エクスチェンジマートと水素クリーニング

今回は雨の心配はありませんでした。

5時少し前に会場に入りましたが、出店はまだ2列目。「こんなに少なくて大丈夫?」

と思いつつ、車を停めました。

するとエクスチェンジマートの責任者が声をかけて来ました。私の名前を覚えていらして驚きました。「すみません、マジ軽ナットをXに載せていなくて…」。

 

エクスチェンジマートの出店では、Xで開催の有無をポストする際に販売する物を表記して貰えるのですが、最近は3回に一回位しか掲載されない。仕方ないとは思っていましたが、それを詫びて来られたのです。

なんでも掲載の作業中の手違いなのだそう。「わざわざ謝って下さらなくて大丈夫ですよ」と返しました。

お客さんはSNSやブログで出店をチェックされています。エクスチェンジマートの公式Xはあくまで補うものですので。

とはいえ、エクスチェンジマートに出店し始めてもうすぐ4年の皆勤賞。主催者の方に名前を覚えて頂いたのは嬉しいです。

写真撮影は今回も教え子の出店の手伝いをしながら出物を探している、N先生にお願いしました。いつもありがとうございます

 

まずは出物がないか、ぐるりと周っていると…。

「おっ、ミニクロだ!懐かしいなぁ」とビクッと来ました。なぜかと言うと、私が15歳の時に無免許で乗った初めてのオートバイ。懐かしい想い出です。

これはカワサキ車ということ以外、見ても何だか分かりませんでした。確か「10」が入っていたような…。何とナンバー付きです。

周っているうちに「今日はイベントが多いんだよ」と話しているのが耳に入りました。そういえば、横田基地友好祭とはよく被ります。

梅雨入り前の時期という事なのでしょう。なるほど、気候は良いのにお客さんの数が今一つなのはそのような事情なのでしょう。

 

当店は準備に30分程かかります。タープを組み立ててテーブルを並べる、各種科学展根拠を掲示する。そんな設営中に最初のお客さんがみえました。

Uさん、スズキのススイフトスポーツに乗ってらっしゃると分かり、先月結構詳しくご説明しました。

先月、マジ軽バンドを取り付けが簡単な、ラジエターホースへの取り付けをご提案をしました。

 

多くの除電初心者の方は、「タイヤでの効果は分かった。でも、その次の場所も効果があるのだろうか?」という不安もあるでしょう。何しろ初めての事ですから仕方ありません。

そのような場合は「より体感の大きい」ところの除電をお勧めしています。これは車種によって異なりますから、自動車やオートバイの深い知識がないと出来ません。

今月も早朝にも関わらず来店されたのは、もちろん次の除電チューニングの相談です。

 

Uさんは「レンタルガレージを借りての取り付けを考えている」そうで、ラジエターホースの2個目とインタークーラーへの取り付けをお勧めしました。どうせアンダーパネルを外すのであればそのほうが効率的だからです。

それと足回りの除電の入口のスタビライザーリンク。どうせリフトで上げるのだから、ついでに取り付けた方がいいでしょう。価格も安いし。

このように状況によっての臨機応変さも考えます。

後日現車のサイズを測定して頂き、データを基に製作する事になりました。

早朝からのご来店ありがとうございました。

 

諸々の作業をしながら設営完了です。

 

エクスチェンジマートの面白さは、車・バイク用品はもちろん、工具や日用品、レトロを通り越して何に使う道具か分からないものまでが店頭に並ぶ事です。だから、当店のように何か分からない新品パーツは素通りされる事が多いのです。

出店者の数がどんどん増えて来てお客さんも増えて来た頃に、お二人で通りすがりに来店された方もいらっしゃいました。

展示してあるマジ軽ナットを見て、掲示物を見て、またマジ軽ナットを見る。

おそらくは「何に使ってどういう効果があるのか?」という感じでしょう。

車でもバイクでも多くの部品はナットやボルトで固定されています。これこそがこの特許の大きなメリットなのです。

 

今回の出店ではもう一つの目的がありました。それは早朝のテスト走行です。

エクスチェンジマートからは外れますが、新技術で面白いと思うので少しお付き合い下さい。

詳細は別の記事にしますが、エクスチェンジマートの数日前にトランスポーターの水素カーボンクリーニングを施工して貰いました。

混合気と一緒に水素を吸わせて燃焼させると、堆積したカーボンが燃えるのだそうです。

 

SHCCミーティングで来店されたのがきっかけで、スイフトスポーツ(ZC33S)のダートラ仕様に除電チューニングを施工しました。

その記事です。

 

結論から言うと、水素カーボンクリーニングは効果がありました!

施工後に周りをひと回り走ってみて、二つの効果が確認出来ました。

私のトランスポーターはタイヤはもちろん、エンジン周り、吸気、排気、駆動系と除電しており、負荷がかなり減っています。その結果、立体駐車場でもサイドブレーキを使わずに、ブレーキ⇒アクセルの踏み替えだけで坂道発進が出来ます。

この「負荷を減らす」という事の理解度が不思議なくらい低いのです。軽量化やローフリクション化も、重さや抵抗という負荷を減らす効率化の技術で、除電チューニングと似ています。

 

マジ軽ナットシリーズを採用しているタクシー会社では、この意味を理解されていて、運用コスト削減の目的で各部を除電しています。

先日納品した小さいサイズのマジ軽バンドは、コンフォート(タクシー専用車両)のパワステポンプに使っています。

この車はウォーターポンプと同様にエンジンの力で回転させています。当然、それらを駆動する分、エンジンの力は目減りしています。

消費しているエネルギーを減らそうとパワステを除電したら、エンジンの負荷が減って更にエンジンが軽く回るようになったと連絡を頂戴しました。

つまり、今までよりアクセルを開けなくても同じように走れるようになった。

パワステポンプで仮に3%のエネルギー消費を抑制したら、その分が走る事に使えますから、合計で6%の効率化になります。

現代の進化したエンジンでは、これは非常に大きいのです。だから体感出来る。

少しコストをかける事で運用コストが削減出来る、これを実行する経営者は意外と少ないのです。

 

エクスチェンジマートに向かう時は比較し易い条件なので、楽しみにしていました。

出発時間が同じ、走るルートも同じで積載重量もほぼ同じです。

早朝なので毎回車はかなり少ない。信号待ちでも多くて5台程度です。要は信号以外はまず止まる事はありません。

早朝で風もほぼ無風状態。この風というのも正しく比較するには厄介なのです

先月までと違うのは気温が少し高いので空気の密度、そして湿度。でも走行フィーリングの比較なら問題は無いレベルです。

 

去年の10月に完全燃焼させてから、アクセル開度(アクセルを開ける度合い)は通常走行なら1/5~2/5で十分になりました。5/5でアクセル全開ですから、本当にちょっと踏み込むだけです。

