成田空港でインタビュー&密着決定ビックリマーク

人気テレビ番組「YOUは何しに日本へはてなマークで、5月にモビリティーリゾートもてぎで開催された、トライアル世界選手権の様子が放送されるようです。

オートバイには様々な競技があります。その中で一番古い競技とされているのが、トライアル。スーパーマーケットの名前ではありません。

オートバイの基本動作の全てが 含まれている競技です。オートバイに乗っている人でもトライアルを知らない人が大多数、私のTLを見て「モトクロッサーですね」という人は多い。面倒だから「はい、そうです」と言ってしまいます。

トライアル競技とは、簡単に言うと制限時間内に決められたセクション(ルート)を通り、より少ない減点でクリアした方が勝ち、というレース。

このような自然を相手にすることもあれば、スタジアムに人口のセクションを設けインドアで開催されるものもあります。

現在、強いライダーがいるのは圧倒的にスペイン。でも日本人でもワールドチャンピオンがいます。表紙はアダム・ラガではなく、ハガ・ソンドレのGASGAS EV。

現在、レプソル ホンダチーム監督の藤波貴久氏、通称フジガス。2004年のトライアル世界選手権チャンピオン!

この頃のフジガスは「走るべきラインが白く見えた」と話しています。もちろん、実際に線が引かれている筈はありませんが、極める人というのは神がかり的な体験をしている人も珍しくありません。

裏話で言えば元白バイ隊員、元全日本チャンピオンで世界選手権にも参戦した、黒山一郎氏が、息子を含むトライアルの才能のある子供を集めて、”ブラック団”を作りスパルタ教育。バイクトライアルから教えて世界参戦したうちの一人です。その後オートバイに乗り替えさせて、今でもIAS(国際A級スーパークラス)に参戦しているブラック団出身のプロレーサーが何人もいます。

トライアルは地味ですがとても奥が深い。簡単そうに見えてちょっとしたバランスやメンタルが影響する競技です。なので、プロのロードレーサーでも、トライアルのライディングを学ぶ人もいる位です。

この番組は主要空港にスタッフを待機させて、面白そうな外国人に話しかけるという、ご存じのスタイル。低予算だけれどTV番組では珍しくヤラセなしなのが面白いのでしょう。ほぼテレビを観ない私も毎週観ています。

ここからは、トライアル専門誌”自然山通信”の記事を抜粋します。

5月に成田空港に張っていたスタッフの目に留まって話しかけたその人こそ、モビリティーランドもてぎで行われる、トライアルGPの為に来日した、アダム・ラガ選手だったのですビックリマーク

ラガ選手は世界のトップライダーの一人、今年はシェルコとファクトリーライダー契約をし、もてぎでは1日目3位、2日目2位というリザルトでした。

番組スタッフは初めて聞くオートバイトライアルですが、なんと2日後にもてぎに来て取材を敢行。スタッフを4名に増員して、金・土・日の3日間取材しました。

レースを観たディレークターが「この競技、面白いですね」と言ったそうです。

こんな角度を、こんな岩を、這ってでも登れないセクションを超一流ライダーは軽々とクリアしてしまう。下手で草レースしか経験のない私からしたら、神様以上の存在です。

トライアルブームは1970年代ホンダのイーハトーブから広まり、80年代にTLR200/ TL125が発売されてポピュラーとなり、一時は国内4メーカーともトライアル車を販売していた事もあります。学生の時に友人がTLR200を購入。少しですがトライアル遊びをしていました。

トライアルではマインダーと言って、走るルートを指南したり、秒数をカウントしたり、バイクが落ちそうな時はタイヤを掴んでそれを阻止する場合もあります。そのような時怪我をしないように、マジ軽ナットの保護カバーもとっくに出来ているんですけれど…。

ずいぶん前からナンバーが付けられるトライアルオートバイはほぼ無くなり、あってもいい値段なので中古のTL125を探して手を入れて乗っています。

エンジンは125右矢印170cc、カム、バルブ、ピストン、ピストンリング、ピストンピン、バルブはWPC/Mo2処理をしてローフリクションチューニング。エキパイはトップレベルの技術を持つ友人のチタン製ワンオフでバッフルも特殊なもの、実用新案を取っていて、なんと5速発進が出来ます。それをS先生にお見せしたら、「本当だ~」と羨ましがられました。

