていて良かったのだが、弾き語り+サックスだと昭和のブルース風な感じになって、これがまた良い。
1部は全7曲。約45分くらいでした。

その後「この後2部開始まで、外に出るのも面倒なんでここにいます」ということで井上さん、田中さんはステージに残る。
ここで私は「今日のライブは写真OKですか?」と伺ったところ、「OK」とのこと。
私はその後煙草吸うために一度店の外に出て一服して、店内に戻ったら「じゃあそろそろ2部やります」とのこと。まだ10分もたってないないので驚いたが、待ってるだけというのも退屈だったみたいです。

2部は井上さん一人でブルートニックの「NIGHT AND DAY」。1部と2部のスタートがブルートニックの曲で一人で、というのはなかなか興味深い。
その後曲は「寝ぼけまなこ」「Let's go to the other side」と続く。井上さんのOKも出たので、最前列の私はお二人の写真撮影にもトライするが、写真下手なせいでなかなかいい写真が撮れない(笑)。その後お二人の爆笑トークで盛り上がっている最中にアクシデント発生。

急に後ろで「ガタン」と音がして井上さんが「おっとっとっと」と声をあげたので何かと思ったら、男性のお客さんがストゥールから崩れ落ちるように倒れ込んでいた。場内騒然となる。
その後お店の人やまわりのお客さんが協力してソファーに座らせる。幸いにも意識はあり、ご本人は「大丈夫です」とおっしゃるものの、話聞くと一人じゃ立てないとのことで、お店の人の判断で救急車呼ぶことに。
救急車到着後は救急隊員の方がてきぱきと動き、階段を運ぶ専用の担架(お店は地下1階でエレベーターなし)で運ばれ、友人の方が同乗されるとのこと。
救急隊員の方々の手際の良さに感心するとともに、迅速に救急車手配したお店の方に感謝したい。こういうのは下手をすると取り返しがつかないことになったりするし。

そんなこんなで約30分ほどの中断をはさんだ後にライブ再開。ライブ再開後の曲では(個人的には)「夜間飛行」と「蜃気楼の彼方」が良かった。「夜間飛行」は昔から大好きな曲だが、サックスが加わってめちゃくちゃ良かった。「蜃気楼の彼方」は中近東風の曲だが、田中さんのカバルがすごくいい雰囲気を作ってくれたと思う。

アンコールは一回。「遠ざかる我が家」と「甘い夜風に誘われて」をやった後、これで終わりかと思ったら「せっかくクリスマスなんで」ということでクリスマスソングを1曲やってくれて、これがすごく良かった。

「どこかで聞いたことあるよなあ」と思って憶えていた歌詞の断片から調べてみたら(今はその気になればいくらでもネットで調べられるから便利)ナット・キング・コールの「The Christmas Song」だった。

そういう訳で、途中アクシデントもあったものの、トータル約2時間弱の素晴らしいライブでした。井上さんも田中邦和さんとの組み合わせは手ごたえを感じていたようだし、実際すごく良かったので、またお二人でライブやってほしい。

また、井上さんがSNSで「ニューアルバムの音完成しました」と報告されていたので、新譜の発売日や発売記念ライブの話があるかと期待していたのだが、諸般の事情で発売時期は未定でバンドでのライブも未定とのこと。すごく残念だが、楽しみは来年にとっておこう。

またこの日は物販コーナーがあったが、私はCDもTシャツも全部持っているのだが、せっかくなのでブルートニックのTシャツと「sings blue tonic」のVOL.1~3を買わせていただいた。これは保存用にしよう。


井上富雄 2025.12.25 表参道The Moon Under Water
(GUEST=田中邦和)
(第1部)
01.I GOT A LOVELY GIRL
02.DRIVING ME CRAZY
03.BRIDGE OVER DAWN
04.土曜の夜と日曜の朝
05.浮世の習い
06.虹のかけら
07.赤茶けた街の太陽
(第2部)
08.NIGHT AND DAY
09.寝ぼけまなこ
10.Let's go to the other side
(中断)
11.狂える世界の果てを
12.夜間飛行
13.蜃気楼の彼方
14.シーラカンスの憂鬱
(アンコール)
15.遠ざかる我が家
16.甘い夜風に誘われて
17.The Christmas Song