元々大きくアクセルを開ける車ではありませんが、非力な1.8Lのエンジンで大きなボディーを動かさないといけません。

除電をする毎にアクセル開度がどんどん減っています。それが更に少なくても今まで通りに走れます。それを噛みしめながら会場に向かいました。

過走行なので堆積したカーボン全てが取れた訳ではないとの事ですが、それはごもっとも。納得しました。

 

パンフレットを撮らせてもらいましたので、ご興味のある方はMSファクトリーまで問い合わせをしてみて下さい。

社長さんはとても気さくな方です。だから名刺を頂いて電話をしました。

水素クリーニングの機械を車に積んで、出張での施工も検討しているそうです。

まずは下のQRコードから連絡を取って下さい。その際には「トライスターズテック」、または「静電気屋さん」のブログを読んだとお伝え下さい。

社長さんからは「静電気屋さん」と呼ばれています。(笑)

 

 

エクスチェンジマートに戻り、初来店のお客さんは「これ、どう使うの?」というご質問だったと思います。

このような時には、各種マジ軽ナットの実物をお見せしながらご説明します。「これがエアーバルブです、そのネジにマジ軽ナットを締め込むだけです」。

初めて聞いた方は拍子抜けするでしょう。車一台でもマジ軽ナットを取り付ける時間は3分もかかりません。それなのに体感出来る効果がある。

通常のチューニングではあり得ない事です。だから「マジ軽ナット」なのです。

初めて説明を聞いてお買い上げに至る事は少ないですがそれでOK。

まずは除電という新しい技術があるのを知って貰う。パンフレットやショップカードから、ブログやネットショップも見て確認して頂くだけで構いません。

 

ネットショップBASEでは、お客さんがマジ軽ナットのレビュー(インプレッション)を書き込んで下さっています。

お買い上げ頂かなくて良いので、商品ページ一番下の☆のマークをクリック/タップすると、お客さんがレビューしたインプレッションを読む事が出来ます。

LED電球は少し値が張りますが、一度買えばかなり長く使えて消費電力も少なくて結果的には電気代が安く済みます。

このような事を「投資」と考えています。少し投資する事で出費を抑える事が出来る。

令和の時代の車への投資をご検討下さい。

トライスターズ テック powered by BASE自動車研究所の元テストドライバーが、タイヤに帯電している静電気を除電する革新的な特許製品、「マジ軽ナット」を販売しています。簡単に取り付けられて転がり抵抗が減少、省エネでスムーズな走行が出来ます。ブログに除電技術等について書いています。YouTubeではマジ軽ナットの取り付け方法が見られます。マジ軽ナットは科学情報出版 EV-tec.jpの電気自動車技術サイ…リンクtristarstech.base.shop

 

マジ軽ナット 自動車用とオートバイ用はメルカリでも購入出来ます。

 

 

サス コンプレッサーを自作する

もうすぐ走行距離10万kmになりそうなカブ90カスタムを修理しながら、各部の動きを良くする除電チューニングを施して記事を書いています。

カブの走りを良くするコンセプトは「ノーマルの形を崩さず、純正部品の動きを良くしてあげて走行性能を高める」事。

一見何もしていないように見えますが、各部の作動を良くすることで走行安定性が高まる、だから疲れにくい。コーナリングもイメージ通りにトレースするのを重要視しています。

 

過走行ですから、前後のショックアブソーバーからオイル漏れしていました。

フロントは中古と交換、リアは純正部品で調べたら廃版でした。ここで社外のサスペンションと交換するのが手っ取り早いのですが、コンセプトとは違うのでとりあえず現行のカブのサスペンションと交換しました。

ところがこのサスペンションは20㎜ほど長いのです。当然前が下がり気味となるのが気に入らない。それで「スプリングを入れ替えれば少し下がるのではないか?」と考えました。

 

シャコタンにしたい訳ではありません。コンセプトに反しますし乗り心地も悪くなるでしょう。あくまでオリジナルに近づける為の方策です。

この手のサスペンションはスプリングを内蔵するタイプで、「これをどうやって分解するのだろう?」というところから始めます。

「そんな事も知らないの?」と思われるかも知れませんが、私はカブ初心者なのです。スプリングが見えるタイプのサスペンションコンプレッサー(サスコン)は持っていて、旧車のレストアでは分解して再メッキに出しています。

 

ですからサスペンションの分解は初めてではありませんし、テストドライバーを辞めてから自動車販売店で働いている時には、しょっちゅうダウンサスに交換していました。なので、サスペンションを分解する際の危険性も知っています。

マジ軽ナットのお客さんでカブマニアの方に「カブのサスコン持っていたら貸して」と聞いてみたら、一人は「そんなの他のバイクのに交換してます」との事。それはコンセプトと違います。もう一人は「持っていない」で終了。

 

マニアでも持っていないのであれば、「じゃぁ、作るしかないな」と考え始めました。

このような場合は今までの経験の引き出しからポイントを書き出します。

・安全な強度

・安く作れる

・作業性の良さ

・安全性

・自分なりのアイデア

 

ホームセンターを見て廻りました。「いい素材で安いのはないかなぁ」とぶらぶらしたり、ネットで探したり。問題の一つは板厚です。

自分で加工するとなると、板厚2㎜はきつい。加工出来はするのですが、結構大変。

でもサスペンションを圧縮した力で板が変形してはなりません。

そこで思い付いたのが、薄い板厚でも強度が出るL形の素材です。板というのは同じ力でも平らな物とL型に曲がっているのとでは歪みの度合いが変わります。

言い変えれば、平板での掛かる力で歪まないだけの必要な厚みがあるのですが、L形にすれば強度が出るので、平板より薄くても大丈夫=加工がし易い=部品価格が安いという、三方良しになるのです。

 

「よし、それが良い。何かL形の素材はないか?」と探しました。このような場合はよく建材を探します。様々な種類があって価格が安いからです。

そうしたらありました。木造住宅の強度を高める「筋交い」というものがあります。

これは壁の構造物が四角形のままでは地震等の揺れで変形し易いので、斜めに柱を追加してトラス構造にする事で強度を高める。1980年代から日本の木造住宅では必ず筋交いを設けないといけない事になっています。

 

その筋交いを固定する金具があり、その中でも板厚1.6㎜の物を捜し出しました。

ただL形になっているだけではなく、角の部分にも強度を上げるプレス(矢印)がしてあって、なおさら良いのです。

あとは2種類のサスペンションを固定するだけの面積があるか、寸切りネジを通す穴をどこに空けるかというのも考え「これに決めた」と購入。

 