トランスポーターにもそのバッフルが付いています。トルクが増して変速ポイントが変わり、燃費も良くなりました。

その他各部をマジ軽ナットシリーズで除電チューニングをしていて、第一世代から第四世代までを見る事が出来ます。フリマではこのTLをお見せして、除電箇所によりどのような効果があるかを説明しています。

タイヤの徐電だけでも転がり抵抗が減るだけではなく、元々振動が激しいのにボアアップしているから更に振動が増し、どう我慢しても走行9kmが限界でお尻が痛くなってしまう。それがマジ軽ナットを前後タイヤに付けただけで、30kmも走れるようになりました。

そのテスト走行中に山中に入ってみました。

その位ゴムの分子の動きが良くなります、タイヤが持っている本来の能力を引き出すからです。マジ軽ナットの本物なら、このような大きな効果があります。

オートバイなら、ミッション用マジ軽ボルトとの併用をお勧めします。

使えば分かる、走りが楽しめますし、ミッショントラブルを予防出来ます。

オンロードだけではなく、オフロードにも是非使って欲しい。全日本に参戦してトライアル留学もした武田選手の知り合いに除電チューニングを説明したけれど、理解出来ないようです。自然山通信にも伝えましたがやはり理解が出来ないようです。

除電は決して難しい理屈ではありません。会社だって仕事(作動)の邪魔をする人(静電気)がいなくなれば(除電)、仕事がスムーズに進むでしょうはてなマーク

除電のメリットが分からない人はそのままにしておいて、理解出来る個人・企業からお伝えしています。そして7月に新たなステージに入りそうです。

自然山通信の記事では、「YOUは~」の放送があるのかどうかも未定だそうです。

実際に放送するには編集だけではなく、映像の使用許可とか、スポンサーとか、MFJとか根回しも必要でしょう。ご興味のある方は今のうちから予約をされる事をお勧めします。

自然山通信は取扱店(バイクショップ)または年次直接購入のみ。ご興味のある方は検索して下さい。

※当ブログは専門性の高い別のプラットホーム「Note」への移行を進めて参ります。

 全て移行した際に、改めてお知らせ致します。

 

 

 

 リピート購入、続出

マジ軽ナットを新規購入される方ももちろんいらっしゃいますが、リピート購入される方の割合が多いのも、この製品の特徴です。

もちろん、タイヤ用だけで満足される方も多いのですが、除電の面白さが分かると次々とマジ軽ナットシリーズを試したくなる。

前回も登場したHさんは、XL125Rに取り付けたエンジン用マジ軽ナットを愛車のスバルサンバーのスーパーチャージャーに付けてみた。そうしたら、「スムーズになった気がする」と連絡を下さいました。スーパーチャージャーがスムーズになるのは、取り付け前より少ない力で回転するから。

写真は別のサンバーですが、このような感じです。

「気がする」のが”気”のせいなのかどうかは、外せばわかります。「マジ軽ナットを取付けて1週間程度乗ったら外して下さい」と言うのは、テストドライバーの経験を生かした確認方法。人間は悪い状態右矢印良い状態よりも、良い状態右矢印悪い状態の方が感じやすい特性があるので、感覚が鈍い方でも分かるようにこうお伝えしています。

エンジンベンチテスターで測定した性能曲線を見ても、グラフの線が、取り付けなしに比べてラインが滑らかになる事が証明されています。スムーズに動くから乗り易くなる。パワーアップだけではなく、乗り易さも重要なファクターです。

このようなフリマではパクられないので、ブログに書いている内容より踏み込んで説明をしています。

オーバーオールを着ているのが、このフリマで仲良くなった出店者でもあり、マジ軽ナットヘビーユーザーのMさん。重機メ―カーのメカニックです。

車、バイク共タイヤ以外も除電チューニングをしています。フロントフォークの除電についての相談を受け、TLと同様エアーバルブが付いていそうで、米式バルブ用マジ軽ナットを追加購入。もう、何台分お買い上げ頂いたか覚えていません。

その奥にいらっしゃるマジ軽ナットユーザーのお客さんが来店されたので、TLの取付箇所をお見せしながら説明しているショットです。

ヤマハフリークのようで、バイクを数台持ってらっしゃるそうです。

Mさんはスーパーカブだけも3台を所有。その中の1台がギアが3速右矢印2速にいきなり落ちるというトラブルがあり、それがマジ軽ボルト1本で解消された。ダウン

それを根に持って(笑)「あれ、良いよね~。ミッションが直っちゃったんだから」と毎回感動を伝えにいらっしゃいます。「安いものでしょう?ボルト1本でクランクケース割らなくて済んだのだから」と、毎月返しています。

