何をしても発生してしまう静電気

静電気が発生するには様々な要因があります。小学生の時に実験した、エボナイト棒を毛皮で擦る、下敷きで髪の毛を擦って遊びましたね。これを摩擦帯電と呼びます。車を降りる時に服とシートが擦れて帯電する。それで、ドアを締めようとすると”バッチッ雷と放電する、とても怖いです。

剥離帯電というと難しそうですが、サランラップを剥がして器にかけると、ピタ~っと張り付く。ロールに巻いてあるラップを剥がした時に剥離帯電が起きて、それで張り付くのです。ラップの場合はいいのですが、窓ガラスにフィルムを貼った時に、フィルムが静電気で家具に張り付いてしまった事があります。

物同士が密着すると起こる静電気もあり、これを接触帯電といいます。密着しただけで静電気が起きてしまうのは面倒ですね。

密着ではなく、粒子が強く衝突すると起こるのが衝突帯電。部品をサンドブラスト処理をすると、静電気が発生して厄介なので知っていました。ボックスには必ずアース線があり、地中に静電気を逃がしています。

噴出帯電は”電気の話”その8で書いた、印刷や塗装等で起こる静電気で、ノズルから勢いよく液体が噴出するだけで静電気が発生してしまう、厄介ですね。

物体に帯電物が近寄るだけで、接触していなくてもその物体が帯電する。誘導体電といいますが、言葉では分かりにくいでしょうか。イメージとしては、磁石の近くに磁性体があれば、接触していなくても磁気を帯びるのと似ていますね。

最後に転がり帯電ですが、回転物が物の上を転がると発生する。モーターとかベアリングなど。何度か”回転する物には帯電しやすい”というのは書いていますが、走るものの多くは車輪が回りますから、回転し続ける。だからタイヤにはカーボンを混ぜてあり、地表に静電気を逃がしているのですが、実際は意図するほどではない。

理由は舗装に使われているアスファルトは、タイヤの主原料と同じ石油由来だから電導性が低く、少ししか電気が流れません。

もし、発生している静電気が全て流れているなら、マジ軽ナットを付けても変化は起きません。逆を言えば変化があるのは、静電気が帯電している証です。

それを分かりやすく動画にしたのがダウンです。

様々な状況で起こる静電気ですが、ごく一部は私たちの生活に役立てている部分はあります。でも、どちらかというと厄介者の面が多いです。ならば、必要のない(邪魔な)静電気は取り除いた方が良い。工場では高額な”除電器”を取り付けて電気代も使って対策しています。

マジ軽ナットは電気0円、タダで放電し続けます。そして、小型軽量で固定できる特許製品。

一度取り付けたら、それが当たり前になってしまって取り外した人はいません。

自転車とか車いすは自分の力で動く、つまり”手足で体感”出来るのです。

体が不自由な方にこそ、転がり抵抗が軽減され、クッション性が良くなるマジ軽ナットを使って欲しいです。車いすを押す方も楽になるのです。

車いす用の販売も開始し、車輪用のマジ軽ナットはフルラインナップとなりました。ダウン

そのうち、ある家電用それもマニア向けのマジ軽ナットは秘密テスト中です。

マジ軽ナットの応用編も近々写真をアップします。タイヤだけじゃない、特許 帯電除去装置は様々なトラブルを減らし、効率化して生活を豊かにする未来の発展分野です。