現物を見てもすぐには作りません。筋交いを固定する為のネジ穴が空いています。

「寸切りネジをどこに通すか?」を考えます。私の場合は現物を眺めて少し考えて置いておく、次の日にまた眺めたりお風呂で考えたりと、アイデアが降りてくるのを待ちます。

強度も考えているのに、寸切りネジの穴と既存の穴が被ってはよろしくない、たとえ強度的に問題が無くても…。

 

数日後に降りて来ました。「そうだ、寸切りネジを通す穴位置をずらそう」と思い付きました。

どういう事かと言うと、サスコン中央には当たり前ですがサスペンションをセットします。そして2本のネジを締め込む事でサスペンションのスプリングとショックアブソーバーを縮めます。

カブのリアサスペンションの場合は、その状態でスパナを入れて固定ナットを回さないといけないから、そのスペースも考えないといけない。寸切りネジを斜めに配置する事で、スパナが入り易くなるだろうと考えました。

更に2種類の太さのサスペンションにも対応しないといけません。交換する事が前提ですから。

 

サイズを計測して考えた結果、このプレート2枚では対応出来ないのが判明。もう一枚追加して3枚作る事にしました。

使う電動工具はハンドサンダーとドリル、図面を引いて位置を確認して削ったり穴を空けたりと近所迷惑です。

 

出来上がりはこのような感じです。L形にした事で作業する際に置いても安定するというメリットもあります。安全に作業するのに大切な事です。

もともと空いていたネジ穴を拡大して、寸切りネジの位置を並行ではなく斜めにしました。

これで、固定ボルトを緩める為にスパナを入れて、緩める際に一方で寸切りネジに当たってしまっても、もう一方にはどうにか入ります。作業性向上です。

締め込むナットの下にワッシャーが2枚入れてありますが、何故2枚なのか分かりますか?

 

サスコンで注意するのは急な動きで外れると危険だという事。ついついインパクトレンチで回したくなりますが、慣れていない人は止めた方が良い。勢い余って回り過ぎると外れる事があります。

散々車のダウンサス交換を経験している私でも、ここは手作業です。

 

作業初めのセットした状態です。L形なので足が出来て転がりません。

新しいカブのサスとは各部の直径が違うので、それに対応する為に取り付けの穴に棒を入れて回り止めにしています。要は回らなければ良いのです。

 

ねじ込んでいくとこのようにスプリングとショックアブソーバーが縮んでナットが見えて来ます。

 

固定ワッシャーに21㎜のスパナを入れて回します。寸切りネジの穴位置を斜めにした事で作業し易いのはいいですね。鉄とアルミなので、簡単に緩みました。

これで気付いたのですが、リアサスペンションは倒立なのですね、カブなのに。

 

最後にショックアブソーバーの頭の頭のナットを緩めて分解完了。

 

全バラした状態です。果たして入れ換えは出来るのでしょうか?

 

現行のサスペンションは忙しくて出来ていません。組み替えるかどうかは分解してからの話です。

今回はここまでですが、いかがだったでしょうか?

寧物は作ればいいのですが、それだけではなく効率良く安全な作業も考えるのが正解だと思います。

 

さて、並行して進めている物がありますが、下の写真は何だと思われるでしょうか?

そのうち記事にすると思います。

その他にも除電チューニングを試して評価しています。エキパイの除電、効くなぁ。

エコランで使うように言ってみます。

 

明日開催されるエクスチェンジマートに来られない方はネットショップでどうぞ。

各種決済、コンビニ払いも可能です。

マジ軽ナットはメルカリでも購入出来ます。自動車用、オートバイ用のみとなります。

5月17日(日)早朝午前5時より開催されるエクスチェンジマートに出店します。

このような感じでご説明しています、タイミングが合えばカブ乗りはもちろん、マジ軽ナットユーザーの話を聞く事も出来ます。

開催当日はネットでは公開していないエンジンベンチテスターで測定した除電前/後の性能曲線のグラフ、理論通りに除電して排気ガスの有害物質がほぼ無くなった測定器の写真もお見せします。

エクスチェンジマート詳細は下記リンクよりどうぞ。

http://exchangemart.hypermart.net/

 

 

 

静電気が流れて、次々と徐電される

大好評の特許解説シリーズ。除電チューニングを中心とするブログを書き始めて4年が経ちました。

ブログを始めても月に僅か20アクセス位でした。「素晴らしい技術なのに、興味を持つ人がこんなに少ないのか…」と、正直きつかった。

それが今ではアメブロだけでも平均で160/日アクセスは下りません。平均という事は当初の「月に20アクセス」の事も含めての平均です。

家内に勧められて2024年6月末から、アメブロと同じ内容をnoteにも掲載し始めました。こちらは公開から半年足らずで、ブログへの訪問者数が1万人を超えたと連絡がありました。もちろん、現在ではもっと増えています。

間違いなく静電気の除電について、日本で一番詳しく書き、読まれているブログです。

 

殆ど誰も興味が無かった除電チューニングという分野でしたが、結構多くの方が興味を持つようになりました。でもまだまだ「静電気を取ったからと言って…」という人も多い。

どうも「静電気」という名前が良くないらしい。「静かな電気」ですから、悪影響がイメージ出来ないようです、あれだけ動きを悪くしているのに…。

それで考案しました、静電気改め「留電気」。気体や液体の動きを留めようとする、部品の動きを留めようとし、無駄にエネルギーを消費させるからです。良いネーミングではありませんか?

 

お客さんによくこう言います、「オセロゲームのように、黒を白に変えるのが仕事です」と。

「除電でそんな事がある訳が無い」という黒の人を、「本当だ、変わった」という白に変える。その為には知識や技術を総動員して、「はっきり体感出来る」レベルの除電効果をもたらさなければなりません。

ネットショップでのリピート率はおおよそ50~35%。車やバイクの所有台数が1台と言う人の方が多いと思いますが、消耗品でも無いのにかなり高いリピート率です。

初めて使ってみて効果を感じなかったら、リピートにはならないのです。

 

マジ軽ナットの特許より後に、出願・取得したトヨタ自動車の特許の方が知名度があるのは歯痒い部分もありますが、その特許を知って頂く事で除電は確かに効果があるのを知って頂きたいので、難解な特許文献を分かり易く解説しています。

いつも通り、特許文献は青太文字にして、その下に解説を書きます。

 

【0023】
  ところで、自己放電式除電器10の電圧は自己放電式除電器10の周りの薄肉壁9の表面の電圧とほぼ等しくなっており、従って自己放電式除電器10の電圧はかなり高くなっている。一方、前述したように、空気は正に帯電する傾向があり、従って空気の一部は正の空気イオン(丸内に+で表示)となっている。この場合、空気イオンの電位と自己放電式除電器10の電位とを比べると、自己放電式除電器10の電位の方が空気イオンの電位に比べてかなり高くなっている。従って、空気イオンが図9Bに示されるように、例えば自己放電式除電器10の角部13に近づくと、空気イオンと自己放電式除電器10の角部
13間の電界強度が高くなり、その結果、空気イオンと自己放電式除電器10の角部13間で放電が生ずることになる。