その話に興味を持たれたのかどうかは分かりませんが、ミッション用マジ軽ボルトをお買い上げ。1本の価格で領収書を切ろうとしたら、「2本欲しいんです」との事。

複数台のバイクに取り付けるのでしょう。このミッション用マジ軽ボルトは人気が高く、ミッションのギアの動きが良くなるから、乗っていて楽だし小気味良いシフトチェンジになる、絶対オススメです。ショップでは、タイヤ用マジ軽ナットのオプション設定となっています。ダウン

今回も工業高校の先生お二人が来店されました。この高校では部活でホンダのエコマイレッジチャレンジに参戦しています。前顧問のN先生から先生達にマジ軽ナットが広まったのですが、現顧問のS先生も除電チューニングの面白さを知ってしまったお一人。N先生は鈴鹿8耐に行くのだとか、羨ましい。

所有するバイクのうちの1台、Dax125の新車。自動遠心クラッチだから効果てきめんです。ダウン

車も2台お持ちで、一台は外車。そのクーラントが特殊で色は黄色、そしてディーラーに「他のクーラントとは混ぜないで下さい」と言われたそうです。と、言う事はグリコール系ではない可能性が高い。「とりあえずマジ軽バンドを試してみたい」とラジエターホース用マジ軽バンドをご購入。同僚の先生にマジ軽ナットを見せたところ、放電する理屈は分からないものの「これはただ物ではない」と言われたそうです。

さすが工業高校の先生、マジ軽ナットは長年の研究で、放電させる為に実に難しい作りになっています。例えれば、一円玉を縦に3~4枚積むようなもの。素材も含めて微妙なバランスを保ちながら、総合力で放電させています。そして今でも進化しているのです。

タイヤ用マジ軽ナットを付けると、いくつものメリットが発生します。その一つが転がり抵抗の軽減。S先生がタイヤのローテーションの為に車をリフトアップして、タイヤの減り具合を確認すると「あれっ、思ったより減っていない」と気付いた。今まで通りの走行距離のインターバルでローテーションしようとしたのですが。

S先生の生インプレッションも以前掲載しています。マジ軽ナットを取り付けたらこう感じたというのではなく、取り外したらこう感じたという先生ならではのもの。ダウン

以前、日産の店舗でのフリマに出店した際に、「転がり抵抗が減ると、タイヤが長持ちしますね」と店長さんが話したのを思い出しました。

S先生はマジ軽ナットを「使えば安いもんだと分かるんですけどね」そう穏やかに言いました。

この高校には私達が技術協力をして、授業に除電を採用しています。おそらく日本で唯一ではないでしょうか。初めて学校に伺った際に、生徒さん達に「そのうち学校で除電を勉強しましたと言うと、就職に有利になる時代が来るよ」と言いましたが、予想より早くそのような時代が来そうです。

マジ軽ナットをただのネジと見るか、機能を持った特殊ネジと見るか。ただのネジなら性能が変る事はありません、目的は部品を固定するのみ。マジ軽ナットシリーズはは固定をしながらしっかり放電するという機能を持っています。だから特許が取得出来たのです。

店じまいをして帰ろうとすると、トモさんの黒カブが…。トモさんはカブ界で有名なちっさいスーパーカブ”プコちゃん”の製作者でありオーナー。マジ軽ナットをすごく気に入って広めてくれています。Xで黒カブの改造の進捗状況を見ていたので、興味津々で拝見しました。全部黒だからぱっと見は分からないけれど、ポイントはガルスイングアーム。ご本人は○態スイングアームと話していましたが、アルミのスイングアームを付けては面白みがない、それで純正のプレスモナカ製を踏襲したままガル形状に加工したもの。

ギャラリーの方々がいらしたので撮影は遠慮しましたが、Xで検索して下さいね。

「おーっ、凄いぞ」となると思います。会場を後にしてFROG PITに向かった模様。

こちらにはマジ軽ナットのパンフレットが貼ってあります。

 

 

モンキー軍団見参ビックリマーク

梅雨が近づき天候が不安定になって来ました。5時でも明るいので準備はし易いのですが、これからは暑さとの戦いになります。

朝まで降っていた雨が止まず小雨の中、会場に向かいます。開場時間を過ぎて会場に到着したら、なんと雨が止みましたビックリマーク

 

