電気の流れを良くするのは大切

四半世紀前の過走行のスーパーカブ90を修理もしつつ、スムーズで乗り易く性能を良くするチューニングの記事を書いています。

「その10」の記事、セルの回り始めが少しおかしい。その原因探求をしています。

今までの記事で書いていますが、バッテリー端子からセルモーターからのカプラーまでの配線が細すぎる。それで、アース不良を疑いました。

このような事象は新車ではまず起こりません。配線の金属線が新しく効率良く電気が流れるからです。

 

配線が経年劣化すると十分に電気が流れなくなる。いままで10流れていたのに、次第に8とか7とかしか流れなくなる。そうすると、強い点火にならなくなったり、バッテリーの充電効率が落ちたり、酷くなるとエンジン始動が困難になります。

まだその位ならいいのですが、配線が劣化したり断裂する事でショートが発生して、配線が燃えるという,かなりまずい事になる事さえあります。

カブのセルの回り始めが一瞬止まる、ただそれだけなのですが気になってセルのアース線の端子を、純正のボルトから通称「白ネジ」に交換してみました。

ボルトを交換しただけですが、セルの回りの様子が変わりました。初回は普通に回り、すぐにもう一度回すと一瞬止まって回り出すという事が多くなりました。

以前と逆になったのですが、その理由は分かりません。しかし、変化はあった。

電気の流れの変化で変わったのは間違いありません。

 

もう一つ、汚れていた端子を交換しました。古くて汚れている端子では電気が効率良く流れない、配線をニッパーで切って被覆を剥いてみると。

写真をご覧下さい、被覆を剥いたら銅線が酸化して黒くなっていました。おそらくこの先も同じような状態になっているでしょう。このようになると前述のように十分に電気が導通しません。

レストアなどの際には古くなった配線、少なくともメインワイヤーハーネスの交換を説得するのはこのような事を知っているからです。ところが、オーナーは目立つ外装やマフラーにはお金は出すものの、このような目立たない物には渋る。

走ってこそだと思うのですが…。

私はテストドライバーをしていましたから、電気を効率良く流すことは昭和の時代からやっています。そうしているうちに、「ここはネックの部分だな、それであれば予防的に今のうちに対策しておこう」と、転ばぬ先の杖をやっていました。

地味ですがとても大切な事で、その経験が除電の知識にも活かされています。

 

昔は車検を業者に依頼すると予防的整備というのがよくやられていました。「この人は年間○○km位走っている。それなら次の定期点検までにおおよそ○○km走行するから、この部品は今回交換しておこう」というものです。

長い不況のおかげで「なるべく部品を交換しないで車検を取って欲しい」という要望が増えて、必要最低限または無整備に近い状況で「車検だけ取る」事が増えました。

今や予防的整備をするのはディーラーかリース・レンタカー、事業用車両位ではないでしょうか。

私自身は整備の殆どを自分で行い毎回車検を取っています。年間の走行距離に合わせて整備をする、だから車両の状態は自分で把握しています。

本来、自分の車は重要保安部品以外は自分で整備するものです。自分で整備をする事で安全性も高まります。あくまで技術があれば…の話ですが。

 

アーシングの記事もいくつか書いていますが、アーシングキットで良くあるのが、いかにも効果がありそうな高級感のあるターミナルから、いくつものアーシングケーブルを分岐してあちらこちらにアースを落とすというもの。

中にはこれ見よがし感が透けて見える物もあります。

見栄えで売ろうというのを目にしますが、そのような物に限ってボルトやナットに気を遣っていません。でも売れちゃうんです、そういうのが…。

それが悪いとは言いませんが、私が気になるのは「どのような配線をどのようなボルトで固定しているか」です。

市販のアーシングセットの固定ボルトは知る限り、ニッケルメッキやユニクロメッキの物が多いです。でもそれって、電気は効率良く流れませんよね?

アーシングとは「電気の気持ちになって、必要なところに効率的にマイナスを流す」ものだと考えているので、白ネジのようなところまで気配りしています。

 

本当はメインハーネスを交換したいところですが、メーカー欠品なので出来る部分を工夫する事で、少しでも電気の流れを改善する。小さな積み重ねで大きな結果を生むというのが、なかなか分かってもらえず歯痒いのですが。

配線の黒くなっている酸化物をワイヤーブラシで落とし、端子を交換しました。

一応はこれで対処しますが、後でバッテリーから直にアーシングを持って来たいと思っています。

しかし、カブのバッテリーケース内は本当に狭く、もう一本アース線を増やす事は出来ません。フレームの穴をもう少し大きく取れば余裕のある空間が出来るのにねぇ。

それで解決策のアイデアを考えました。それはまた後で公開するかも知れません。

 

セルモーターの回路を考えていてふと気が付きました。「もしかしたら、スイッチの接点が接触不良で導通が悪くなっているのではないか?」なぜそう考えたかと言うと、このカブは当初ホーンが鳴りませんでした。

それで故障探求をしていったら、ホーンスイッチの接点が汚れや酸化で導通していなかったのが原因だったのです。

故障探求の場合は、まずホーンが機能するのかどうかを確認します。ホーンをバッテリーに直結して壊れていないのを確認、検電器で導通を確認していったらスイッチが怪しい。

分解して接点をヤスリで磨いて修理したのを思い出しました。

スイッチは密閉されてはおらず、写真のような原始的なものでした。接点の間にスプリングがあり、押す事で接触して電気が流れます。矢印が接点ですが、酸化して変色しているのが分かります。

これで直るかと思いきや、特に変わらず。多少は導通が改善したものの根本的な原因ではありませんでした。

故障探求もそうですが、手間でもこのように一つずつ探求していきます。

 

セルの配線の探求は一旦ここまでにして、初めてサイドカバーを開けた瞬間に「これ、変えよう」と思っていたヒューズの交換をしました。今どきガラス管ヒューズはないですよ。

もしヒューズが切れた時に、ガソリンスタンドに寄っても売っていないでしょう。スペアフューズは付いてはいますが…。

もう一つの交換する理由は、バッテリーケースの突起にヒューズを縦にして固定しているのですが、その配線が気に食わない。

そのような固定方法だと、両端の配線がL字形とまではいきませんが、曲がります。

すると振動で曲がりのきついところに応力が集中して、配線が金属疲労を起こして断線する事があるのです。

友人のオートバイで実際にあった事なので、転ばぬ先に杖で対策しようと考えました。

 

本当はバッテリーのマイナス端子を外すのがセオリーなのですが、面倒なので配線を切って、バッテリー側をテープで絶縁して作業します。マスキングテープですが。

ヒューズは平型を選択、これならばガソリンスタンドでもホームセンターでも手に入ります。

さて、ヒューズケースをどのように取り付けるか考えました。隣にはリレーがあるから動かせないし、余り出っ張るとサイドカバーに当たる。

どうにかして結束バンドで固定するか、良い感じに取り付けられないのならバッテリーケースに穴を空けてワイヤリングするか。

でも、どうにかしてバッテリーケースに無加工で取り付けたい。もし、このカブを誰かに譲る事があって、きれいに取り付けてあるヒューズを外した時に、「おお、バッテリーケースは無加工でこんな取り付け方をしていたんだ!」となったら面白いなと。

しばし、元のヒューズが押し込んであった突起に、ヒューズボックスを当てがったり、眺めたりして考えました。

 

