まずは、スーパーカブから

 

まず、基礎知識です。静電気が帯電すると、物質の動きが悪くなります。

静電気でフリースが脱ぎにくくなる、ストッキングも同じですね。物質とは、気体・液体・固体です。

もう一つ、タイヤが黒いのは、車体に発生する静電気を路面に逃がすために混ぜているカーボンの色です。

除電の基本は、まず駆動を路面に伝えるタイヤ。いくらパワーがあってもプラスチック製のタイヤだったらどうでしょうかはてなマークいい走りは望めません。

タイヤの接地面積は普通乗用車でもわずかハガキ8枚ほどしかありません。そこから路面に逃がせる静電気は少なく、タイヤの本来の性能は余り生かされていません。

本来の性能とは、タイヤメーカーが設計時に算定している理想の性能です。

新品でさえそうなんですが、更に性能が低下する原因はゴムの劣化、摩耗や空気圧、そして静電気の帯電です。「静電気ではてなマークと思う方もいるでしょうけれど、冒頭をもう一度読んで下さい。ゴムも物質です。

もし、静電気の帯電がタイヤの性能に関係しないのなら、高価なカーボンを混ぜる必要などなく、元のアメ色のままで販売しているはず。乗り物好きを自認する人でも、それを知らない人がいるので驚いています。

帯電している静電気を除電(放電)するのがマジ軽ナット、特許庁のお墨付きです。

タイヤだけでも十分、走行性能はグレードアップしますが「タイヤでこれだけ体感出来るなら、他もやってみたい」というお客さんが出て来るのは当然です。

静電気は物質の動きに悪影響を及ぼすので、静電気の発生箇所で除電してあげると”地産地消”で効果が大きいのです。

エクスチェンジマートには、マジ軽ナットヘビーユーザーのお客さんが毎回来てくれます。そこでは、ブログには書かないもっと深い話をしています。すでにタイヤの除電の効果は理解されていますから、その先の話になります。

展示車両のTL125改175は、サスペンション、キャブとインマニ、シリンダーヘッド、エアーフィルターも除電していますから、「ここ、やってみたいラブラブ」というヘビーユーザーさんが何人もいらっしゃいます。

その一人のHさん。スーパーカブ、XL125R、軽自動車、4tトラックといろいろ試されて、何度もインプレションを頂いています。マジ軽クリップダウンを使って”どこを除電したら効果があるか”を確認しているのは、製造元とウチだけです。

このマジ軽クリップは有効な除電箇所を簡単に試せるスグレモノ、素晴らしいアイデアです。

お客さんに試してもらって「ここ、効果がありましたビックリマークという場所のボルト・ナットの受注になるので、お客さんも安心して注文出来るのです。

マジ軽クリップを使った、タイヤ以外の除電ポイントのインプレションを頂きました。

もちろん、基本のマジ軽ナットは装着済み。カブでも「スルスル(軽く)走る、振動の軽減、変速ショックの軽減、タイヤが軽く回る」等のインプレションは今までも紹介しています。

カブでエンジンの除電の走行テストのインプレションをお届けしますので、カブ主の方、参考にして下さいね。

アップのマジ軽クリップをシリンダーヘッドに取り付けてダウン走った、第一弾のインプレションです。このようにマジ軽クリップを付けて走ったそうです。

走行テストの評価は!?

・トルクが上がったみたいに感じた

・初めて初めてマジ軽ナットをつけた時みたいに、更にスルスル走る

・振動が軽減しているみたい

マジ軽ナット+マジ軽クリップでのインプレッションなので、マジ軽クリップだけを後で取り外して、元の状態に戻して再確認されるはずですが、効果を解説します。

静電気が帯電すると物質の動きが悪くなる、逆に言えば静電気が帯電しているなら、除電してあげれば物質の動きが良くなるという事です。

シリンダーではピストンの往復運動、シリンダーヘッドではカムやカムチェーンが回転しています。その他にもバルブ周りでも静電気は発生しています。エボナイト棒と毛皮を擦っているような状態という訳。

それを除電すると動きがスムースになり、無駄に使っていたパワーが減ります。その分がエンジンのパワーに上乗せになります。今までよりアクセルを開けなくても、同じ走りが出来ます。つまり、省エネになるという事。