今日最初のご来店は、6/2のSHCCミーティングに来店されたKさん。エブリィのラジエターホースに付けていたマジ軽バンドを、試しにターボに繋がるパイプに取り付けたら、驚くほど効果があった。

それで、もう一台のエブリィにも付けたい、他の場所でも試したいと、マジ軽バンドを5本受注していました。

除電は多くの場合相乗効果があるので、タイヤだけではもったいない。

タイヤはあくまで入口で、その先は車によって効果的な順番があるのでアドバイスします、もちろん購入者限定です。

「これは何なのはてなマーク」と興味を示されたお客さん。除電チューニングをご存じない方には初歩の初歩からご説明します。この時に役に立つのが展示車のTL125、実際にどこに付けるとどのような効果があるのかを具体的にご説明しています。

初めて聞く除電チューニングですが、理解度も高いようで、非常に興味を持って下さいました。ウチは科学的なデータが示せるので、それをお見せしながらご説明。

車以外にもしばらく手を付けていない初期型のRZ250をレストアするそうで、私もレストアは何台かやっていますから、組み込みや表面処理などのポイントをお伝えしました。RZ250は製造元の実施例がありますので、その内容もお伝えしました。

スコードロン湘南というショップに”Club RZ”というステッカーが貼ってあるのを伝えると、RZで有名なショップなのだそう。それならご連絡頂ければ伺って話をしてみたい。どの位変るのか知ったら驚くでしょう。

このように、お客さんによって知識や理解度は違いますから、そのレベルに合わせるように話しています。

その後、何人かのお客さんに説明した後に、先月何年かぶりで偶然再会した、昔の会社のお客さんの通称Jr.がモンキー軍団のエンス―ジアストであるKちゃん達と来店。

Kちゃんも昔の会社のお客さんで、会うのは、おそらく8年ぶり位かもっと経っているかも知れません。

バイクは自分で全て組み上げるし、塗装までやる程の腕前でモンキー乗りの駆け込み寺的存在です。知り合いですからざっくばらんに説明すると、「ふん、ふん」という感じで聞いていました。

おそらく、私の説明を自分の経験に当てはめて聞いていたのだと思います。本当に知識がある方は、「そうですか、すぐに試したい」という方より、確認しながら購入したいと思う方が多い。私としてもそちらの方がセオリー通りに取り付けてくれる=高い効果が出る訳ですからいいのです。

論より証拠で、マジ軽ナットを付けて走ってもらおうと思っていましたが、朝まで雨が降っていたので車に乗せてもらって来たとの事、残念。

自分のモンキーは修理中だそうなので、修理が終わったら買う・買わないは別にして直接連絡を頂ければお試しOKです。

今でもジムニーを持っているのかどうか聞くのを忘れましたが、いくらターボ付きとはいえ、660ccで大きなデフがついているので、そこでのパワーロスは大きい。

タイヤ+インタークーラー+デフだけでも除電すれば、かなり楽しめるでしょう。

Kちゃんの事だから、自分なりに調べるはずです。またのご来店をお待ちしております。

一方こちらは、マジ軽ナットヘビーユーザーの方々。毎回のように来店して下さるHさんは、愛車のCB650のミッションの入りがいま一つなので、カブに付けていたミッション用マジ軽ボルトを試しに付けてみたら、効果てきめんで良くなった。それで追加購入されたのです。

Hさんと話していたら、今年もプコちゃんで奈良カブミーティングに自走で参加したトモさんも登場。Xでいろいろと拝見していましたが、黒カブの魔改造が終ってエクスチェンジマートに乗って来ました。「仕上がったので、マジ軽ナットを買いに来ました」との事で、もはや何台目分か分からないけれど追加でお買い上げ頂きました。

元々、トモさんとHさんの関係はXでフォローしていた間柄で、面識はなかったそうです。

トモさんがマジ軽ナットを初めて購入した時にツイートした。それに興味を持ったHさんも試しに使ってみて、嘘ではないのを確認してお二方とも”除電って面白い、楽しい”となった。それで当店で顔を合わせるようになったのです。除電で人が繋がるなんて面白いではないですか。