自己放電式除電器(トヨタの除電方式の名称)の電圧は周囲の薄肉壁(プラスチック等の絶縁体)表面の電圧とほぼ同じになっている。これは、自己放電式除電器から静電気が放電された事で電圧が低下したので、周囲の非伝導部材と同等の帯電量まで電圧が低下したのです。

その後の「従って自己放電式除電器10の電圧はかなり高くなっている」という記述はおかしいと思います。前文で「表面の電圧とほぼ等しくなっており」と書いているのに、次の分ではそれを否定するような記述になっています。

もしかすると、パソコンで作成した文章の一部を、間違ってこの場所に転載してしまったのではないでしょうか?文脈からしてもおかしいのです。

 

今まで解説したトヨタの特許研究は3名のプロジェクトチームによって、短期間に何件も申請されています。

特許庁と言う役所の年内の申請期限である、2014年12月末に何件も申請しています。

私も研究所で働いていましたから分かりますが、大企業と言うのは計画通りに進める事に重きを置きます。

おそらく上から「主要な除電の特許申請は年内に終わらせろ」という通達があったのでしよう。そうでなければぎりぎりのタイミングで申請しないでしょうし。

特許は通常弁理士と言って、提出する分野の特許申請のプロに依頼して特許庁に申請します。期限が迫る中、大急ぎで申請文献を弁理士に渡した、弁理士も急いで申請しないといけない。トヨタですから、社内に弁理士はいるでしょう。

これはあくまで推測ですが、前の文章と反対の記述になったのはそのような理由だったのかも知れません。

 

前述したように、空気は正(⊕)に帯電し易く、それを図解では記号の+で示している。下図でも表面の空気イオンを+で示しています。

この場合、空気イオンの電位と自己放電式除電器の電位を比較すると、後者の方の電位の方がかなり高く、自己放電式除電器の角部に近づくと、電界強度が高くなり、その差によって自己放電式除電器から放電が生じる。つまり除電作用が起こる。


【0024】
  空気イオンと自己放電式除電器10の角部13間で放電が生ずると、図9Bに示されるように、空気イオンの電子の一部が自己放電式除電器10内に移動するため、空気イオンの正の帯電量が増大し(丸内に++で表示)、自己放電式除電器10内に移動した電子によって自己放電式除電器10に帯電している正の電荷が中和される。一旦、放電が行われると放電が生じやすくなり、別の空気イオンが自己放電式除電器10の角部13に近づくと空気イオンと自己放電式除電器10の角部13間でただちに放電が生ずることになる。即ち、自己放電式除電器10の周りの空気が移動していると、空気イオンが次から次へと自己放電式除電器10の角部13に近づき、従って空気イオンと自己放電式除電器10の角部13との間で継続的に放電が生ずることになる。

空気イオンと自己放電式除電器の角部で放電が生ずると、図9B(上図の下の図解)

のように、空気イオンの電子の一部が自己放電式除電器に移動して空気イオンの正の帯電量が増大し、自己放電式除電器に帯電している正の電荷が中和される。

要は、自己放電式除電器から放電すると電気的に中和されるのです。

この理屈は電源を使用しないマジ軽ナットでの除電と同じですが、ホンダでは電源を使いプラスイオンをセンサーで計測して、それに見合ったマイナスイオンを注入して電気的に中和させるという特許を取得しています。

 

 

一旦放電が生じると放電し易くなり、次々と静電気が流れて放電が続く。

これを不思議に思われるかも知れませんが、電気の特性なのです。いわば、電気の通り道が出来るようなもので、一度道が出来ると電気も流れやすくなる、除電でここまで理解している人は殆どいないと思います。

ですから、繰り返し「除電し過ぎはダメ」、「除電すればするほど良くなるというのは間違い」と繰り返してアナウンスしています。

上の図は以前解説したトヨタのタイヤ・ホイールの除電特許仲にある、タイヤの転がり抵抗と燃料消費率のグラフです。総外周長というのは、自己放電式除電器の長さです。

これでみても分かるように、自己放電式除電器の面積を増やすにつれて除電量も増えていき、転がり抵抗が減るので燃料消費率も改善していきます。でも、最適値を超えてしまうと、除電し過ぎの状態となり、次第に転がり抵抗が増して行くので燃料消費率も悪化していく。

除電パーツを販売するショップが増えていますが、中には「除電すればする程効果がある」とたくさん売ってしまうところもあります。もし、それが「本当に除電効果があるのならば(笑)」除電し過ぎとなり性能が悪くなる、動きが悪くなるはずです。

トライスターズテックでは過除電になる恐れがあれば、お客さんからの要望があっても「そこはもう止めておきましょう」と説得します。

商売ですから数は多く売れた方が良いのですが、正しい除電を広めるのも目的ですから後者を優先します。


【0025】
  空気イオンと自己放電式除電器10の角部13との間で継続的に放電が生ずると、自己放電式除電器10に帯電している正の電荷が次から次へと中和され、その結果自己放電式除電器10に帯電している正の電荷量が減少する。自己放電式除電器10に帯電している正の電荷量が減少すると、自己放電式除電器10の周囲の薄肉壁9の表面上に帯電している正の電荷が自己放電式除電器10内に移動し、従って自己放電式除電器10の周囲の薄肉壁9の表面上に帯電している正の電荷も減少する。

その結果、自己放電式除電器10および自己放電式除電器10の周囲の薄肉壁9の表面の電圧が徐々に低下していくことになる。このような自己放電式除電器10および自己放電式除電器10の周囲の薄肉壁9の表面の電圧の低下作用は、自己放電式除電器10の電圧が低くなって放電作用が停止するまで継続し、その結果、図8Bに示されるように、自己放電式除電器10の設置箇所を中心とした破線で示す限られた範囲内の薄肉壁9の表面の電圧が低下することになる。この場合、図8Cに示される例では、自己放電式除電器10に帯電している正の電荷量が減少すると、自己放電式除電器10の周囲の薄肉壁9の表面および裏面上に帯電している正の電荷が自己放電式除電器10内に移動し、その結果、薄肉壁9の表面および裏面の電圧が低下することになる。

自己放電式除電器で継続的に放電すると、自己放電式除電器に帯電している正の電荷が次々中和されていき、自己放電式除電器の帯電量が減少する。

すると、自己放電式除電器と接触している絶縁体の表面上に帯電している静電気が自己放電式除電器に移動するので、周囲の絶縁体の正の電荷も減少する。

この現象をイメージしやすいようにご説明すると、熱したフライパンに冷えているフライパンを接触させると、熱が冷えたフライパンの方に移動して、熱かったフライパンの放熱が早く進みますね。

