ハーレーからカブまで

かなりの長髪の方が通りがかりました。「これ(マジ軽ナット)、使ってるよ。ハーレーに付けている」との事。隣のご友人も「俺も使ってる」。除電チューニングのメッカは神奈川県だから、このような事をよく言われます。

エクスチェンジマートには1年以上出店しているので、興味があるかどうかは別として毎月出店しているという認識は浸透しているようです。

それでも毎月「静電気が性能に影響しているの。本当なのはてなマークというお客さんがたくさん来店されるのですから、いくらトヨタ自動車が同じような事で特許を取っているとはいえ、認知度はまだまだ低いです。

一方でマジ軽ナットファミリー(ヘビーユーザー)のお客さんも次々来て下さいます。前回書いた Hさん、Yさんもそうです。エンジンベンチで除電の効果を証明するデータ取りをして下さった N先生のご友人の Sさんもご来店。

Sさんはあらかじめ N先生からいろいろと聞かされていたのと「ブログを読んでいるので予備知識があります」との事。

印象に残った言葉は「マジ軽ナットを付けて乗ってから外すと、気持ち悪くて乗っていられない」のだそうで、何のためらいもなく自動車用2台分と金属製バルブキャップ、追加で自転車用(米式バルブ)もご購入頂きました。

後で聞いたのですが、電動のコーヒーミルも除電して効果を感じたそうです。私が電気関係も除電して効果があるのを知ったのは10年も前の事です。

N先生も自動車用2台分をお買い上げ。よほど友達と仲がいいのでしょう、よく貸してもらうサンバーバンに「勝手に除電チューニングをしてやる」(笑)そうで、それを聞いて大笑い。更に「マジ軽ナット(シリーズを)を勝手に付けてから外してやる」と意気込んでいました。

でも自腹を切ってでも友達に除電チューニングを教えてあげたい、伝えたいという人は意外と多いのです。

その理由は簡単で”今まで知らなかったけど、知ったら面白い”から。いくら面白くても2万、3万円となると自腹は切りにくいですが、ポケットマネーで面白く人を驚かせる。そして「教えてくれてありがとう」となるから、大の大人が夢中になってしまう。機械の技術や知識のレベルが高いほどハマる傾向があります。

5カ月ぶり位で来店された Iさん。マジ軽ナットを知る前から除電チューニングをしていた数少ないお客さんです。仕事の都合で遠方に滞在されていたそうで、ヤマハのWR250のアクセル半開時の引っかかりのような事象の質問を何度も受けています。

ネットが全くダメなので替わりに調べてあげて、どうやら加速ポンプの作動するタイミングに問題があるらしいというのが分かって来ました。

キャブに付いているらしい、スロットル開度センサーの構造についても、N先生に説明をお願いしました。さすが自動車科の先生です、詳しいだけではなく分かりやすい。Iさんが理解出来たかどうかは分かりませんが、私は理解出来ました。 

全く知らない同士がマジ軽ナットを通じて、フリマで何度も顔を合わせていると話すようになる。男性では飲み屋でもない限りなかなかないと思うのですが、そうなっちゃう。これも共通の話題と面白さがあるからなのでしょう。

お陰様でオートバイ用は完売。その後 Hさんのオートバイ仲間の Fさんも2台目の車用に追加購入。所有している車は両方ともジープなので、必ずデフが付いていますから是非デフの除電も効果が大きいので試して欲しいです。

唯一残念だったのが、先月来店された若い男性。除電に興味を持たれて、聞くとお父さんが「空自で航空機の整備をしている」そうで、私は自衛隊に除電チューニングを伝えたいので、自分のオートバイや車の除電箇所を見せたのです。間違いなくお父さんに話したと思うのですが、「そんな事あるはずない」と言われてしまったのか?

来店されませんでした。

除電をすれば、部品が少ない力で動くから長持ちする、効率良く動くから性能が上がる。部品が長持ちするから結果的にコストが安くなる、それも後付け出来るのです、防衛装備庁には伝えてはいるのですが、まだ認知されていないのかも知れせん。

東アジア情勢が緊迫しているからこそ、必要な技術だと思うのですが。

この日を迎える深夜に、「インシュレーターとミッションを除電したい」というお客さんからのオーダーが入っていました。効果があるからこそ面白いのだと思います。

まずはタイヤから除電して下さい。