そのうちアイデアが浮かびました。「ここをこう削って、こっち側はこう加工すれば上手い具合いにぴったり収まるのではないか?」実際にやってみたらどうでしょう、

良い感じに収まりました。

少し見づらいですがいかがでしょうか。まるで純正のようにぴったり収まっています。

 

配線が丸めてあるのは一箇所に応力が集中しないように、丸める事で力を逃がしています。バッテリーからのプラスの配線なのに、恐ろしく細い。バッテリーから来ている配線は短くて丸められませんが、角度を緩くしています。

左側の細いプラスの線が純正ですが、ヒューズの配線に比べると1/5位の細さです。

という事は、細い配線により応力が集中しますから、断線の可能性が高くなる訳です。

そのままでは配線と端子の重みで振動が大きくなりますから、結束バンドで他の配線に固定しています。

サイドカバーを取り付けたら見えない部分ですが、これも次のオーナーが見たら「あれっ、何か違うぞ。どうしてこうなっているんだ」と、分かる人には分かる。分からない人は一生分からないでしょう。

 

測定機器を積んでテスト走行をする場合は、各配線やセンサーの配線は全てこのように丸めて行います。

研究所ではそこまで配慮しているのに、市販車では生産ラインやコストの関係でここまではやっていませんね。

メーカーやディーラー以上の事をするのがプロフェッショナルだと思うので、今回記事にした次第です。

スペアヒューズをどこに置くかで考えました。固定出来る良い場所が無いので、チャック袋に穴を空けて、ヒューズケースの蓋のロックに引っ掛けました。これならどこにあるのか探さなくて済みます。

明日開催されるエクスチェンジマートで、このカブ90を展示します。実際にどのようになっているのか、もちろん除電についてもブログでは書かない事までご説明していますので、ご来店をお待ちしております。

写真のようにTristars-tec.のバナー(旗)を立てて、カブ90を展示しています。

明日もカブ主さんが複数ご来店しますから、運が良ければユーザーさんの体験談を聞く事も出来ます。除電チューニングを施したカブでエコランに参戦している先生もいらっしゃいます。

皆さん気さくな方ばかりです。

 

先日、以前からエンジンの始動困難で困っている旧車のオートバイのオーナーから相談を受けました。

一度はレストアしたものの、そこから数十年が経ちハーネスも劣化している。

それで、吸気系の除電をお勧めしたのです。キックスタートのみなので、それまでは40回前後キックしないとエンジンがかからなかったそうです。走り出す前にへとへとになってしまうのだとか。

まずはインシュレーターの除電で、キックの始動回数が十数回まで減りました。それでもきつい。

当ブログでも書いていますが、トータルで考えた方が良いに決まっているので、更にキャブとシリンダーヘッドの間のゴム製のインテークパイプの除電も再度お勧めしました。

 

再度と言うのは、当初から「全部まとめてやるのがセオリーですよ」とお伝えしていましたが、「とりあえず1か所だけ」というので、インシュレーターで終わっていた。

ご本人からしたら40回が10回程度まで減ったのだから助かったのですが、それでも大変だと…。

吸気系をまとめて除電したら、キック4回でエンジンがかかりました。施工前日にエンジンをかけたというのもあるかも知れませんが、驚かれていました。

逆に言えば、静電気がそれだけ吸気の流れを悪くしていたのです。

除電で何でも解決する訳ではありません。例えばバッテリーが弱っていたり、キャブのジェットが詰まっていたり、スパークプラグが汚れていれば、その影響はあります。

エンジンがかかりにくい、多くは一つの要因ではありません。前述のようないくつかの複合的な要因の一つ、静電気を除電する事でこのように改善する事はよくあるのです。

 

トライスターズテックでは除電し過ぎにならないよう、バランスや除電量を考えてご提案しています。他メーカーの物は分かりませんが、今までの経験から除電が一箇所だけの施工で全て解決する事は無い筈です。

ご自分でやってみたいという気持ちは分かりますが、その気持ちを抑えてプロの説明の通りに施工してみて下さい。その効果は自己流で試したものとは桁違いになるでしょう。

 

私は昔から充電式電池を使っています。一般の乾電池に比べたら、最初は充電池と専用の充電器を買わないといけません。しかし、一度買ってしまえばかなりの長い間、再利用が出来て、結果的にお金が節約出来ます。

このような事を投資と呼んでいます。少しの投資をして、結果的にコストが削減出来る。

中東が不安定化した今だからこそ、どこを節約するかが注目されています。

マジ軽ナットの場合は、転がり抵抗の低減でタイヤが長持ちするだけではなく、走りが良くなる、縦溝路面の走破性もぐんと改善してコーナリングも良くなる。振動が減って疲労しにくくなる。

まさにマジカルなナットなのです。

マジ軽ナットはメルカリでも購入出来ます。自動車用、オートバイ用のみとなります。

3月15日(日)午前5時から神奈川県厚木市あゆみ橋で開催されるエクスチェンジマートに出店します。

今月より開催時間が午前5時からに変更となっております。

特注のマジ軽ナットシリーズをご注文の方はご用意出来ています。

来場の前にエクスチェンジマートのホームページでをご確認下さい

http://exchangemart.hypermart.net/

 

 

 

除電で吸気効率が良くなる理由

吸気系で発生する静電気が吸気効率を低下させている事を、科学的根拠であるトヨタ自動車の特許を分かり易く解説しています。

静電気が発生している服を着ていると花粉や埃を引き寄せて付着する、これは一般的に認知されています。

それをゼロには出来ませんが、「帯電防止スプレー」を吹いて除電してあげる。そうすると付着がゼロにはなりませんが、付着量は大きく下がります。

ところが車やバイクでも静電気が発生していて、吸気の流れを悪くしていると言うと、「そんな事ある訳が無い」と言う、車好きを自称する人がたくさんいらっしゃいます。

 

神様がいるのかどうかはお会いした事が無いので分かりませんが、もし神様がいるとして「服には静電気が起こっても許そう、しかし車やバイクに静電気が起こるのはまかりならん、起こらないようにした」と、決めているのでしょうか。

そのような事はある筈がなく、このような現象は自然の法則に従って起こる(発生する)ものです。

静電気が帯電する大きな要因の一つは絶縁体である事。当ブログで度々紹介している記事「絶縁体だから帯電するのです」では、基本中の基本を書いています。

これを読めば、「なるほどそう言う事か」と納得する筈です。

もう一つは擦れたり、剥がれたり、圧力が加わったり、動いたりという変化でも静電気は発生してしまいます。

 

静電気を除電して吸気効率を向上させる特許はトヨタに限りません。性能の良いエンジンで有名なホンダも吸気効率を向上する特許を取得していて、それも解説しています。

 

 

どうでしょうか、これでも「静電気なんか性能に関係ない」でしょうか?