次に書きますが、川越から毎回のように出店される、こちらもマジ軽ナットヘビーユーザのMさんの除電でミッショントラブルが解消した実話です。

先月の来場者数に比べて、今月は天候にも関わらず来場者が明らかに多かったです。

やはり、横田フレンドシップデーの影響があったようです。

エクスチェンジマートに来場出来ない方はネットショップでどうぞ。

送料実費にてお届けしています。

雨の中、会場の準備をして下さったエクスチェンジマートのスタッフの皆様に感謝致します。来月21日も出店を予定していますが、鈴鹿8耐なんですよね。

トモさんのXのポストによると、人気番組 テレビ神奈川(TVK)水曜どうでしょう 原付日本制覇が再放送されるそうです。

 

 

 除電の仕組みは素人では無理

エンジンで発生する静電気が性能を低下させている。動く抵抗になっている静電気を除電すれば、抵抗の分が減って少ない力でも同じ動きが出来る。それに気付いたのは2013年、すでに試作品で試していました。測定すると市販品の流用では放電しない事が分かり、研究を進めると放電の仕組みが分かって来ました。

”どうやって放電させるか”の理論を書く事はありませんが、真似は出来ませんし、それは法治国家では許されない事です。

これまで通り、特許文献は青太文字にして、その下に解説を書きます。科学的な根拠として除電で物の動きが改善する特許の解説はしますが、トヨタも核心の部分、どうやって放電させるか、どういう物質を使っているかは書いていません。元々特許文献とはそういうものです。模倣をしようとしている人、残念でした。(笑)

 

【0007】
  上記自己放電式除電器をエンジン部品のエンジン本体への接続部の外壁面上に設置することによりエンジンが除電される。その結果、エンジンの吸気抵抗および排気抵抗が低下すると共に、動弁機構やピストン作動機構の潤滑オイルの粘度が低下し、それにより機関出力が向上せしめられる。

自己放電式除電器をエンジンに取り付けてあるパネルに取り付ける事でエンジンが除電される。その結果吸気抵抗及び排気抵抗が低下すると共に、バルブ機構、ピストン作動系のオイルの粘度上昇が抑制されて出力が向上する。

 

これは私達もエンジンベンチテスターで出力に加え、燃料消費率の改善を確認済です。オイルやグリスの粘度上昇を抑制すると少ない力で動く。なので、エンジンに限らずミッションやデフ、オートバイのチェーンでも効果が確認されています。

エネルギーロスが減るという事は、少ないエネルギー(燃料)でも同じ動きが出来るから燃料消費率が少なくなる訳です。

何も、燃料をたくさん燃焼させるだけがパワーアップではないのですが、この理屈が分かる人は余りいない気がします。

世界情勢で原油価格は高止まり、政府はトリガー条項を適用する気は全くありません。原油の輸送の通り道である日本近海でも、いつ紛争が起こってもおかしくない位に緊張が高まっています。今のうちからエネルギーが節約出来るよう、転ばぬ先の杖は持っていた方がいいと思います。

余談ですが、トヨタはメーカーですからもちろんベンチテスターは持っています。テストドライバー時代はシャーシダイナモやベンチテスターを日常的に見ていて、何も感じませんでした。

一生懸命やっていると必ず協力者が出て来るのは体験的に知っていました。それまでは、体感でしか確認出来ませんでしたが、マジ軽ナットシリーズで除電の面白さを知った工業高校のN先生が、除電の研究と除電の授業の為に、学校のエンジンベンチテスターで測定して下さり、データでも確認出来ました。

学校に伺い現物を見せて頂きましたが、もちろんちゃんとした物でデータはデジタル表示されますから、当たり前ですが正確な測定器です。

 

ここからしばらく構造を文章で説明しているので省略します。

 

【0011】
  さて、車両が走行せしめられると、タイヤの各部が路面に対して接触、剥離を繰り返すことによって静電気が発生し、またエンジンの構成部品やブレーキ装置の構成部品が相対運動することによっても静電気が発生する。また、車両の走行時に空気が車両の外周面上を摩擦接触しつつ流れることによっても静電気が発生する。これらの発生した静電気によって車両のボディー、エンジン等には電荷が帯電し、非導電性合成樹脂材料からなる騒音防止カバー3にも電荷が帯電する。このとき、エンジン本体1、シリンダヘッドカバー2、および騒音防止カバー3の表面上に正の電荷が帯電することが確認されており、しかもエンジン本体1、シリンダヘッドカバー2、および騒音防止カバー3の表面の電圧値は1000(v)以上の高電圧になる場合があることが確認されている。

 