熱の移動ではないですが、静電気も移動するのです。

このような電圧の低下作用は、自己放電式除電器の電圧は低くなって放電作用が無くなるまで継続し、その結果、図8Bに示されるように自己放電式除電器を中心とした絶縁体の表面及び裏面上に帯電している正の電荷が自己放電式除電器に次々と移動し、周辺の絶縁体の表面・裏面の電圧が低下する、つまり除電される。

 
昨日、テレビでガソリンスタンドで給油をしようとしたところ、発火して設備の一部を燃やす火事になったという事故を放送していました。
    
                     出展:日本テレビ シューイチ
火災が発生したのはゴールデンウイーク中の5月4日で、発生時間は午後一時前。一番気温が高くなる時間帯です。
この日の東京の最高気温は28.4℃。火災の原因は、給油中に静電気によって引火した可能性があるとして原因を調べているそうです。
 

その後火災を起こしたドライバーの妻に取材をして再現した番組の動画があります。

この取材によると、トラックでの配達時に使った毛布7枚をたたみ、助手席に乗せて車を運転、ガソリンスタンドに着いて備え付けの静電気除去器に触れずに給油キャップを開けたところ、発火したそうです。

当ブログで何度も書いている「フリースを脱ぐ時に静電気が起きると…」と同じ状態になっていたのです。毛布も石油が原料ですから。

このドライバーは顔と手にやけどを負ったそうですが、自動車自体が除電されていたら防ぐことが出来た事故かも知れません。

 

「パチッ」とはならなくても静電気は各部品の作動で発生して帯電しています。
「静電気は冬だけの物だろう?」という方も多いのですが、誤った思い込みで、この火災がそれを証明しています。
だから真夏でも除電の効果は継続されます。というか、「夏になったから、マジ軽ナットを外そうか」というユーザーさんは誰一人いません。
いくら車体を除電しているからといっても、私は給油の際には必ず放電器に触れて静電気をアースに流しています。
 
中東の不安定化でも日本は過去の経験から原油の備蓄量が非常に多く、今のところ燃料代は異常な値上がりにはなっていません。でも暫定税率が継続されていたら、とっくにガソリン200円/Lは超えています。
例えば香港では円換算でガソリン630円/L位だそうです。そして香港を持つ国では深刻な原油不足で航空会社の運航をかなり減らしているとの事。日本に飛来すれば空港で給油は滞りなく給油してくれるのに何故運航しないのか?一説には「日本まで飛ぶ燃料が無いのでは?」という憶測まで飛び交っています。
因みに、ジェット燃料をガソリンと勘違いしている人がいますが、ジェット燃料はケロシン、ほぼ灯油と同じ成分です。それを米軍ではGP-4と呼んでいて、海軍の戦闘機はもっとパワーが出るGP-5を使用しています。
 
マジ軽ナットを取り付けるだけで、タイヤの摩耗が少なくなる。何でも値上がりしている今だからこそ必要な「マジカル」なパーツです。

マジ軽ナット 自動車用とオートバイ用のみ、メルカリでも販売しています。

お知らせ

5月17日(日)早朝午前5時より 神奈川県厚木市 あゆみ橋で開催予定のエクスチェンジマートに出店の申し込みをしました。
天候による開催の有無は、開催予定日前日の13時にエクスチェンジマートのホームページで発表となります。
開催当日はネットでは公開していない特許証と、エンジンベンチテスターで測定した除電前/後の性能曲線のグラフ、理論通りに除電して排気ガスの有害物質がほぼ無くなった測定器の写真もお見せします。

なお、掲示物の写真撮影はお断りしております。

 

 

良い工具は人を助ける 

過走行のスーパーカブを修理しながら、テストドライバー視点で改善、本業の除電チューニングの記事を書いています。

カブ初心者なので詳しい整備内容は先輩方にお任せして、余り記事になっていない内容を書きます。

ゴールデンウィーク中に大きな作業をする方も多いので、参考になれば幸いです。

 

「その13」で、工具の写真を掲載しました。何に使うかお分かりになりましたでしょうか?

この工具を何に使うか分かる人はかなり少ない筈です。

答えは、バイクのスタンドのスプリングを脱着するSST(特殊工具)です。「そんなのいらないだろう、マイナスドライバーで十分だ」という人もいるでしょう。

でも工具というのは効率化で時間を節約する、安全に作業出来る事で怪我を防ぎ、他の部品に傷を付けないというメリットもあります。まるで除電チューニングのようですね。

一生に一、二回しか使わないのなら必要無いかも知れませんが、この工具を使うきっかけになったのは、随分昔の苦い経験です。

 

今では二流・三流の工具が簡単に手に入りますが、平成の初め位までは安い工具屋さんは少なく、ネットも無かったから情報も入らない。それで多くの人がやっているように、マイナスドライバーやフックでスプリングの取り外しをしていました。

大型車だとスプリングが強いので恐々作業していましたが、 ある時に「バチン!」とスプリングが外れて指を怪我してしまいました。作業どころではありません。

1980年代からスナップオンの名が一般にも知られるようになり、正規輸入代理店はもちろん、並行輸入した工具を車に積んで移動販売をするようになりました。

もちろん購買者のメインは自動車・バイク販売店。ちなみに研究所のメカニックは工具は自分持ちなのですが、多くの人は国産メーカーの工具セットを使っていました。研究所内でも盗難があるからです。

 

スナップオンは移動販売と永久保証の謳い文句で販売、個人でも憧れの高級工具を使い始める人が出始め、友人でもスナップオンの物なら何でも欲しいというコレクターがいました。

豆知識ですが、スナップオン発祥の米国では、確かに高級工具ではあれけれど「永久保証」での販売ではないのだそうです。ですが、信用度が高くNASAや軍事部門では正式採用されています。

私自身はスナップオン信者ではありません。確かに良い物が多いのですが、例えば握り物(ニッパーやペンチ)はKNIPEXが優れているし、叩きもの(タガネ系)ならばPBを信頼しています。

自分の使う範囲で、コストや使用頻度も考えて選択していますが、狭い空間での作業や「ここぞ」という時の安心感が違いますね。

 

スナップオンを個人で毎月大量に購入していて、正規代理店の所長が挨拶に出向くようなお金持ちのバイク仲間がいて、この工具を勧められました。

実際に見せながら、「簡単なんだよ、この穴をスプリングが掛かっているところに入れて右に回す。ほら、もう取れた」。

「凄いですね、これ!」、「そうだろう、簡単に外れるんだよ」と言って、今度は外したスプリングを取り付けるのも見せてくれました。

 