私は元テストドライバーですから、思い込みやプラシーボ効果には人一倍注意しています。

テストをして長い間検証する、確認出来た物だけを真似されないように秘密の部分は省いて公開しています。例えばイグニッションコイルの除電はブログで公開するまで13年間検証しています。まだトヨタ自動車が特許出願をする前からです。

トヨタは数人のプロジェクトチームを作り、除電の研究をして検証して特許を出願しています。

その特許を中学生でも分かるようにやさしく解説します。特許文献のオリジナルは青太文字にして、その下に解説を書きます。

 

【0014】
  ところで、非導電性合成樹脂材料からなる薄肉壁の表面の電圧値が高くなると、薄肉壁の表面に沿う空気の流れが変化することが確認されている。そこで、まず初めに、薄肉壁の表面に沿う空気の流れが、薄肉壁の表面の電圧値によってどのように変化するかということについて、本発明者が実験により確認した現象から説明を行う。図6Aは、正の電荷が帯電している薄肉壁9の表面に沿って空気が流れている場合を示している。この場合、空気は正に帯電する傾向にあるので、図6Aは、正に帯電した空気が、正の電荷が帯電している薄肉壁9の表面に沿って流れている場合を示している。さて、図6Aにおいて、実線の矢印は、薄肉壁9の表面の電圧値が低い場合を示しており、この場合には空気は薄肉壁9の表面に沿って流れる。これに対し、破線の矢印は、薄肉壁9の表面の電圧値が高い場合を示しており、この場合には空気は薄肉壁9の表面が下方に向け湾曲したところで、即ち空気流が薄肉壁9の表面から離れやすいところで、薄肉壁9の表面から離れるように流れる。

 

非導電性合成樹脂材料とは特許の及ぶ範囲を広く取る為にこのような書き方にしています。ゴム・プラスチックと書くと、「じゃぁ、それ以外なら特許に抵触しない」と、カーボンファイバーに使うという事が起こり得る。そのような事を防ぐのが目的です。

「カーボンファイバーは炭素繊維だから導電するじゃないか」という人はそこそこ詳しいですが、使っている樹脂は非導電性合成樹脂なので静電気の流れる先が無いので、帯電します。

ちなみにトライスターズテックでは微弱電流が流れる合成樹脂を使って製作しています。

「薄肉壁」とはケースやプレート等の事で、これも特許の範囲を広く取る為。

その表面の電圧値が高くなる(帯電する)と、表面に沿う空気の流れが変化する。

冒頭に書いた服に花粉や埃が吸い寄せさられるのと同様に、非導電性合成樹脂材料(面倒なので一般的にはゴム・プラスチック)に空気の分子が吸い寄せられて、空気の流れが変わる。

それを研究チームが説明しました。

図6Aでは正の電荷(⊕)が帯電している薄肉壁9の表面に沿って空気が流れている場合を示している。

静電気が帯電すると空気の分子を引き寄せるので、帯電している物の表面に沿って流れる。これを可視化した動画があります。

目に見えるようにお線香を使っていますが、この煙より空気の分子の方が軽いですから、静電気の影響はもっと受けます。

静電気の帯電量が少ないと図6Aの実線の矢印のように、静電気の影響を受けて局面でもまとわりつくように表面に沿って流れる。

ところが帯電量が多い(電圧値が高い)と破線のように、湾曲したところで離れるように流れる。

これはコーナリングと似ていて、速度が低ければコーナーのRに合わせて走れますが、オーバースピードだと遠心力ではみ出してしまう、これならイメージ出来るのではないでしょうか。


【0015】
  図6Bは、図6Aにおいて薄肉壁9の表面に沿って流れる空気の主流の流速U と、薄肉壁9の表面から距離Sだけ離れた位置での流速Uとの速度比U/U のX地点(図6A)における実測値を示している。なお、図6Bにおいて黒塗りの菱形で示される各点は、薄肉壁6の表面に正の電荷が帯電していない場合を示しており、図6Bにおいて黒塗りの四角形で示される各点は、薄肉壁9の表面に正の電荷が帯電している場合を示している。図6Bから、薄肉壁9の表面に正の電荷が帯電している場合には薄肉壁9の表面に正の電荷が帯電していない場合に比べて、速度境界層が薄肉壁9の表面から離れ、従って薄肉壁9の表面に正の電荷が帯電している場合には、図6Aにおいて破線の矢印で示されるように、空気が薄肉壁6の表面から離れるように流れていることがわかる。

下の図 6Bは前の解説をグラフ化したものです。特許文献なので、図解(図6A)の説明の化学的根拠として提出したものです。

このような特許は、測定した数値や資料を含めて特許庁に出願します。その提出された書類が本当なのか、数値は本当にそうなるのかを数年をかけて精査して、間違いがないのが確認出来て初めて特許として認められます。

この辺りは、私の兄が特許庁の下部機関で働いていたので詳しいです。膨大な裏付けの文献やデータを照会したり確認したりが間に合わず、休日も自宅で仕事をしていました。

図6Aの裏付けの資料として、グラフ化したデータで証明している訳です。

帯電していない場合と、帯電している場合での違いが証明されているという程度で十分だと思います。


【0016】
  上述したように、空気は正に帯電する傾向があり、従って空気の一部は正の空気イオン(丸内に+で表示)となっている。従って、薄肉壁9の表面に正の電荷が帯電していると正の空気イオンと薄肉壁9の表面との間には斥力が作用するために、図6Aにおいて破線の矢印で示されるように、空気は薄肉壁9の表面が下方に向け湾曲したところで、即ち空気流が壁面9の表面から離れやすくなったところで、薄肉壁9の表面から離れるように流れることになる。このように薄肉壁9の表面への正の電荷の帯電により薄肉壁9の表面に沿って流れる空気流が薄肉壁9の表面から離れることは実験により確かめられており、この場合、薄肉壁9の表面の電圧値が高くなるほど、薄肉壁9の表面に沿って流れる空気流が薄肉壁9の表面から離れることがわかっている。

空気は正(⊕)に帯電し易く、湾曲している板(9)の表面がプラスに帯電していると、空気のプラスのイオンとの間で斥力(お互いに反発する力)が作用するために、板が湾曲している部分(空気流が板の表面から離れやすくなっている部分)で、板の表面から離れるように流れる。

これは実験で確かめられており、板の表面の電圧値が高くなる(帯電量が増す)ほど、板に沿って流れる空気流が表面から離れる事が分かっている。

言葉で分かりにくいならば、磁石に例えると分かり易いと思います。板(薄肉壁)の表面側が磁石のS極とすれば、空気もS極の磁石だとすると、反発して離れようとします。磁力が強いほど、反発力は強くなります。こう考えるとイメージし易いのではないでしょうか。

実際は板と空気の分子なので、目に見える程の物ではありませんが、エアーのインレットのパイプが曲がっていたり、エアクリーナーボックスの内部に凹凸があったり、インシュレーターにジャバラ部分があったりと、とにかく吸入した空気が複雑に流れています。

その殆どは絶縁体のゴム・プラスチックで出来ていますから、静電気を溜め込みます。そうするとこの文献に書いてある「電圧値」がどんどん高くなり、流れにくくなっている状態で無理に流すという悪循環に陥ります。

静電気がパイプ状の物に帯電すると、斥力によって実質的に流れる有効面積がパイプの内径より細くなっていきます。それによって、音質が高くなる。

例えば内径50Φのマフラーでも、実質的な有効面積はずっと狭くなり排気効率は悪くなります、静電気によって排気の通り道が狭くなりますから。

車外の太いマフラーを取り付ければ、パイプが太い分排気効率が良くなりますから音は低くなりますが、実際はもっと低い音なのです。

 

その理屈についても、トヨタの特許文献の解説をしています。

 

これと同じ現象が吸気でも起こっているのです。だから、吸気だけの除電でも排気音が低くなる事が多い。

マジ軽ナットユーザーで吸気の除電に進まれた方には、「吸気だけでも排気音が低くなる筈なので、確認して下さい」とお伝えしています。吸気や排気の除電の施工で音が低くなっていれば、それは除電が効いている証なのです。

もちろん、吹け上りの速さ、エンジンの回転の伸び、スムーズさ、エンジンの振動の低減等が体感出来ます。

トライスターズテックでは、簡単な施工で吸気効率を向上させる技術を持っています。

 

時期的に花粉がたくさん発生しています。車のフロントガラスに花粉がまとわりついてなかなか取れませんよね。何故だか分かりますか?