車両が走行すると、タイヤが路面と接触・剥離を繰り返す事で静電気が発生し、エンジンの構成部品やブレーキの部品が相対運動する事でも静電気が発生する。また走行時に空気と車体外板の摩擦でも静電気が発生する。発生した静電気によって、ボディーやエンジンも帯電し、エンジンのプラスチック製のカバーも帯電する。

この時エンジン本体、シリンダーヘッドカバー、プラスチック製のカバーも帯電する。これらには正の電荷が帯電するのが確認されていて、表面の電圧値は1,000V以上の高電圧になる場合がある事が確認されている。

 

現在でも「タイヤに帯電するなんてありえない」という人はたくさんいます。自分の知らない事は、全てあり得ないというお考えなのでしょうか。だからこそ知名度のあるメーカーの特許文献を解説しています。フリーマーケットでは文献をお見せする事もありますが、一流メーカーの文献には「嘘だ」と言う方はいません。

タイヤから路面に静電気がたくさん流れていれば、帯電の問題はありません。

ところが現実問題として不足していて、1,000V以上帯電する場合もある。路面に流れる静電気量が少ないので帯電してしまい、条件によって車体に触れる際に「パチッ」と人に放電する。

タイヤにマジ軽ナットを取付けるだけで、ほぼ「パチッ」とならなくなります。

以前から書いている通り、実際に使ってみると「パチッとならなくなりましたビックリマークと報告を下さる方が何人もいらっしゃいます。頭では理解されているのでしょうけれど、体験すると実感に変わるのでしょう。

マジ軽ナットの本来の目的は乗り物の効率をアップして走りを楽しむもの。その為の投資だと思って下さい、投資だから当然見返りがある。投資した金額以上にコストが節約出来て、タイヤダストも減らせて環境にもプラスなのです。

【0014】
  上述したように、空気は正に帯電する傾向があり、従って空気の一部は正の空気イオン(丸内に+で表示)となっている。従って、薄肉壁9の表面に正の電荷が帯電していると正の空気イオンと薄肉壁9の表面との間には斥力が作用するために、図6Aにおいて破線の矢印で示されるように、空気は薄肉壁9の表面が下方に向け湾曲したところで、即ち空気流が壁面9の表面から離れやすくなったところで、薄肉壁9の表面から離れるように流れることになる。このように薄肉壁9の表面への正の電荷の帯電により薄肉壁9の表面に沿って流れる空気流が薄肉壁9の表面から離れることは実験により確かめられており、この場合、薄肉壁9の表面の電圧値が高くなるほど、薄肉壁9の表面に沿って流れる空気流が薄肉壁9の表面から離れることがわかっている。

プラスチック製のプレートの帯電量によって、表面に沿って流れる空気に変化があるのかという実験を書いていますが、要はプラスチック製のプレート表面の帯電量によって空気の流れに変化がある事を長々と書いています。

 

当然、これより前から私達もやっていました、2012年か13年です。特殊な除電ワックスを使用してボディーやその他をテストしています。

ボディーを除電すると空気の流れが良くなり、ドライバビリティーが向上する。それがダウンの動画です。

ボディー外板の除電は2013年からやっています。除電ワックスで空気の流れを改善する。風切り音が静かになる等の効果があります。ヘルメットに塗るとこれも風切り音が減少します。除電ワックスは自動車レースで当たり前に使われています。

地域限定の仕様なので現車を見る事は出来ませんでしたが、これを真似てシートにアルミ箔等を敷いて、それを配線でドアロックのキャッチに繋いでいる動画がありました。

タイヤがなぜ黒いのか位の知識はあるのでしょう。シート右矢印車体右矢印タイヤ右矢印路面へと静電気が少しは流れているので、除電シートと同じと思われているようです。

くだらないので結果を見るまでもありませんが、もしこれで「効果があったビックリマークと言っていたら、です。知識の浅い人を引っ掛けてアクセスを稼ぎたいのでしょう。

「変化があったビックリマークと言っていたら、当たっている可能性もあります。悪い方に「変化があった」でも、変化ですから。

トヨタの特許の名称は”自己放電式除電器”です。つまり、タイヤからの放電を当てにしない。除電シートとはシートの一部分で放電させるものです。

前述の動画は路面への放電をあてにしていますよね。全く違うのに、「トヨタの徐電シートの~」とやっている訳です。結局、タイヤから路面に放電させようというアイデアで、自己放電ではありません。しかも、電気が流れる先の事(特性)を全く考えていない、さすが素人さん。

