花粉症対策と除電チューニングは似ています

花粉症を自分なりにどう克服したかを書きます。花粉の多い季節になりました、花粉症を持つ人は大変ですね。

私が花粉症と言う言葉を初めて聞いたのは1983年。友人がくしゃみと鼻水が止まらず、病院に行ったら花粉症と診断されました。「花粉症なんだよ」、「何はてなマーク花粉症って」という会話をしたのです。

ちなみに私の高校は生徒数が数千人というマンモス校。北の方には杉を使う産業があるから大量に杉が植樹されていて、今頃の季節は北風が吹くから、その花粉が大量に飛んで来て車の窓ガラスに付着するので、水をかけてワイパーで拭かなければいけないのです。道路もうっすらと黄色くなる程の花粉の量でした。

それ程のスギ花粉が飛散しているのに、高校時代に花粉症(アレルギー含む)の症状を持つ人など聞いた事がない、マスクをする生徒など殆どいない時代なのに…です。

私は医者ではありませんが、杉の木の多さだけの問題ではなく、人間の方の問題があるのではないかと考えています。口にするものが変ったのではないか、つまり食物や飲み物です。

静電気が花粉や他の物質を引き付けるのは良く知られています。テレビ番組でもどうやって花粉を取り込まないか、家に入れないかの特集がされています。

その方法の一つが静電気の除電。前述の通り静電気は花粉も埃も引き寄せます。フリース等化学繊維で出来ている服は静電気が多く発生するのは良く知られていますが、天然素材のシルクやムートン等の毛皮でも静電気が多く帯電します。

天然素材なら静電気が発生しないと思っている人が意外と多いですが、思い出して下さい。小学生の理科の実験で静電気を発生させるのに、エボナイト棒を毛皮で擦っていましたよね。今はフリースに代わっているかも知れませんが。

ちなみに私も花粉アレルギーを発症した事があります。秋の終わりに鼻水が止まらなくなったので、病院に行きアレルゲン検査をしたら、3~4種類のアレルギー因子を持っているのが分かり、その時は薬で抑えました。

ここで理解して欲しいのは、”アレルギーを発症する可能性はあるけれど、症状は出ない”という事実です。この意味はお分かりでしょうかはてなマークもう少し書けば、花粉症を含むアレルギーを発症する因子は持っているけれど、それを引き起こす原因物質の蓄積量が少なく発症していないので生活に支障はありません。

イメージして欲しいのが、底に穴の開いたコップ。ダウンコップの大きさは各個人のアレルゲン因子の許容量で、人によって違います。

                         

許容量を超えたら、くしゃみや痒み、鼻水等の”症状”として現れます。

底の穴の大きさは発症する原因を排出(取り除く)する能力。単に物理的に排出するだけでなく、ストレスをため込まない性格、発散出来る能力も穴の大きさを左右します。

このコップアップに蛇口から水(要因)を流し入れます。穴が空いているから、水は穴から流れ出ますね。注入量より排出量が多ければコップからあふれる事はありません。

その逆だと少しずつ水が溜まってやがてコップからあふれる、ダウンこれが花粉症やアレルギーが発症した状態という訳です。

コップが大きければまず発症しませんが、コップが小さくても底の穴が大きければあふれる事はない=発症しないという民間療法の考え方を知りました。

これを知ってから、元々のコップ(許容量)は運動する事で、穴を大きく(取り除く)する努力をしました。仕事をしている以上、ストレスはどうしようもない。趣味や温泉に行くなどストレスを減らす事も重視しました。

口に入れるものは、まず良い水を摂り、炭酸系のジュースは殆ど飲まないようにしました。加えて食品添加物・化学物質もなるべく摂取量を減らすよう気にしつつ、揚げ物も減らしました。つまり、食材も選びなるべく自宅で料理を作る。活性酸素が多く出る食べ物をなるべく控えるよう心掛けました。

野菜は元々好きなので問題なし、以前より根菜類を増やし、肉より魚の割合を増やし昔からある日本食を食べる頻度を多くしました。

このように生活習慣・食環境も改め、タバコを止めました。「よくタバコを止められたね」と言われましたが、「止めた」と決めればいいだけで簡単です。お酒はストレス発散の意味合いもある事にして、適度に呑んでいました。(笑)

その結果、あれから随分長く経ちましたが、花粉症も含めてアレルギーは一切発症しなくなり、「今年一番の花粉の飛散量」とニュースで大騒ぎしている中、マスクもメガネもせずに外出しても、一番酷くて目の端に少しだけ違和感がある位です。そのような時は目鼻を洗えば収まり、症状が出る事はありません。

私が行ったのは民間療法で、自分でその理屈が納得出来たので試しましたが、アレルギー反応が酷いと命に係わる事もあります。まずは病院で診察を受けて下さい。

発生量を減らす、発生した物は取り除く、そうするといい流れになっていいサイクルになるから楽しめる、これは乗り物の静電気の除電と同じなのですビックリマーク

発生源はゼロに出来るのかはてなマーク

花粉症の原因の発生量を減らすには杉やヒノキ等の本数を減らせばいいのですが、某都知事は「花粉症ゼロ」を選挙公約にしたものの、そうはなっていません。他でも○○ゼロがお好きなのですが、達成した事はあるのでしょうか。現時点では少なくとも数十年の時間が必要と思われます。

乗り物も同じで静電気の発生をゼロにする事は現在の技術では不可能です。少し減らせるのが、自動車やオートバイの外装に除電ワックスを塗れば、空気との摩擦が減って静電気の発生量が少なく出来ます。しかし、エンジンの無い自転車でさえ静電気が発生して走行に無駄な力を使っています。