ガラスも絶縁体で帯電するからです。

花粉よりはるかに軽い空気の分子はもっと影響を受けます。

中東の不安定化でガソリンスタンドでは「200円/L超えになります」という張り紙をしている所も出て来ました。

市販車のエネルギー効率は最高でも40%止まり。エンジンやタイヤの回転等の負荷や抵抗が減れば、エネルギー効率は改善します。転がり抵抗の低減でタイヤが長持ちします。

少しの投資でエネルギー効率が高まり、走りも楽しめる。そういう選択肢もあるのです。

 

「本物の除電は体感出来ます」タイヤの除電で効果を体感されたユーザーさんが、

続々次のステップ進まれています。体感が無ければ次に進む事はありません。

トライスターズ テック powered by BASE自動車の元開発テストドライバーが、タイヤに帯電している静電気を除電する革新的な特許製品、「マジ軽ナット」を販売しています。簡単に取り付けられ、省エネでスムースな走行が出来る製品です。ブログに今までの経験、除電のメリット等について書いています。YouTubeではマジ軽ナットの取りつけ前後の比較走行、取り付け方法が見られます。マジ軽ナットは科学情報出版 EV-t…リンクtristarstech.base.shop

自動車用・オートバイ用はメルカリでも販売をしています。

3月15日(日)午前5時から神奈川県厚木市で開催予定のクスチェンジマートに出店

の申し込みをしました。

今月より開催時間が午前5時に変更となっております。

開催の有無は開催予定日前日の13時にエクスチェンジマートのホームページで発表となります。

特注のマジ軽ナットシリーズをご注文の方はご用意出来ていますので、お立ち寄り下さい。

今後の出店予定のお知らせ

・3/15日(日)開催予定 神奈川県厚木市 エクスチェンジマート

・4/19日(日)開催予定 神奈川県厚木市 エクスチェンジマート

・4/26日(日)開催   神奈川県大磯ロングビーチ HSCCミーティング

 

 

 花粉症対策にも静電気の除電は必須

昨年、想像以上に好評だった過去の記事を改定して記事にします。

花粉症を自分なりにどう克服したか、花粉症の症状を緩和する知識について書きたいと思います。

花粉の多い季節になりました、花粉症を持つ人は大変だと思います。

私が花粉症と言う言葉を初めて聞いたのは1983年です。友人がくしゃみと鼻水が止まらず病院に行ったら、「花粉症」と診断されたのです。

「花粉症なんだよ」、「何?花粉症って?」という会話をしたのを覚えています。

つまり、当時はその位珍しいものだったのです。

 

ちなみに私の高校は生徒数が数千人というマンモス校。北の方には杉を使う産業があるから大量に杉が植樹されています。

今頃の季節は北風が吹くので、その花粉が大量に飛んで来て車の窓ガラスに付着するので、毎日水をかけて流さなければいけないのです。道路もうっすらと黄色くなる程の花粉の量でした。

それ程のスギ花粉が飛散しているのに、高校時代に花粉症(アレルギー含む)の症状を持つ人など聞いた事がありません、マスクをする生徒など殆どいない時代なのに、です。

私は医者ではありませんが、花粉症は杉の木の多さだけの問題ではなく、人間の方の問題があるのではないかと考えています。つまり、口にするものが変ったのではないか、食物や飲み物の変化です。

 

静電気が花粉や他の物質を引き付けるのは良く知られています。テレビ番組や動画でも、「どうしたら花粉を体内に取り込まないか、家に入れないか」のという特集がされています。

マスクは言うに及ばず、外に出たら服に花粉が付いているから、玄関前で帽子や服をはらってから屋内に入る。

このように体内にも室内にも極力花粉を持ち込まないようにする。これは花粉症の発生する要因の一つ、アレルゲンの絶対数を減らすという対策です。

ご存じのように静電気が多く発生する服装、例えば石油由来の化学繊維(フリース等)やムートン、シルクでも静電気が大量に発生して、飛散している花粉を引き寄せます。

 

服に静電気が帯電すると、叩いたりはらっても重量がとても軽い花粉の一部は静電気によってまた服に吸い寄せられてしまいます。

それを防ぐのには帯電防止スプレーで服を除電すれば、静電気を抑制して付着が少なくなります。

天然素材なら静電気が発生しないと思っている人が意外と多いですが、思い出して下さい。小学生の理科の実験で静電気を発生させるのに、エボナイト棒を毛皮で擦っていましたよね。

このように化学繊維ではなくても、静電気を多く発生させる物はあるのです。

 

ちなみに私も花粉アレルギーを発症した事があります。秋の終わりに鼻水が止まらなくなったので病院に行き、アレルゲン検査をしたら、3~4種類のアレルギー因子を持っているのが分かり、その時は薬で抑えました。

ここで理解して頂きたいのは、「アレルギーを発症する可能性はあるけれど、発症していない」という事実です。

この意味はお分かりでしょうか?もう少し詳しく書けば、花粉症を含むアレルギーを発症する因子は持っているけれど、それを引き起こす原因物質の蓄積量が少なく、発症していないので生活に支障はありません。

毎年、「花粉の量が去年の〇倍」のようなニュースが流れますが、発症する要因は花粉の量だけではありません。

医師がどのように捉えるのかは分かりませんが、民間療法として学んだのが今で言うところの「コップ理論」と言われているものでした。

それを図解で解説します。

 

イメージして頂きたいのが、底に穴の開いたコップ。ダウンコップの大きさは各個人のアレルゲン因子の許容量で、人によって違います。

                         

許容量を超えたら、くしゃみや痒み、鼻水等の「症状」として現れます。

底の穴の大きさは発症する原因を排出(取り除く)する能力。単に物理的に排出するだけでなく、発症要因の一つであるストレスをため込まない、発散出来る能力も穴の大きさを左右します。

このコップに蛇口から水(発症の要因)を流し入れます。穴が空いているから、水は穴から流れ出ます。注入量より排出量が多ければコップからあふれる事はありません。

その逆で排出量が足らないと、少しずつ水が溜まってやがてコップからあふれ出る、それが花粉症やアレルギーが発症した状態という訳です。

             

コップが大きければなかなか発症しませんが、コップが小さくても底の穴が大きければあふれる事はない=発症しないという民間療法の考え方を知りました。

 

これを知ってから、自分のコップ(許容量)は運動をする事で穴を大きくする努力をしました。

仕事をしている以上、ストレスはどうしても溜まりますから趣味で発散したり、温泉に行くなどストレスを減らす事も重視しました。

口に入れるものはまず良い水を摂り、炭酸系のジュースは殆ど飲まないようにしました。

それに加えて食品添加物・化学物質もなるべく摂取量を減らすよう気にしつつ、揚げ物も減らしました。

そうするには食材も選び、なるべく自宅で料理を作る。活性酸素が多く発生する食べ物をなるべく控えるよう心掛けました。

野菜は元々好きなので問題なし、以前より根菜類を増やし、肉より魚の割合を増やし昔からある日本食を食べる頻度を多くしました。

このように生活習慣・食環境も改めると共に、タバコを止めました。「よくタバコを止められたね?」と言われましたが、「止める」と決めればいいだけで簡単です。

お酒はストレス発散の意味合いもある事にして、適度に呑んでいました。(笑)