試してみて変化がなければ、除電する必要はないからそのままでOK。ただ、気象条件その他によって帯電量は変わるので、そこは忘れずに。私は路面が濡れている時には走行テストはしません。チラシの一番最初に書いてある文と重なります。

タイヤエンジンでも除電したので、更に静電気の帯電量が減ってスルスルと走れた、という事です。スピードの上がり方が早くなるので、速度違反にはご注意をビックリマーク

物の動きがスムースになるのですから、振動は減って当たり前。タイヤとシリンダーヘッドの除電のダブル効果ですね。

今後はクランクケースやキャブ周り、マフラーやサスペンションも試して頂きたいです。まぁ、Hさんなら言わずともやるでしょうけれど。

マジ軽クリップの接触面は線接触です。これで効果があれば、マジ軽ボルト・ナットに交換すれば面接触となり、より放電量が増えます。

要は、マジ軽クリップ以上の効果があるという事。

もうお一人。カブ5台、BMWのバイク2台とNバンをお持ちのエンス―ジアストのMさん。行方不明になっていた車用のマジ軽ナットとマジ軽バンドが発見されたそうで、「同じ米式バルブだから、カブにも付けて下さい」と伝えたら、早速取り付けました。

チューブバルブと更にインテークマニホールドにもマジ軽バンドを取り付けたはてなマークようです。今度お会いした際に確認しますが、Nバン用に購入された、ラジエターホースを除電するマジ軽バンドをカブのインマニに付けたという事のようです。

その結果、「変速のショックがウルトラスムーズに成りました。吸い込まれるようにギヤチェンジします」との報告です。

今後は是非エンジン周りも試してもらいたいですね。

このように、静電気の帯電でギクシャクしていた各部の動きが、除電でスムースに動くようになる。ギクシャク動いているという事は、その分のエネルギーが無駄になっています。

スムースに動けば、無駄に消費していたエネルギーが走る方にプラスされる、”エネルギー保存の法則”を思い出して下さい。

エネルギー量は常に一定です、無駄が多いほど悪循環に陥ります。タイヤを少し引きずっている状態で走り、振動も多く、乗り心地も良くない。それが普通だと思っていないでしょうかはてなマーク

除電するといい循環に変わるので、タイヤは軽く回り、パワーロスが減って変速ショックや振動が軽減、結果的に運転が楽になって省エネになる。

ガソリンエンジンでは有効に使われているエネルギーは30%程度。あとは、熱になったり、摩擦や抵抗、機械の作動に使われています。その一部を減らせば、いい走りに繋がる、という訳です。

ちょうど連休中ですが、マジ軽ナットの効果は短距離でも楽しめますが、渋滞も多い長距離の疲労度は全然変わって来ます。ecoモードの車が増えている中、軽く動き出せるのがどれだけドライバーの負担を減らすかは、テストドライバーだっただけによく分かります。

車でもバイクでも”この辛さがいいんだ”という人以外にはおススメします。

こちらダウンは、2ストロークのNSR250の除電チューニングシステム ステージ I

キャブのインシュレーターバンド用とラジエターホース用のセットです。すごく気に入ってもらえました。

カブ用のチューニングシステム キットが出来るかも知れませんね。

でも、最初からこのような特注の除電パーツを販売する事は考えていません。一番の基本はタイヤだからです。タイヤならエアーバルブに取り付けるだけですから、ほとんどの方は自分で取り付けています。

他の除電パーツでは取り付ける方の知識や技量もある程度必要になります。それについてやり取りをしながら、話を進めて特注となります。

まずはタイヤで体感して下さい。「除電ってこういう事か!!」と納得頂けます。

ダウン簡単に購入出来ますので、是非どうぞ。

チューブレス・チューブタイヤも同じ米式バルブです。乗り換えたら、付け替えるだけです。

ご協力頂いたHさんに感謝致します。近々、同じくマジ軽バンドを試したXL125Rの記事。基本のエンジンは私のTL125と同じですから、いい結果になるでしょう。

5月5日(金・祝)相模原市 宮ケ瀬 鳥居原ふれあいの館のフリーマーケットに出店を予定しています。

天候による開催の中止の告知は鳥居原ふれあいの館のホームページでご確認をお願いします。

時間は9:00~15:00

問題がなければ、ウチのフラッグを立てるので目印になると思います。主催者から許可が出ない場合は、見回って下さい。工業製品を販売するのはウチだけでしょうから目立つと思います。初の出店ですので、展示車はありません。