それを再現する形で、写真と解説をご紹介します。きっと「そうなんだ、スプリングは力ずくでやればいいと思っていた」という人、続出だと思います。

何も怖がる必要も無く力も要らず、いとも簡単にスプリングが外れます。その時間およそ2秒。

 

先端はよく考えられた凹形状で、スプリングが溝に入る構造になっています。

 

反対側の先端は出っ張りに引っかかり、安定する形状の爪になっています。

 

スプリングの取り付けには反対側を使います。

 

この絶妙な曲がり具合で、上手く力を逃さずに安定してスプリングを延ばしつつ滑らせる。表面がザラザラなのも接触面積を減らして、摩擦係数を下げる為でしょう。

スプリングを引っ掛ける出っ張りのところに、先端の爪を引っかけて滑らせると…。

ググっと音を立てながらスプリングが伸びて、外れる事無く引っかかります。

これも怖がる必要はありません、少し力は要りますが。時間は3~4秒でしょうか。

滅多に使わないのですが、いざという時には役に立つ。このような工具もご紹介したいと思います。

 

自分のカブの除電チューニングの方は出店が続いたので進んでいませんが、ゴールデンウィーク中でも発送していますから、カブを発送業務に使っています。

用足しにも便利ですし、桜が咲き出した時にはひと走りして来ました。

フロントサスペンションを除電して動きが良くなった事で走り易い。どうしてもスピードを出してしまいます。

そんな中、マジ軽ナットファミリー(ヘビーユーザー)で、ライディングアドバイザーの著作のあるOさんから連絡がありました。noteで記事を書いておられて、マジ軽ナットシリーズも何度も記事にされています。

Oさんは、飛行機が空気との摩擦で静電気が発生・帯電するので、その解決策として「放電索」という、ひも状又はスティック状の物から空気中に放電して、機体を除電しているのをご存じだったそうです。それでマジ軽ナットにも興味を持たれた。

「飛行機は空気中に放電しているが、車やバイクはどうなのだろう?」と思われたのでしょう。

乗り物が動くと静電気が発生し、それが故障や効率悪化の原因になるので、何らかの方法で除電しないといけません。飛行機の除電の記事です。

 

Oさんは海外でのレース経験もあり、ライディングスクールを受講するほどの熱心な方で、ライディングの著作もあります。

マジ軽ナットをよく理解され、ツーリングに行った際には居合わせたライダーに勧めてらっしゃるそうです。このような熱烈なマジ軽ナットユーザーさんは全国にいらっしゃいます、ありがたい事です。

 

地元でスーパーカブの耐久レースがあるのを知ったそうです。そういえば、トモさんが自走で参加した奈良カブミーティングも近々開催されるとか。

当ブログのカブの記事を読んで、家にヤマハのカブ版のメイトがあるのを思い出し、調べたら参戦出来るレースがあったと連絡が来ました。

「それならば、レギュレーションに抵触しない範囲で除電パーツを提供しますよ」と返答し、二つ返事で話が進みました。

メイトとはいっても2ストロークではなく、4ストロークOHCの自動遠心クラッチでチェーン駆動。

基本的な構造はカブと非常に似ているものの、カブに比べるとメイトは非力なのだそうです。それはそうでしょう、販売年数と販売台数が段違いですから。

そんな非力なメイトでも、除電チューニングを施して負荷をどんどん減らす、走り易くする、効率を良くしてタイヤの性能を上げる、各部の動きを改善すれば勝機はあるだろうと考えました。

 

やり取りをしているうちに、早速記事を書いてらっしゃいました。

早速、写真を送って頂き、様々な場所を指定してデータを貰い、揃ったところで一式を発送しました。そして、何をどう施工するのかのご説明もしました。

その説明文を読まれて「僕が(noteの)記事に書いたことの15倍ぐらい繊細だったので驚きました」とのメールが届きました。

そう、ただ除電する物を取り付けるだけでは話にもなりません。除電チューニングは理論に基づく総合力なのです。ブログを読んだり写真を見たりして真似しておられる方がいらっしゃいますが、そんなのでは話にならない。

そもそも真似されても除電の効果が出ない範囲に留めて、ブログを書いているのです。

以前は「書いているのは除電技術の6~7割」と書きましたが、現在ではもっと進化していますから、概ね半分位です。

それが「15倍ぐらい繊細」という表現に現れています。

 

その進化した除電を基本のタイヤで検証したインプレッションも届きました。

ご本人は驚かれたでしょうけれど、理論通りのインプレッションです。「そうか、その手があったのか!」と思われたと思いますが、実はこれはHondaエコマイレッジチャレンジのレースカーでも採用済みです。顧問の先生に伝えたのはもちろん私です。

タイヤだけで勝敗が決まる訳ではありませんが、総合的にバランス良くしていくのは乗り物に限りませんよね。

タイヤの除電でユーザーさんの一番多い表現は「タイヤがしっとりする」。これは静電気の帯電でゴムの分子の動きが悪くなるのですが、除電する事で分子が良く動くようになるからです。それがシートを通して感覚で分かるのです、もちろん車でも。

 

サッカー日本代表もそうですが、体格やパワーで比べたら、欧米、南米、欧州、アフリカには敵わない。でも日本人独自の特性を考えられる監督がいて、上手い具合にバランスを取り、選手の能力もあってチーム力を高めて強豪国に勝ち続けています。

実は除電チューニングには様々な現象や出来事も参考にして取り入れています。

これを例えるなら、テーブルに広げたハンカチの真ん中を摘まんで持ち上げる、そうすると富士山の形のように周辺も引き上げられる。その形が理想的になるように各部のバランスを整える。

車やオートバイの深い知識がないとアドバイス等出来ない事なのです。

 

カブミーティングに行っても気付かない除電チューニング。タイヤを除電するとタイヤの転がりが良くなって、振動をより吸収してくれる。ツーリングにももってこいです。

目立つ事が目的ではなく、性能を向上させるパーツ。スムーズで走り易くする事が、結果的に楽しくて疲労度も少なくなります。

もちろん、自動車でも同様です。

そのような本格派のマニアの方はネットショップでどうぞ。

マジ軽ナットはメルカリでも購入出来ます。自動車用、オートバイ用のみとなります。

 

 

これぞレーシングカーの走り

1ヒート目でセリカ1600GTが途中で止まってしまいました。このセリカはよく参戦しているのですが、スタッフに押されて退場。そんな事もあります。

レースが続く中、お客さんが次々来店されます。

写真はありませんが、このような方もいらっしゃいました。

 

ポルシェのロゴがデザインされているシャツを着てらっしゃいました。除電のご説明をしていてそれに目が止まり、思いだしてこう言いました。

「ポルシェの服を着てらっしゃいますが、六本木にポルシェの中古車販売店があるのをご存じですか?」、「はい」、「そこのトップの方(スーパーバイザー)がマジ軽ナットを気に入って下さっています。その方はシトロエン(ハイドロ サスペンション)に乗られているのですが、凄く静電気が帯電するんです。除電の話が聞きたいとわざわざ来られたんです。それでマジ軽ナットを2個付けしています」。