 

その結果、あれから四半世紀以上経ちましたが、花粉症も含めてアレルギーは一切発症しなくなり、「今年一番の花粉の飛散量」とニュースで大騒ぎしている中、マスクもメガネもせずに外出しても、一番酷くて目の端に少しだけ違和感があるのかなぁ?という感じのみ。

そのような時は目鼻を洗えば収まり、症状が出る事はありません。

私が行ったのは民間療法で、自分でその理屈が納得出来たので試しましたが、アレルギー反応が酷いと命に係わる事もあります。まずは病院で診察を受けて下さいね。

発症のリスクを減らす、摂取した物は排出(取り除く)する、そうするといい流れになっていいサイクルになるから楽しめるという訳です。

 

このような考え方は花粉症に限らずあり、例えば食中毒もそうです。

食中毒が発生する要因は、まず原因となる菌の数を抑制する、湿度や温度、時間等いくつかの要因が重なって起こります。ある程度菌があっても、温度が低ければ菌の繁殖は低く抑えられます。

このように、いくつもの要因のうちの一部を取り除くだけでも、一定の効果があります。

実はこのような対策は、乗り物で発生する静電気の除電チューニングと考え方が同じなのです!

このような民間療法の経験があったから、除電の理解が早かったのだと思います。

もちろん、それに加えてテストドライバーとしての車の知識があったからこそですが。

だって、悪い物を取り除けば良くなるのは当たり前でしょう?

 

昨年の記事で「後ほど体内静電気や電磁波、低周波などによる健康への影響について書くかも知れません」と書きましたが、私は人の体については素人ですから、思い込みで書く訳にはいきません、信用に関わるからです。

ただ、除電チューニングをすると「ドライバーはもちろん、運転をしていない同乗者の体も楽になった」という報告がいくつもあるのです。

除電チューニングの施工をしていく中で、ある大学の博士の車に施工する機会がありました。それで、その博士に前述の事を質問してみました、その記事です。

 

 

レガシィへの施工で専門家の立場からの話を聞く事が出来て良かったと思います。

静電気によって作動が悪くなったり、グリスやオイルの粘度上昇が起こり(トヨタ自動車の特許より)無駄にエネルギーを消費しているので、静電気の量を減らせば、少ない力で動きが良くなる=省エネルギーになるのは中学生でも分かりますね。

 

・発生源はゼロに出来るのか?

花粉症の原因の発生量を減らすには、杉やヒノキ等の本数を減らせばいいのですが、某都知事は「花粉症ゼロ」を選挙公約にしたものの、そうはなっていません。

現時点では少なくとも数十年の時間が必要と思われます。

乗り物も同じで、各部品の動きを悪くしている静電気の発生をゼロにする事は現在の技術では不可能です。

エンジンの無い自転車でさえ、静電気が発生して走行に無駄な力を消費しています。

市販車のエネルギー効率は最高で40%。残りの60%は熱になったり、機械的損失や摩擦、抵抗等で失われています。

マジ軽ナットシリーズで除電をすると、無駄に消費している抵抗が減り、エネルギー効率が良くなる。それが体感で分かるのです。

 

・ではどうすれば良いの?

花粉症(アレルギー)はまず、医師に相談する。民間療法で全ての人が解決はしないと思います。

私がやった事は、薬の代わりにサプリメントを飲んだとか、特定の食べ物を極端に多く食べた訳ではありません。生活習慣・食環境の改善、ストレスをなるべく溜めないようにしたのです。

何かプラスになる薬やサプリメントを摂るのではなく、良くない物(マイナス)を減らした結果だと思っています。

前述した通り、多くの事象はいくつかの要因が重なって起こる事が殆どですが、そのうち一部の要因を取り除くだけでも、問題や事象が抑制されたり緩和するのはお分かり頂けると思います。

10を0にするのではなく、3とか4に落とす努力をする。それならそれほど難しくないですし、そこそこいい状態になるはずです。

 

これは乗り物の徐電チューニングも非常に似ています。静電気はどうしても発生し、帯電してしまう。それは防げないので、一定量除電してあげる。

ただ、適当に施工するのはお止め下さい。正しく除電するには理論を知っていないといけません。車やバイクに理論を当てはめて経験で判断する必要があります。

適当にやるとノーマルより性能が悪くなる事もあります。

当初は静電気がこんなにも走行に悪影響を及ぼしているとは知らなかったので、「これ(除電)は面白い」といろいろ走行テストもして評価しました。

私は元自動車メーカーの研究所でテストドライバーをしていました。ですから高いレベルで同じ走行をして比較・評価も出来ます。

テストコースでは厳格に決められたモードに則り、速度はプラスマイナスで2km/h以下に抑えて走行する事もしていました。

評価とは思い込みやプラシーボ効果は排除して、車の変化を感じ取り、それを体系的に説明する事を指します。このような仕事をして報告書として提出していました。

 

マジ軽ナットの放電技術の特許の出願をしたのは2014年4月、特許を取得したのは2018年12月で、大切なのは特許出願をした日です。

まさかトヨタ自動車が、電源を使用しない静電気の除電で特許申請をするとは思ってもおらず、「こんな事をやっているのは自分達くらい」と面白がってやっていました。

特許を取得出来たと知った10日位後に、ラジオで「トヨタ自動車がバンパーの裏側にアルミ箔を貼って静電気を除電して、空気抵抗を減らす特許を取得した」というニュースを聞いて、「えっー、トヨタも同じことを考えていたのか!」とビックリしまし

た。

ボディー外板の除電は既に特殊な除電ワックスで既にやっていたからです。

マジ軽ナットの放電技術は後追いで考えたのではなく、独創的な物だという証明です。

下は新型クラウンでもオプション設定がある除電シートの動画です。除電で乗り物の走行性能が向上するのは当たり前です。

 

その後トヨタ自動車の除電の公開特許を調べると、タイヤ、サスペンション、エンジン、ブレーキ、マフラー、車体等などと。私達がやっていたのとほぼ同じ箇所の除電で特許を取得していたのです。

私達は更にラジエターホース、ミッション、デフ、吸気、イグニッションコイル等も除電して効果を確認しています。

ボルト・ナット形状での特許ですが、車やオートバイの部品の多くはボルト・ナット止めですから場所ごとに特許を取得する必要はありません。

ホンダはエンジンへの吸気で静電気の帯電で効率が悪くなるのを、電源を使った除電で向上させるという特許を取っていました。

除電で吸気効率を向上するのは、遅くとも2013年までにはやっていました。

 

冒頭で「花粉が静電気で吸い寄せられる」と書いていて、これは誰もが理解されるでしょう。

自動車では空気が絶縁体であるプラスチック製のエアクリーナーボックスを通り、ゴム製のインシュレーターを流れると、どんどん静電気が発生していきます。

「絶縁体なのに帯電するのはおかしい」と誤解されている方が多いので、下の記事をお読みください。

帯電している絶縁体のパイプの中を空気が流れると、花粉よりはるかに軽い空気の分子はパイプ内部に引き寄せられます。つまり流れが悪くなる。

流れが阻害されるのでエンジンの吹け上りが悪くなり、旧車ではエンジンの掛りが悪くなったりします。

吸気効率を高めて強い点火にする事で燃焼が良くなる。燃焼が良くなれば、今までより少しアクセルを開けなくても、以前と同じように走れるのです。

自動車の気持ちになって除電を進めた私のトランスポーター(バン)は、一昨年までの3年間、車検時の排ガスの計測でCO(一酸化炭素)0.00% HC(炭化水素)1ppmを継続していました。