アスファルトの導電率はどの位か知っていますか?と質問したいですね。猿まねと言ったら猿🐵に失礼”です。(笑)

まぁ、大手自動車メーカーの電気回路設計をしている人でさえ「電気は流れればいいんだろう」というレベルですから、素人さんなら致し方ありません。

一方、トヨタのフロントバンパーの裏側にアルミ箔を貼って除電するという特許もあります。特許は今も有効ですが、これを市販のアルミテープを貼って実験している動画もあります。除電の仕組みが分かっていないからやっているのですが、もちろん効果はありません。効果は無くても特許権の侵害です。犯罪を平気で動画に残す、日本人のモラルはどこにいったのでしょう。

除電の効果が広まっていますが、未だに否定する人は少なくありません。そのような人でも「パチッ」となった経験はあるはず。車体からの放電が足りていないのを自分自身で体験しているのに、繋がらない。想像力が不足しているのか、頭が凝り固まっているのか…。

マジ軽ナットシリーズは特許の名称は違いますが、どれも自己放電してタイヤから路面への放電をあてにしていません。現在の技術では、ほんの少ししか路面に流れないからです。

1日24時間放電していますから、乾燥した時期でも余程の帯電量でない限り、パチッとなることは無くなります。つまり、しっかり自己放電している、という証明です。

一方、当ブログを読んで模倣している犯罪者がいます。でも前述の通り、核心部分は書いていません。模倣している人は対象の部品に正の電荷が帯電している時にどうやって取るのでしょうか?それを言ってみて欲しいと思います。

人のブログを勝手に引用しているようでは、分かるはずもありません。素人が素人を騙して模造品(模造にもなっていませんが)を売る、日本もそういう国になってしまいました。

 

お知らせ

6月16日(日)午前5時より開催予定のエクスチェンジマートに出店します。

特注のマジ軽ナットシリーズはご用意出来ていますので、ご来店をお待ちしています。今度はエブリィのターボチャージャー周りに付けたいそうです。それは楽しみです。

先月、「ここは一体何を売っているんだはてなマーク」とたまたま来店されたのが、昔のお客さんでモンキー軍団の一人です。自動遠心クラッチですから走るのがかなり楽になります。その中のエンス―ジアストもお客さんで、一緒に来店されると思います。今でもジムニーを持っていれば、そちらでも除電チューニングはてきめんに効果があります。ご来店をお待ちしております。

 

10年以上前からテストしていました

お待たせしました、やっとエンジンです。特許解説シリーズでは独特の言い回しを”特許庁文学”と呼んで、中学生でも分かるレベルにして解説しています。

エンジンの静電気を除電すると、パワーが上がる、レスポンスが良くなる。理由は簡単で、今の技術でもエンジンのエネルギー効率は市販車レベルではおおよそ40%位。

100のエネルギーがあったとして、実際に有効活用出来ているのは40という事です。

残りの60は熱になったり、排出されたり、各部品の作動する摩擦抵抗や機械的なロスとして消費される。

除電チューニングはロスしているエネルギーを減らすことで、エネルギー効率を高める技術、ローフリクションチューニングと似ています。今まで余り注目されていなかった領域だから効果に対するコストが安い、そして面白いのです。

通例通り、特許のコピー&ペーストは青太文字で、その下に解説を書きます。

 

【0004】
  上記特許文献に記載されているように、車両に静電気が帯電すること、およびこの車両に帯電した静電気が車両の運転に何らかの影響を与えていることは、従来より知られている。しかしながら、車両に帯電した静電気が具体的にいかなる理由でどのような影響を車両の運転に与えているかはよく分かっていない。このように車両に帯電した静電気が具体的にいかなる理由でどのような影響を車両の運転に与えているかがよく分からないと、車両への静電気の帯電に対して適切に対処することはできない。

別の特許文献を引き合いに出して、車両に静電気が帯電すると運転に何らかの影響を与えている事は従来より知られている。文中では「帯電した静電気が具体的にいかなる理由でどのような影響を車両の運転に与えているかはよく分かっていない」と書かれているが、このトヨタ自動車の自動車の除電の特許出願日は2014年12月末、友人の特許出願は2014年3月。私達は2013年には既にエンジンも除電をして走行テストをしています。マフラーや足周りは2012年からテストして効果を確認しています。