 

レースを観戦に来られた方も興味を示したので、除電チューニングのご説明していると、お二人でみえました。するとここでも「評判良いね」と声を掛けて下さいました。

この方もまだご自分ではマジ軽ナットを使っていないものの、人づてに聞いたのでしょう。バイク仲間や車のグループ等で2人位が取り付けると、「じゃぁ自分も」というのは良くあります。

長い草の根運動で徐々に良い噂が広まっているのは分かっていますが、実際に声掛けされると嬉しいものです。

初めて除電チューニングを聞いた方からは良く受ける質問の一つ、「なぜ、タイヤの除電が一番最初なのか?」という質問があったのが、写真の方だったと思います。

 

例えば100PSの出力があるエンジンで、それにミッションが付き、デフがあり、ドライブシャフトを回転させて最後にタイヤが路面を捉えて走ります。

例えですが100PSのエンジン出力があっても、タイヤが回転するまでにどんどん目減りして、駆動輪出力で計測すると70PS位になる。

中学校の授業で学んだエネルギー保存の法則を思い出して下さい。燃料を燃焼させたエネルギー量は決まっています。

この例では100PSで、それが上記のようにどんどん目減りしていきます。抵抗を減らして効率を良くすれば、その目減りする分を減らし、同じ100PSのエンジンでも例えば75PSが走る事に使える訳です。

 

スワップミートで残念ながら売れなかった、フェラーリ美術館から額ごと譲ってもらったオイルの循環経路の透視図があります。

V12のエンジンのものですが、このような経路でオイルを冷やし循環させています。

オイルポンプを動かすのにはエンジンのパワーを使っています。後で書きますが、オイルやグリスに静電気が帯電すると、オイルの粘度が高くなります。簡単に言えば粘りが多くなります。

粘度が高いオイルを循環させるのですから、そこでも余分にエネルギーを消費するのです。これが人間なら、サラサラ血液なら心臓が頑張らなくても送れるのに、ドロドロになると心臓が無理して頑張る=高血圧という訳です。

除電によって元々入れたエンジンオイルの粘度に近くなれば、オイルポンプで消費するエンジンパワーが少なくなるので、その分が走る事に使える。つまり、速く走れるのです。

 

その「無駄に消費してしている」中で割合が大きいのが、タイヤが回転する際の抵抗、つまり「転がり抵抗です」

良くある質問なのでご説明すると、転がり抵抗を減らせば、エネルギー効率が良くなるのは、タイヤメーカーならもちろん知っています。

それなので、タイヤのゴムの原料にシリカを混ぜて転がり抵抗を減らしたのが、各社が販売しているエコタイヤです。

                       横浜ゴムのホームページから引用

 

転がり抵抗は減ったのですが、シリカを混ぜるとタイヤの原料に混合しているカーボン(導電物質)の配合比率が低くなり、シリカは絶縁物質なのでタイヤの帯電量が増えてしまう。そ

うすると車体に溜まった静電気の路面への放電量が減ってしまい、車体の帯電問題が解決出来ない。

それで苦肉の策でトレッドの一部に導電性の高いゴムを鋳込みました。これも特許の通称「導電スリット」です。

でも、静電気も電気なので、流れる先の材質というのが重要なのです。道路の舗装はアスファルトが使われています。アスファルトは原油の精製で出来る導電性の低い物質。タイヤの主原料も石油由来の合成ゴムです。

 

石油由来の製品は電気を通さない、つまり絶縁体です。だから、フリースでも静電気が大量に発生しますね。

静電気が流れる先がないと留まるしかなくなります。これを帯電と呼びます。

タイヤの導電性を少し高めたからといっても、路面がアスファルト舗装では、ほんの少ししか静電気が流れない、だから車体には大量の静電気が溜まっています。

帯電量が多くなると、車体に触れる際に「パチッ」となる静電気の放電現象が起こります。

先日も「そういえば、マジ軽ナットを付けてからパチンとなっていません」という連絡が届きましたが、24時間除電しているのでそのような放電現象はほぼ無くなります。

 

転がり抵抗を減らすには主に二つの要因がありますが、その前に基礎知識の静電気の発生要因です。

一つは部品が運動・作動する等の摩擦で静電気が発生します。これはフリースが擦れる事で静電気が発生するのと理屈は同じです。

サスペンションの往復運動や回転する物でも非常に多くの静電気が発生します。それを除電しないと故障し易くなるので、洗濯機や電子レンジ等にはアース線が付いていて、静電気を地面に放電(除電)しています。

また、気体・液体・個体の流れや擦れでも静電気は発生します。サンドブラストをした事がある方ならお分かりですが、メディア(砂)を勢い良く吹きつけると、対象物との擦れで静電気が発生します。なので、これもアース線が付いています。

液体がパイプやチューブの中を流れても流動帯電と言って、静電気が発生します。

先ほどのオイルの循環でも静電気が発生しています。

空気と車体が擦れる事でも静電気が発生して、設計通りの空気の流れにならず、気流が乱れて空気抵抗が増えてしまう。空気の流れを乱すのは形状だけではないのです。

なので現代のレースでは当たり前に除電ワックスが使用されています。

 

このようにあちらこちらで静電気が発生してしまうのですが、静電気によって物質が引寄せられるのは、小学校でエボナイト棒(絶縁体)で静電気を起こし、紙切れがくっつく実験は誰でも学んだ筈です。

車の部品もそうなのです。例えばマジ軽ナットシリーズを大量に導入して下さっているタクシー会社があります。

運用コスト削減の目的で様々な場所の除電をお勧めしていますが、イグニッションコイルの除電もお勧めしてお買い上げ頂きました。

まずはご自分のVOXY HVで確認された後、ジャパンタクシーという主流機種のタクシーに取り付けました。

後から知ったのですが、新車なのにタペット音が出ていて、ディーラーに質問したら、「問題ありません」という回答だったのだそうです。

 

イグニッションコイルのボルトをマジ軽ボルトに交換しただけで、そのタペット音が「随分と改善された」と、ご連絡を頂きました。

前述のエボナイト棒の実験のように、静電気の影響でタペットの動きが悪くなり、それがタペット音発生の要因の一つなのは知っていました。

当ブログで書いているスーパーカブも、当初はかなりタペット音がうるさかったのですが、除電で音が小さくなっています。

除電をすると、このように各部品が少ない力で効率良く動くようになり、静かになります。

 