それで「もう少し除電を進めれば、両方ゼロになるのではないか?」と考え、もう一度エンジンから排気までの除電を見直した結果、エンジンの燃焼学会でも「あり得ない」とされていた夢の完全燃焼を実現する事が出来ました。

 

 

 

吸入効率が改善すると吹け上りが速く・スムーズでなめらかになる事がエンジンベンチテスターでの性能試験で証明されています。

旧車のオートバイでも、今まで数十回キックしてやっとエンジンがかかったのが、10回程度でかかるようになったという報告も受けています。

数値上はHCが1ppm減っただけですが、走行してみると更にアクセル開度(アクセルを開ける度合)を減らしても、急な坂道もグングン登れるようになりました。

 

花粉症対策で静電気による付着を完全に防ぐには、半導体工場並みの除電設備が必要となります。これは一般家庭では不可能ですから、なるべく持ち込まない、排出してしまう。アレルギーになりにくい生活、体づくりが大切です。

車等の乗り物で発生する静電気を完全に除電するのも不可能です。

そもそもタイヤが路面に接地し、離れるだけでも静電気が発生(トヨタの特許文献より)してしまう。

空気との摩擦、エンジンの圧縮・燃焼、排気、各部品の動き、冷却液やオイルの循環、ミッションの回転、チェーンの回転等など、とにかく動けば静電気が発生し、タイヤから路面への放電量が不足しているので、各部に帯電して動きに悪影響が出る。

それを発生源の近くで除電し続ければ、コップから水が溢れないのと同じで悪影響は最小限に抑えられる、それが除電チューニングの神髄なのです。

 

このように花粉症対策を自分なりに考えて解決した事が、乗り物の静電気の除電の研究を続けていく中で「花粉症の民間治療との相似点が多いな」と感じていました。

この民間治療をしていたので除電の理屈がスッと入って来たのは間違いありません。

 

除電チューニングの面白さを知ったお客さんから「静電気の帯電量をゼロにしたい」とよく質問を受けますが、花粉症・アレルギー対策と同じで、ポイントを押さえつつ、上のコップの中の水と同じくらいのレベルに抑え、溢れない程度のそこそこの状態でお付き合いをするのが良いのです。

「静電気の帯電量をゼロにしたい」と言われた時にはこう返しています、「静電気の除電は、そこそこでいいんですよ」と

 

様々な要因で常に発生量が変化している静電気に合わせて除電する事は、今の技術では不可能です。

それを、下のトヨタの特許文献にあるグラフのように、除電し過ぎると効果が落ちていってノーマルより悪くなるので、そこそこの所(最適地付近)で妥協するのが良いのです。

ではそれをどう見極めるのか?となりますが、そこは経験と知識がものを言います。

よく真似されているトヨタの金属箔で除電する特許。送られてきた写真を拝見すると貼っているのを目にしますが、「どのような理由でそこに貼っているのですか?」と質問すると、誰も答えられない。「なんとなく貼ってみた」、「貼ればいいと覆っていた」という返答が多いのですが、お止めになった方が良いです。

どこでどの位の量を除電するのか、理論に基づいて施工しなければ逆効果、つまりかえって性能が悪くなる事もよくあります。

マジ軽ナットも含めて特許の模倣は、販売はもちろん、少し形状を変えたり、例え効果が無くても取り付け(使用)ただけでも犯罪となります。絶対にお止め下さい。

 

下の図はトヨタのタイヤ・ホイールの除電の特許文献の図解です。タイヤとホイールの除電をした結果、転がり抵抗が減って燃費が改善したという内容です。

転がり抵抗が多いと無駄なエネルギーを使うので燃費が悪くなる。

どうやって転がり抵抗を減らすかを各自動車メーカーや土木の分野(舗装技術)でも研究しています。

様々な記事で除電を書いている人がいますが、「除電し過ぎになる」、「除電はそこそこで良い」と言っているのは私位ではないでしょうか。

ちょっと齧った人は、除電グッズをたくさん付けて、「効果がありました!」と自慢していますが、そのグッズが本当に効果があるなら、上のグラフの通り性能は低下するのです。

これを知るだけでも、当ブログを読む価値があると思います。

 

花粉症でも静電気でも発生や取り込む事を完全には防げない。それならば排出・取り除く事の方が、お財布にもやさしく簡単です。

日産ディーラーの店長がマジ軽ナットの説明を聞いて、「転がり抵抗が減るなら、タイヤが長持ちしますね」と仰いました。

長持ちするだけではなく、タイヤダストの発生も少なく環境にも良い。タイヤとホイールの汚れも減ります。

 

除電チューニングはマジ軽ナット タイヤ用から。「体感出来なければ除電ではありません!」体感出来るからマジカル、だからマジ軽ナットなのです。

自動車用・オートバイ用はメルカリでも販売をしています。

3月15日(日)午前5時から神奈川県厚木市 あゆみ橋で開催されるエクスチェンジマートに出店します。

今月より開催時間が午前5時に変更となっております。

特注のマジ軽ナットシリーズを予約の方は、当日までにご用意します。

エクスチェンジマートの詳細は下記リンクからどうぞ。

http://exchangemart.hypermart.net/

今後の出店予定のお知らせ

・3/15日(日)開催予定 神奈川県厚木市 エクスチェンジマート

・4/19日(日)開催予定 神奈川県厚木市 エクスチェンジマート

・4/26日(日)開催   神奈川県大磯ロングビーチ HSCCミーティング

 

 

外してみて、改めて効果を確認

ロードスターのチューニングの記事です。初めて記事を読む方は前回の「その3」からお読み下さい。

 

除電の施工の際にS先生と話をしていて、このような体験談を聞きました。

奥様が乗っている軽自動車をディーラーの定期点検に出した。その際、マジ軽ナットは外して出したのだそうです。

定期点検から戻って来たら、タイヤとホイールに埃やブレーキダストがたくさん付いて、「こんなに汚れるんだ」と思って掃除したそうです。

このメーカーのブレーキダスト(パッドの削りカス)が目立つのは有名ですが、今まではタイヤとホイールが除電されていたから、汚れの付着が少なかった。

マジ軽ナットを外したら静電気の帯電量が増えて、ブレーキダストや走行で巻き上がる埃を引き寄せて汚れが増えた。

 

これは静電気が多く発生する化学繊維等を着ていると、空気中の花粉が吸い寄せられて多く付着してしまうのと理屈は同じです。花粉症対策についてはまた後で記事にします。

マジ軽ナットを外してみたからこそ、その効果が目視でも確認出来たのです。

トヨタの軽バン ピクシスを施工したHさんも、インシュレーターに付着する埃が減ると共に、ウエスで軽く拭くだけで取れるようになった、こちらも目でも除電の効果が確認出来た例です。

マジ軽ナットの第一の目的は車やバイクの性能を向上させる事ですが、車に触れる際「パチッ」とならなくなったり、汚れの減少で掃除が楽になったりと、除電による実利もあるのです。

 

以下は主な各部の施工ですが、以前からの物も含みます。施工後の写真ですが、ぱっと見で分からないでしょう?