「よく分かっていない」と書いてあるので、おそらく除電の研究を始めて間もなかったのでしょう。「いかなる理由でどのような影響を車両の運転に与えているかがよく分からないと、車両への静電気の帯電に対して適切に対処することはできない」と書いているのはその通り。

この時点で除電でサスペンションの動きを改善するキットをトヨタの一部ディーラーに卸していたので、ディーラーからメーカーに「これでサスペンションの動きが良くなりました」と情報が伝わったのだろうかはてなマーク

2014年からトヨタ自動車は、私達が実際に除電していた箇所とほとんど同じ箇所の除電の特許を次々と出願・取得している。

 

【0005】
  そこで、本発明者は,エンジン本体に取り付けられた非導電性のエンジン部品に注目して、この非導電性エンジン部品に帯電した静電気が具体的にいかなる理由でどのような影響を車両の運転に与えているかを追求した。その追求の結果、本発明者は,非導電性エンジン部品に帯電した静電気がエンジンの機関出力に大きな影響を与えていることを見出し、この見出した事実に基づいて、機関出力を向上させるのに必要な適切な除電手法を見出したのである。

この発明者は、エンジン本体にエンジン本体に取り付けられたプラスチック製部品に注目して、それに帯電した静電気がいかなる理由でどのような影響を車両の運転に与えているかを追求したと書いてあります。今までトヨタも含めて特許解説をして来ましたが、何というか手さぐり的な書き方です。

発明者が非導電性エンジン部品(一般的にはプラスチックやゴム等)に帯電している静電気がエンジンの出力に大きな影響を与えている事を見い出して、出力を向上させる除電手段を見い出した。

 

何度か書いているように、除電で動きが改善するのを知り、最初は市販品でテストしていました。なので、私自身も2012年から様々な箇所を試していました。

当ブログを真似したつもりで除電する筈のない市販品を取り付ける輩がいるので、詳しくは説明しません、効果がなくても法律違反ですビックリマーク

例えばこんな感じですね。他の場所はお見せしません。この特許を見て真似しても、特許の理論を知っていないと効果が出ない程度の内容に留めて出願しています。

さすが特許を取る人は頭が良いですね。だから私もその範囲内で書いています。

       

トヨタはエンジンで発生する静電気が上部の防音カバーに帯電すると考え、その取り付け部に自己放電式除電器を取り付けて除電しようと考えました。ダウン

 

【0006】
  即ち、本発明によれば、非導電性材料から形成されかつエンジン本体に取り付けられるエンジン部品を具備しており、エンジン本体およびエンジン部品に正の電荷が帯電するエンジンにおいて、非導電性エンジン部品上に設置すると設置箇所を中心とした限られた範囲内の非導電性エンジン部品の壁面上の帯電電荷量を低下させることのできる自己放電式除電器を備えており、自己放電式除電器をエンジン部品のエンジン本体への接続部の外壁面上に設置し、それによりエンジン本体を除電するようにしている。
  更に、本発明によれば、エンジン本体およびエンジン本体に取り付けられた非導電性のエンジン部品に正の電荷が帯電するエンジンの製造方法において、非導電性エンジン部品上に設置すると設置箇所を中心とした限られた範囲内の非導電性エンジン部品の壁面上の帯電電荷量を低下させることのできる自己放電式除電器を用い、エンジン部品のエンジン本体への接続部の外壁面上であって自己放電式除電器を設置するとエンジン本体を除電することのできる自己放電式除電器の設置位置を求め、自己放電式除電器をこの求められた設置位置に設置するようにしている。

この発明は非導電性材料で作られ、エンジン本体に取り付けられている部品を備えており、エンジンとその部品に正の電荷⊕が帯電するエンジンにおいて、非導電性材料をエンジンの上に設置すると設置場所を中心とした範囲の壁面上の帯電量を低下出来る自己放電式除電器を設置する事で、エンジン本体を除電するようにしている。

次も同様の説明なので省略しますが、要はどこにでも付ければいいというものではないのです。

この特許はエンジンに正の電荷が帯電するエンジン限定で書かれています。模倣をしようとする方は自分のエンジンが正に帯電するのか負に帯電するのか分かっていますか?

だから効果などある筈がないのです。

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お知らせ

6月16日(日)午前5時より開催予定のエクスチェンジマートに出店の申し込みをしました。
天候による開催の告知は、開催予定日前日の13時にエクスチェンジマートのホームページで発表となります。

特注のマジ軽ナットシリーズはご用意出来ていますので、ご来店をお待ちしています。