自転車でも体感した I さん
I さんの続きです。
I さんのオートバイがそこまでひどい振動ならと、私が思いついたのがエンジンマウントをラバーマウント化する事。
「エンジンを下ろさなくてはいけないけど、他車のラバーマウントを部品で買って、エンジンマウントの穴を広げて付ければ、かなり改善しますよ」と言いました。これは除電ではなく、物理的に振動を軽減する策です。
激しい振動があればキャブレターのフロートチャンバー内のガソリンも振動し、ジェット類からちゃんとガソリンが吸えてないかも知れません。振動が多いオートバイで、油面の安定の目的でフロートチャンバー内にプレートが付いているのを見た事があります。
燃費についてはまだはっきりせず、「悪くなったかもしれない」。でも、除電で燃費に良い影響はあっても、悪い影響はないはず。だって、気体・液体の流れを改善して燃費が良くなる事はあっても、悪くなる筈がないではないですか。40~50km走って走ってからの不調の原因の可能性は、あとでもう一つ思いつきましたので、I さん連絡下さい。試して頂きたいです。
I さんが来店されて話しているうちに別のお客さんもみえ、I さんの写真は撮れていませんが、「今日は自転車を展示しているので、試乗しますか」と、YouTubeでお馴染みのシティーサイクルで試乗してもらいました。
今回はゆるい坂登りからにしました。まず、ノーマルの状態。「ペダルの位置も同じでお願いします。漕ぐのに必要な足の力を覚えておいてくださいね」。それで、5mちょっとだけの坂ですが登ってもらい、Uターンして戻ります。
英式バルブですが、作戦で空気を抜かずに「マジ軽ナット」を目の前で取り付けます。「ペダルもさっきと同じ位置からスタートして下さい」。
私が試乗に付き添う時は、このように完全に全く同じ条件にしてもらいます。
自転車だといつものクセで、押しながら乗る人もいます。正しく比較するには、完全に同じ条件で体感してもらう必要があるので、”どうぞ勝手に乗って下さい”なんて絶対にしないのです。それを書いたのがです。
次に乗ったのがマジ軽ナット付き。戻って来ると、「あっ、軽いですね自分の足だからはっきり分かる」。ライダー用の底の厚いブーツで漕いでも分かりました。
「バイクだとアクセル回せば走っちゃうけど、自転車だから分かりやすいです」。
「そうなんです。仮にオートバイは展示出来たとしても、このような場所では試乗は出来ないでしょう 自転車なら多くの人が乗れるし、自分の力だけだから分からない人はいない。それで自転車で試乗してもらっています」。
I さんは膝の状態が悪いのだそう。軽く漕ぎ出せれば膝にも良い訳です。マジカルナットの除電の効果を体験してもらい、会場に戻りながら燃費について話しました。
「燃費を比べるのは本当に難しいんです。だから説明に書いていません。燃費を比較するなら本当はオーバルのテストコースがいい、風が入りにくいからです。僕はそういうテストコースも走っていたから、知っています」。「ああ、なるほど」と I さん。
皆さんが燃費を気にするお気持ちはよく分かります。タイヤの転がりが良くなるのだから、燃費が改善してもおかしくない。事実、そういう報告もたくさん受けています。ただ、正確に燃費を比較するのにテストコースを借りるには、一千万円でも足りません。
それで、Hondaエコマイレッジチャレンジ 九州大会の公開されているデータをお見せしました。
同じマシン・ドライバーが1リッター換算で、去年に比べて80km以上走行距離が伸びています。もちろん、タイヤ用ナットだけの効果ではではないのも伝えました。以前書いたように、アーシングと除電ワックスも併用していますから。事実はちゃんと伝えないといけません。
その他いろいろと話しましたが、まだ二度しか会っていないのに、すっかり仲良くなりました。
I さんの愛車は他の除電もたくさんしていて、「どれがどう効いているのかはっきり分からない。それで、一度全部取って比べてみたい」という事でした。それで、日本酒の利き酒の話をしました。当ブログでも何度か書いています。
「日本酒の利き酒で、比べているうちにどれがどうだったか分からなくなるから、途中で水を口に含んでゼロに戻すんです。それと同じだと思います」。I さんは正しい比較がちゃんと分かってらっしゃる、信頼出来ます。
河野デジタル大臣が来店する前に長く話したもうお一方は、60代半ばとお見受けしました。ぶらっとSunSunマルシェに来たら、変わった物を見つけたという印象でした。
ご興味を持って頂いて、最初は家内が質問を受けました。「どういう物なの」、「タイヤにこれ(マジ軽ナット)を付けて、静電気を除電して回転を良くするんです」。おお、家内も随分と説明が板について来ました。
「でも、タイヤから地面にアースしているでしょう」おっ、この方は知識があるなと感じました。
世の中の殆どの人はタイヤがなぜ黒いのか知りませんから。思った通り、車関係のお仕事をされているそうです。
そこで選手交代。「そうです。仰る通り地面に静電気を流すために、タイヤにはカーボンが混ぜてありますが、実は地面には大して流れていないので、溜まってしまっている静電気を放電させるための物です。これ(マジ軽ナット)を付けて放電させるんです」。男性は興味津々といった反応。
「どこに放電させるの」、「空気中です」。明らかに、”面白い物みつけた”という感じでした。
トヨタのアルミ板から放電させる特許の事はご存じありませんでしたが、「あれは車体表面の静電気を除電して、空気抵抗を減らすのが目的です」。これ(ネジ止めするタイプ)はその部分をピンポイントで除電出来るのが特徴です」。そう説明し、チラシをお渡しました。
この方はお買い上げまでは至りませんでしたが、自動車のおそらく開発・研究の仕事ではないでしょうか営業では売り上げに追われて、実は車の知識は余りないのです。
お買い上げ頂いた方、頂けなかった方様々いらっしゃいますが、10年前に比べこの半年だけでも一般の方にも除電の知識が広まったのを体感しています。
残念だったのは、朝から強風で展示パネルを立てられず、飛ばされないようにテーブルに貼らざるを得なかった。YouTubeを流していたi Padも直射日光で温度上昇となり中止、風のせいで雑誌等を置く事さえままならなかった。今後はその対策を考えます。
次回の出店は、10月10日(㈰)神奈川県 大磯ロングビーチで開催される、エクスチェンジマートに出品する予定です。日が近くなったら、ご案内します。
昭和のクルマも同時開催の予定だそうです。