イグニッションコイルとインジェクションにマジ軽ボルト

インシュレーターにマジ軽バンド

デフには余ったネジ穴がないので、PPFにマジ軽ボルト

マフラーにマジ軽バンド

 

このように施工した後、比較走行をするべくS先生はリフトで1m程動いただけで「違う」と声に出ました。

まだ前輪がリフトの中央位にあり、降りていない状態なのにです。私はその言葉をすぐ横で聞いていました。

先生はこう続けました、「クラッチを繋いでも回転が下がらない」と、驚きの表情。

ロードスターは前から埋め込み式のリフトに入れていました。

FRですから駆動しているリアタイヤはリフトから降りるだけですが、フロントタイヤはリフトを登る訳です。

リフトの高さはゴムの当て板を含め高さ80㎜ほど、両端は角度30°位斜めになっています。とはいえ停止状態からリフトに乗り上げるのですから、負荷がかかります。

このような段差に乗り上げるのには、アクセルを開けないといけませんね。

その状態でクラッチを繋ぐ訳ですから、当然回転数は下がります。繰り返しますが、停止状態から段差に乗り上げるのですから。

段差に乗り上げないといけないのに「回転が下がらない」、全くゼロではないでしょうけれど、除電したら回転の落ち込みがほぼ無くなくなった、それが「違う」という言葉でした。

 

「その1」で書いた通り、昨年まで毎日通勤に使っていた道を含めて、比較走行を「同じルート」で行うように念押ししました。

一度走行してからリフトに入り、イグニッションコイルのボルト4本だけをオリジナルの物に戻して、再度同じルートで走行して貰い、また前からリフトに入りました。

比較走行を終えたS先生からインプレッションをお聞きしました。補足説明も含めて記します。

太文字の部分がS先生のインプレッションです。

 

・イグニッションコイルのボルトを元に戻したら、リフトを出る際の前輪の乗り上げが元に戻った」、アクセルを「吹かしてあげないと乗り上げられない」。

補足をすると、吸気系の追加の施工でノーマルよりは良くなっています。それでもイグニッションコイルの除電と併せた方が更に良い。

それなので、吸気系の施工にイグニッションコイルの除電も含めています。

・信号待ちでドリンクホルダーに置いている飲み物を見たら、水面の揺れが少なくなった。

吸気の流れが良くなったところに強い点火をすれば、当たり前ですが燃焼が良くなります。

これを突き詰めた結果、以前の記事のように排ガスのCO 0.00% HC 0ppmを実現しました。

エンジンが効率良く作動するので、負荷が減ってスムーズになる。その結果、振動が更に軽減したという事です。

テストドライバー時代は振動センサーを取り付けて計測していましたが、ペットボトルの水などで視覚的に振動の低減が確認出来るのですね。いい勉強になりました。

・アンダーパスの登りもアクセルをちょっと踏むだけで登っていく

当ブログで除電を進める毎にアクセル開度が少なくなっていくと、重ねて書いています。

除電技術はタイヤでは転がり抵抗の低減、エンジンでは吸気から点火・排気までを考えて効率を良くする技術。

どれも無駄に消費しているエネルギーを減らし、作動効率を向上させるものですから、エネルギー効率は向上します。

・2500rpmから3000rpm以上の吹け上りが良くなった。イグニッションコイルも除電した方が、下(低回転時)のトルクが増した上に上乗せで吹け上りが良くなる。

そうなるので、「イグニッションコイルも試してみませんか?」と打診したのです。

そもそもガソリンエンジンの性能試験をエンジンベンチテスターでして下さったのは、S先生です。

その時は、部活(エコラン)用に納品したマジ軽ナットの余りで性能試験をしたので、吸気系はインテークマニホールドとイグニッションコイル各1個だけでした。

それでも性能曲線のグラフで大きな変化が確認され、「あれは生徒達も驚いていました」と当時を回想されていました。

 

その性能試験のグラフはネット非公開です。イベント出店では写真のようにグラフを掲示して科学的に証明されている事をご説明しています。ただし、写真撮影はお断りしています。

 

比較走行は10分程度ずつ2回行いましたが、今までの除電の効果に上乗せする形で更なる効果が確認され、イグニッションコイルも併せた方がより体感が増すのも確認して頂きました。

先生は所有する他の車やオートバイでも除電をされていますから、ある程度の効果の上積みは予想されていた。それでも、予想を上回る効果を知る事となりました。

逆を言えば静電気がどれくらい走りを悪くしているか、という事です。「静電気なんか性能に関係ある筈がない」という人に施工してみたいものです。

 

数日後にS先生から送られてきたインプレッションのメールをスクリーンショットして、一部を画像加工して掲載します。何度も掲載にご協力して下さってありがとうございます。

このインプレッションは施工が終わって、ご自宅まで帰る際の感想も含みます。

 

「中速域から高速域までは、明らかにトルクが増加してアクセルの踏みしろが少なくなる」のはエンジンの負荷が減った為。少し低いアクセル開度でも、今までと同様に走れる。

逆を言えば、今まで通りにアクセルを開けると速度が出てしまうので、速度超過注意です。

「特に2500rpmからの吹け上がりが鋭くなり、6000rpmまで気持ちよく回るようになった」のも、負荷が減ると共に吸気でちゃんと吸えるようになったので、滞りなく吹け上がるようになったのです。

多くの方が先にマフラーを除電したがるのですが、「まず、ちゃんと吸わせてあげる」のがセオリーです。

イグニッションコイルも併せて除電した方が、「明らかな低速トルクの増加と、アイドリング時のエンジン振動が少なくなる」のは、完全燃焼に近づいてトルクが増し、更に負荷が減ったので、振動も減ったという訳。

「特に発進時のハーフクラッチ時に、エンジン回転を上げなくてもクラッチを繋ぐ事が容易で、トルク増加を顕著に感じた」というのは、上記の事によって無駄に消費していたパワーロスが減ったので、アクセルを余り開かなくても低回転で発進出来るようになったのです。

「5月初旬の気温にもかかわらず、平年の2月の気温と比べて空気中の酸素密度が低下していると思われましたが、それを感じる事はありませんでした」というのは、さすが元自動車科の先生らしいですね。

S先生が引率されたHondaエコマイレッジチャレンジでは、リザルトに空気の密度まで記載されています。

一般走行ではそこまで気にする必要はありませんが、真冬であろうと真夏であろうと、マジ軽ナットの効果は体感出来るのです。

 

トライスターズテックでは素人さんでも施工出来るように、エアクリーナーボックスを外さなくても体験出来る施工を推奨しています。今回もエアクリーナーボックス本体は外さず施工しました。

トヨタ自動車のレーシングカーではトヨタ独自の特許でエアクリーナーボックス全体を除電塗装する事で、面積で除電しています。

さすが多くの除電の特許を持っているトヨタですから、あの大きなプラスチック部品がどれだけ吸気効率を妨げているのかを知っているのです。

エンジン周りの画像は画像加工がされて見られないのですが、偶然エアクリーナーボックスの除電塗装が「見えてしまった」動画のスクリーンショットです。

銀色に塗装されていますね。あなたの車のエアクリーナーボックスは何色でしょうか

 

まとめると、少しお金をかけて除電してあげると、エンジンの性能が向上する、今までよりアクセルを開けなくても、走り易くスムーズに走りが楽しめるのです。

その後のS先生からのメールで、帰りの車中で息子さんが「なんかエンジンが元気になったよね!」と言ったそうです。免許取りたての息子さんでも体感したのです。

これはお父さんとしても鼻高々ではないでしょうか?「お父さんは凄い事知っているだろう?」と自慢出来ますね。

 