もう一つは静電気によって、オイルやグリスの粘度が上昇してしまう。粘性が高くなると当然、動くのにより多くのエネルギーを消費します。

これは私が勝手に言っているのではなく、トヨタのサスペンションの特許文献に「作動液体に電荷が帯電すると、作動液体の分子の自由度を低下させ、このことが作動液体の粘性を高くすると推定される」と書いてあります。

好評の特許解説シリーズのサスペンション編です。

オイルやグリスの粘度が高くなれば、当然動かすのにより多くのエネルギーを消費します。その分タイヤを回転させるパワーが目減りしてしまう。

 

この二つの要因を減らす事により、タイヤが回転する際の抵抗を減らせるのです。

マジ軽ナットは各エアーバルブに合わせて作ってあり、自転車用もあります。

除電など何も知らない女性に、自転車でマジ軽ナットあり/なしを乗り比べてもらった検証動画です。

この動画でお分かりの通り、マジ軽ナットで転がり抵抗が減りますから、同じパワーでも軽くタイヤが回転する。当然、レースでも有利です。

おまけにタイヤを除電するとハンドリングが軽快になる。ジムカーナレースではメリットが大きいので、それを知って頂こうと出店しているのです。

 

レースに戻り、第2ヒート前のランチタイムにシェブロンB23のエンジンをかけ始めました。エンジンはフォード・コスワース。コスワースと聞いてピクッとなるのは、そこそこの年齢とかなりの車好き間違いなし。

レーシングエンジンは音が違います。「ブアッ、ブアッ、ブアッ、パン、バンッ、バーッツ、ブォー」と離れた出店エリアでもかなりうるさい。ちなみに「パン、バンッ」という音は、アフターファイアーの音です。燃焼し切らなかった生ガスが、マフラーの中で燃焼するのをアフターファイアーと呼びます。

たまにこれを「バックファイア」という人がいますが、これは燃焼室手前で燃焼してしまう現象で、日本語では「逆火」と呼びますが、知っている人は少ないでしょう。

 

貴重なレーシングマシンを見ようと黒山の人だかり状態ですが、余りの音で皆さん手で耳を塞いでいました。

 

そしてデモ走行が始まりました。ジムカーナのコースは無視して6~7周ほどしましたが、大迫力でした。

いつも一眼レフで撮りたいな、と思うのですが出店していては無理です。

 

パドックは撮影日和です。天気が良くて本当に良かった。

 

毎回参戦のブルーバード510 SSS

ロータスエランにアルファロメオ

SR311,ベレットGT-Rにセリカのダルマと昭和が蘇ります

 

レースをずっとは見ていられません。もちろんお客さんが最優先です。昼を過ぎると帰る人がそこそこいまして、「天気が良くてまだレースあるのに、なんで?」という気持ちでした。せっかくなのにねぇ。

 

1ヒート目は接客で観られなかっらトヨタスポーツ800、前々回も参戦していました。

音はやはりOHVなので、ホンダS800とは違いますが、結構速いんです

エランは毎回速いのが多いです。小回りが利く車体とエンジン、もちろんハンドリングのバランスも良いし、ドライバーの腕も良いからです

こちらも毎回参戦のロータスヨーロッパ ナンバー付きのJPSカラー

こちらも毎回参戦のチェリーX1-Rでこれも速い

SR311も毎回数台が参戦していて、レース仕様は速いです

このエランもかなり速い一台

1ヒート目で止まってしまったセリカも無事完走

 

レースばかりを見ていたのではありません。ちゃんと仕事もしています。

いつも通り、科学的根拠を掲示してご説明をしています。

このようなお客さんもいらっしゃいました。掲示物とは別に、当ブログで特許を解説している除電の各文献も用意しています。除電チューニングは自動車メーカーやタイヤメーカーも特許を取得しているのを知って頂く為です。

たまたまその一番上に除電の技術協力をしている工業高校のパンフレットが載っていました。

それに目を止め、「平塚工科高校とは何か関係があるの?」と声を掛けられました。

「はい、ソーラーカーレースが無くなってしまい、ホンダのエコラン(エコマイレッジチャレンジレース)に参戦し出したのを知り、学校に電話したんです。どうせ除電の話をしても疑われると思って、自転車を持ち込んで試乗してもらう話をしました。

部活の顧問の先生とドライバー、あと部員二人にマジ軽ナットあり、なしで乗ってもらい、その場で採用されました。それからエコラン用や授業、先生方にもたくさん納品しています」。

上の写真は、随分と興味を持たれたようなので、エンジンベンチテスターの性能試験のグラフのご説明をしている時のショットです。

 

それからもう3年になりました。当時の記事です。

 

 

レースが終盤になり、お客さんも減ったので車をあ取りに行き、きつい階段で荷物を下ろして終了。

マジ軽ナットのユーザーさん、お買い上げ頂いた方、「評判良いね」と仰って下さった方々、新しい技術を初めて知った方もいらして、やはり天気が良い日は成果も大きいのを実感しました。

残念なのは、スワップミートエリアにはレーシングドライバーは数人しかいらっしゃらない。そしてどうしても一目で分かる商品、ミニカーとか消耗品やパーツの店に行かれる。

レースに来ているのだから、実利、それもすぐに取り付けられて、好タイムになるパーツがあるのですが、気が付かない。まだまだ草の根運動が足りません。

 

当ブログを読んでらっしゃる方で、SHCCミーティングに参戦される方の知人。友人の方は、「騙されたと思って使ってみたら」とお伝え下さい。

今回も途中までは良いタイムで走っていたのに、ギアの入りが悪くタイムロスする車が何台もありました。だったら、ミッションの除電ですよ、てきめんに効きます。

願わくばレジェンドレーサーで当ブログでも記事に書いた「室町 明」氏を招聘して欲しい。今でもポルシェで首都高を走っているそうです。

またガソリン価格が値上がりしたようです。それでもまだ日本は良い方のようで、香港ではガソリン1Lで円換算で630円だそうです!

 

エネルギー効率を良くする、燃焼効率を良くすれば、当たり前ですが速く走れます。

除電チューニングを進める度にアクセルを踏む割合がどんどん減って行く、それなのに吹け上りが速くなり、スムーズになる。燃焼が良くなるのも科学的根拠があります。

連休の渋滞のストップ&ゴーも楽になります。

詳しいご説明はブログに書かない事も含めて出店時にご説明しています。次回の出店予定は、5月17日(日)開催予定のエクスチェンジマートです。

次回のブログの公開は、5月4日(月・祝)21:30を予定しています。お楽しみに。

 

転がり抵抗の低減、ハンドリングの向上、タイヤが振動をより吸収するから、安定性も増す、おまけにタイヤが長持ちする。

ネットショップは連休も休まず営業しています。追跡可能郵便の実費で発送しています。

マジ軽ナット 自動車用とオートバイ用のみ、メルカリで販売しています。