オイルフィルターの除電

”除電で性能が上がるなんてあり得ない”という方もいるでしょう。でも、実際に除電で真夏のエアコンの設定温度が30℃でも効率化すれば十分冷える記事を書きました。

疑う方は、まずはこの動画ダウンをご覧下さい。トヨタの除電するシートの動画です。

このシートは新型クラウンにもオプション設定されています。私的には経営体制が変わった事だし、除電の特許を持っているトヨタにもっと頑張ってアピールして欲しいと思っています。

さて、ラジエターホースの流動帯電をマジ軽バンドで除電するとトルクが増えて、急な坂道とか立体駐車場でも今までよりアクセルを開けずに登れます。つまり、省エネという事ですね。

私が「何でラジエターホースを除電すると、トルクが増す上矢印のかはてなマークとテストドライバー時代を思い出しながら考えて「除電によってクーラント(冷却水)の流れる効率が良くなり、ウォーターポンプを回す力が減った分、トルクが上乗せになった」と立てた仮説を、除電の特許を持つ製造元の友人に話した所、「そう、その通り」という回答でした。ダウンで書いています。

これを付けるだけで立体駐車場での坂道発進がし易くなりましたし、一般走行でも今までよりアクセルを開けずに車が走ります。

ウォーターポンプが軽く回れば、ポンプ自体の負担、特にベアリングが長持ちする他、タイミングベルト/チェーンへの負荷も減りますから寿命が延びる。

ただ、単にトルクが増すというメリットだけではなく、個々の部品の寿命が延びる=コストダウンになるのが除電の面白いところ。つまり、コストダウンして性能が上がるのです。

ターボチャージャーの加給圧を上げてもパワーやトルクは増します。でも、燃料は悪くなるし各部品の負荷は増大します。つまり寿命が短くなる=コストアップになります。

除電は例えれば、気が付かずに2Lのペットボトルを背負って走っているマラソンランナーに、「その水は無駄だから、減らした方がいいですよ」と教えてあげて、空まではならなくても、1Lとか1.5Lを抜いてあげるようなもの。

そうすれば、もっと速く、もっと楽に、気持ちよく走れますよね。水を抜いてみて初めて、「そうか、気が付かなかったけれど、そうだったんだ」と分かるのです。

そう気が付いた人が、SNSやブログに投稿してくれています。是非、”マジ軽ナット”で検索してみて下さいね。

今度は「みんカラ」にマジ軽ナットのユーザーさんが投稿してくれていました。

私のブログを見て興味を持ち、いろいろとご質問にお答えしてエクスチェンジマートでお買い上げ頂いた方だと思います。ありがたいです。

一つだけアドバイスするなら、同じ金属製のバルブキャップでも、ウチがオプション設定しているキャップの方が、より放電しますので効果が高くなります。

2月19日開催予定のエクスチェンジマートに出店する予定ですので、是非金属製キャップを追加でお買い求め頂いて、それについてもインプレッションを頂きたいです。

みんカラのスクリーンショットです。ダウンリンクはその下にあります。

こちらのコメントアップに一点だけ訂正がありまして、たまたまフリマにいらっしゃった河野デジタル大臣がマジ軽ナットに「何ですか、これははてなマーク」と、興味を持たれて質問されたので、けっこう長く説明しましたがお買い上げには至っておりません。

おそらくフリマのような所では、「あそこは買ってくれたのに…」というような不平等にならないよう配慮されているのだと思います。その後、偶然、ボランティアの活動報告の場にもいらっしゃって、「このアップ時にマジ軽ナットを説明した者です」とご挨拶しました。写真はもういいですね。見たい方はブログ内を探して下さい。

話を戻して、ラジエターホースの除電がとても気に入ったので、それを伝えたら「これ付けてみな」と渡されたのがダウンです。

エンジンオイルはオイルフィルターでろ過して、オイルポンプでエンジンの各部品にオイルを圧送・循環させています。液体が流れますからここでも静電気は発生します、それを除電して効率良く循環させようというもの。

オイルやグリスは静電気が帯電すると粘度が高くなり(トヨタの特許文献より)、循環させるポンプにパワーが食われます。

フィルターの濾紙だけ交換するタイプは、だいたいは円筒形に飛び出していると思うので、その部分に取り付ければOK。塗装もしていないと思うので、導通もバッチリです。

ラジエターホースであれだけ効果があるのだからと、すぐに付けました。

作りは同じですが、大体はオイルフィルターの方が大口径なので、長いバンドです。

バンなので車の下に潜り込んで作業しました。マジ軽バンドを装着した写真がこれダウンです。

いつも行く立体駐車場を登ると、ラジエターホース用マジ軽バンドだけで登るよりも、更に楽に登れます。後ろに車がいなかったので、一旦停止して坂道発進のテストをしました。

通常はサイドブレーキを使って坂道発進をするのですが、フットブレーキで停止右矢印アクセルだけで不安なく登って行きます。

テストコースにかなり急な登坂走行があって、フロントフックを接地させないようにアクセルとブレーキをコントロールしながら走っていましたが、この二つアップがあったらどんなに楽に走れたかと回想してしまいました。舗装路はもちろんですが、悪路走行でも走りやすいはずです。

製造元から買った人は、アップを付けたホンダのフリードに子供を乗せて、あの宮ケ瀬の急坂(すごい峠です)をエンジン回転数2,000rpmまでに抑えても登れたそうです。

宮ケ瀬を知っている人なら、「おお、それは凄い」となりますね。

前回のオイル交換で高性能添加剤ダウンを入れ、オイルフィルターも交換した後なので、今回はオイルフィルターの塗装の上から取り付けましたが、次回のオイル交換時にはマジ軽バンドの部分だけ塗装を剥がそうと思います。その方が多くの静電気が流れるので更に良くなるはずです。

除電の特許を持つヨシムラのパーツメーカーの友人から教えてもらったのですが、K&Pエンジニアリングのステンメッシュ製オイルフィルターは、通常のオイルフィルターよりオイルの流れを邪魔しない構造だそう。それに交換すると吹け上がりが良くなったり、トルクが増すそうです。それはそうです、抵抗が減るのですから。

オイルの流動性を改善する事でメリットが生まれる、つまりマイナス面を減らして走りを良くするところが、除電と似ている点ですね。

ただし、いい値段しますし、手間もかかります。自分でエンジンオイル交換が出来る人向きでしょう。エンジン性能を上げるのもいいのですが、それを路面に伝えるのはタイヤしかありませんから、そこもチューンナップしたいですね。

マジ軽バンドのような除電の派生商品は、今のところはマジ軽ナットをお買いあげ頂いた方のみの直接販売とさせて頂いています。理由は全て特注で製造するからです。

まずはポケットマネーでマジ軽ナットの効果を確認ダウンして頂いて、それからステップアップして除電を楽しんで下さい。

除電って少しのコストで結構な効果。コスパが良いだけじゃなくて、面白いのです。

2月19日(日)厚木市あゆみ橋で開催予定のエクスチェンジマートに出店予定です。