ではどうすれば良いのはてなマーク

花粉症(アレルギー)のはまず医師に相談する。民間療法で全ての人が解決はしないと思います。私がやったのは薬の代わりにサプリメントを接種したとか、特定の食べ物を極端に多く食べた訳ではありません。前述の生活習慣・食環境の改善、ストレスをなるべく溜めないようにしたのです。何かプラスになる薬を摂るのではなく、良くない物(マイナス)を減らした結果だと思っています。

乗り物の徐電も非常に似ています。静電気はどうしても発生し、帯電してしまう。

それは防げないので、放電させて除電する。それを2012年から友人が研究し始め、私も静電気が悪影響を及ぼしているなんて知らなかったから、「これ(除電)は面白い」といろいろ走行テストもして評価しました。

ちなみに、私は元自動車メーカーのテストドライバーなので、同じ条件で比較走行しして評価も出来ます。おそらく彼は、テストドライバーの経験を持つ私に意見を聞きたかったのだと思います。

この放電技術の特許の出願をしたのは2014年4月、特許を取得したのは2018年12月で、大切なのは特許出願をした日なのです。トヨタ自動車が電源を使用しない静電気の除電で特許申請をするとは思ってもおらず、「こんな事をやっているのは我々くらい」と面白がってやっていました。

特許を取得出来たと聞いた10日位後に、ラジオで「トヨタ自動車がバンパーの裏側にアルミ箔を貼って静電気を除電して空気抵抗を減らす特許を取得した」というニュースを聞いて、「えっー、トヨタも同じことを考えていたのかビックリマーク」とビックリしました。ボディー外板の除電は特殊な除電ワックスで既にやっていたからです。

トヨタの電源を使用しない除電の特許申請日を調べたところ、どれも友人の申請日2014年4月23日より前の日付はありませんでした。つまり、この放電技術は後追いで考えたのではなく、独創的な物だという証明です。

ダウンは新型クラウンでもオプション設定がある除電シートの動画です。除電で乗り物の走行性能が向上するのは当たり前です。

その後トヨタ自動車の除電の特許を調べると、タイヤ、サスペンション、エンジン、ブレーキ、マフラー、車体と私達がやっていたほぼ同じ箇所の除電で特許を取得していたのです。私達は更にラジエターホース、ミッション、デフ、エアクリーナボックス(実用新案)等も除電して効果を確認しています。

友人はボルト・ナットだけでの特許ですが、車やオートバイの部品の多くはボルト・ナット止めですから場所ごとに特許を取得する必要はありません。ホンダはエンジンへの吸気で静電気の帯電で効率が悪くなるのを電源を使った除電で向上させるという特許を取っていました。除電で吸気効率を向上するのは遅くとも2013年までにはやっていました。それが前回書いたDax125にも施工したものです。

花粉症対策で静電気による付着を完全に防ぐには、今話題の半導体工場並みの除電設備が必要となります。一般家庭では不可能ですから、なるべく持ち込まない、排出してしまう。アレルギーになりにくい生活、体づくりが大切です。

車等の乗り物を完全に除電するのも不可能です。そもそもタイヤが路面に接地し、離れるだけでも静電気が発生(トヨタの特許文献より)してしまう。空気との摩擦、エンジンの圧縮・燃焼、排気、各部品の動き、冷却液やオイルの循環、ミッションの回転、チェーンの回転等など、とにかく動けば静電気が発生し、タイヤから路面への放電量が不足しているので、各部に帯電して動きに悪影響が出る。

それを発生源の近くで除電し続ければ、コップから水が溢れないのと同じで悪影響は最小限に抑えられる、それが除電チューニングなのです。

このように花粉症対策を自分なりに考えて解決した事が、乗り物の静電気の除電の研究を続けていく中で「花粉症の民間治療との相似点が多いな」と感じていました。

この民間治療をしていたので除電の理屈がスッと入って来たのは間違いありません。

除電チューニングの面白さを知ったお客さんから「帯電量をゼロに花粉症・アレルギー対策と同じでポイントポイントを押さえつつ、上のコップアップの中の水と同じくらいのレベルに抑え、溢れない程度のそこそこの状態でお付き合いをするのが良いのです。

よく「静電気の帯電量をゼロにしたい」と言われた時にはこう返しています、「静電気の除電は、そこそこでいいんですよ」

様々な要因で常に発生量が変化している静電気に合わせて除電する事は、今の技術では不可能です。それを、ダウンのトヨタの特許文献にあるグラフのように、除電し過ぎると効果が落ちるので、そこそこの所(最適地付近)で妥協するのが良いのです。

これはタイヤとホイールの除電をした結果、転がり抵抗が減って燃費が改善したという内容です。

転がり抵抗が多いと無駄なエネルギーを使うので燃費が悪くなる。どうやって転がり抵抗を減らすかを各自動車メーカーや土木の分野(舗装技術)でも研究しています。

様々な記事で除電を書いている人がいますが、「除電し過ぎになる」、「除電はそこそこで良い」と言っているのは私位ではないでしょうか。ちょっと齧った人は、除電グッズをたくさん付けて、「効果がありましたビックリマーク」と自慢していますが、そのグッズが本当に効果があるなら、アップのグラフの通り性能は低下するのです。

これを知るだけでも、当ブログを読む価値があると思います。

花粉症でも静電気でも発生して取り込む事はほぼ防げない、それならば排出・取り除く事の方がお財布にもやさしく簡単です。

日産ディーラーの店長が「転がり抵抗が減るなら、タイヤが長持ちしますね」と言いました。長持ちするだけではなく、タイヤダストの発生も少なく環境にも良い。

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