正しい除電チューニングをすると、どの車でもこのように走りが良くなります。

ロードスターミーティングが開催され、それにキッチンカーで出店するという知り合いに、出店出来るかどうかを主催者に聞いてもらいました。

そうしたら、「物販の出店はダメ」という返答でした。本当に残念ですが、そのうち「マジ軽ナットの評判を聞きました。是非、出店して貰え得ないでしょうか?」という日も近いでしょう。

 

タイヤを除電すると、転がり抵抗が減り少ない力で回転するので、一番無駄になっているエネルギー消費を減らす事が出来る。転がり抵抗の低減は目視で確認出来ます。

ディーラーの整備点検記録簿に各タイヤの溝の残りを測定して記載されている筈です。

車ならばタイヤのローテーションをするので、ホイール裏に「F/R(フロント右)」と書いておけば、ローテーションしても前回の取り付け位置が特定出来ます。

マジ軽ナット装着前と装着後でタイヤの溝の減り具合がどの位変わったかを比較してみて下さい。

タイヤの転がり抵抗と燃料消費率の関係は、トヨタのタイヤ・ホイールの除電特許で解説しています。

グラフはトヨタ自動車の特許文献から引用しています。トヨタは「金属板を貼る」方式の除電なので、金属板を貼っている「総外周長」がX軸になっています。

タイヤを適度に除電すると転がり抵抗が減っていき、それに伴い燃料消費率が改善していきます。

通常ならマジ軽ナット1個で十分ですが、ヘビーユーザーになると2個付けを試す方もいらっしゃいます。

一般道では燃費の比較は難しいですが、タイヤの摩耗度は同じ人が運転していれば比較し易いのです。

 

タイヤの除電だけでもアクセル開度(アクセルを開ける度合い)が少なくても、以前と同じ走行が出来ます。更に除電を進める度にアクセル開度は減っていきます。

それが、S先生のインプレッションにある、「アンダーパスの登りもアクセルをちょっと踏むだけで登っていく」、「アクセルの踏みしろが少なくなる」という変化です。

マジ軽ナットユーザーさんからの報告をまとめると、だいたい20~30%はタイヤの寿命が延びているようです。

「ディーラーから次の車検でタイヤ交換すると思いますと言われていたのが、交換しなくて済んだ」とか、「ユーザー車検でのスピードメーター検査で40km/hまでの到達が速くなって、自分も驚いたけれど検査員も驚いていた」という報告もあります。

共に転がり抵抗が減ったのが原因です。

 

中東で紛争が起きてしまいました。日本の原油依存度は中東が約90%、原油が値上げになれば輸送コストが増えますから、更なる物価上昇の懸念が増しています。

人件費も上昇していますから、経営者であればどこかでコストカットを考える筈です。

お得意さんの一つにタクシーを運用している会社があります。ニュースによるとタクシーの乗務員(タクシー運転手)は、賃金の上昇率が一番なのだそうです。

経営者としては賃金を上げないと乗務員が確保出来ない、LPGの値上げも起こりそうだと、頭が痛いところでしょう。

どこかで経費を切り詰めて、その分を回すしかないと思います。

除電をするとタイヤが長持ちする、アクセルの踏み込みが少なくて済む。それだけではなく、少ない力で部品が作動するから、部品が長持ちするというメリットも生まれます。

ご自分の車でも除電の効果を確認した上で、毎月お買い上げ頂いています。

運用台数が多いですから全ての除電チューニングを施すまでにはいきませんが、タイヤ、エンジンの一部、イグニッションコイル用等のマジ軽ナットシリーズを納品しています。

 

車やバイクが走行するのに一番エネルギーを無駄に消費しているのがタイヤの回転です。ですから、タイヤは除電チューニングの一丁目一番地です。

ディーラーやメーカーでは、通勤で改造車に乗るのは厳しく規制されています。

「そんなに改造車に乗りたいなら、他の会社に行っていいぞ」と言われるのだとか。

S先生のロードスターはもちろんフルノーマル。ですが後付けのマジ軽ナットシリーズで目立たずとも性能が良くなり、良い走りになっています。

目立たないけれど、静かで確実に性能が良くなる。

私の車やバイクには各部にマジ軽ナットシリーズが付いていますが、自分から言わなければ誰も気付きません。13年以上付けていますが、未だに誰一人にも気付かれた事はありません。

 

電気代を節約する為に、少し高価ですがLED電球・蛍光灯に替えている家庭はたくさんあります。少しお金を出す事で消費電力が減って、結果的に安上がりになる。

マジ軽ナットもそれと同じで、少しお金を出す事で運用コストが削減出来る。LEDと違うのは、そこに走る楽しさが加わる事です。

ロードスターに限らず、他のスポーツカーやファミリーカーでも走りを楽しみながら節約してみませんか?

画期的な発明はネットショプでかんたんに購入出来ます。発送は追跡可能郵便でお届けしています。

マジ軽ナット 自動車用とオートバイ用のみ、メルカリで販売しています。

 

今後の出店予定のお知らせ

・3/15日(日)開催予定 神奈川県厚木市 エクスチェンジマート

・4/19日(日)開催予定 神奈川県厚木市 エクスチェンジマート

・4/26日(日)開催   神奈川県大磯ロングビーチ HSCCミーティング

 

走る前から「違う」

マジ軽ナット タイヤ用はあくまで除電チューニングの入り口とお伝えしています。

お買い上げの際にはどのような車やバイクに乗っているのかは、事前に知らされない限り分かりません。

実際に取り付けて走行確認をして、ご丁寧にご連絡を下さる方が結構いらっしゃいます。

そのうちのお一人、Hさんはロードスターにマジ軽ナットを取り付けた翌日に、高速道路と一般道を250km程を走行し、インプレッションをメールで下さいました。

高速道路ではハンドルを通してのしっとり感、アクセルオフ時の伸び、ハイギアでも登坂車線を登る、ロードノイズの低減、一般道では左折時微低速からの2速の立ち上がりが楽、という事でした。

 

取り付けてすぐでこれだけ体感出来れば十分です。これらは当ブログによく書いている事です。随分的確なインプレッションだと思ったら、サーキット走行をされていたのだとか、納得です。

オートバイに乗られていた時に、マフラーからとんでもなく良い音が出た事があったそうです。その時を思い出したら、周りが静かで排気音が聞こえやすかった事と、路面から水蒸気が立ち上がっていたのだそうです。

マジ軽ナットの発明の起源は「路面が濡れていると車が静かにスムーズに走る」というのがきっかけです。

当ブログの記事でそれを読んで、上記のご自分の経験と重なった事もあって購入されたそうです。

二輪レースの世界で著名なPOP吉村氏は、マシンの調子が良いかどうかをエンジンベンチテスターでの性能試験も参考にしますが、レース中は音で判断します。

どのような音なら調子が良いかというと、排気音が「潤んだ音」になっているかどうかなのです。

「音で判断していた」までは知っていても、これを知っている人はまずいないでしょう。

言葉としては曖昧ですが、潤んだ音になっていればエンジンは調子が良い、それを確認する為にピット前を通過する際に耳に手を当てて、その音になっているかどうかを聞き分けていました。

 

Hさんが一度だけですが体験した「とんでもなく良い音」は、きっとそのような音だったのでしょう。

タイヤの除電効果を確認されて、すぐに次の除電に進むべくご連絡を頂きました。

愛車はマツダ ロードスター(ND)。それで思い出しました。除電の技術協力をしている工業高校の自動車科の先生でもあり、Hondaエコマイレッジチャレンジ(省燃費レース)に参戦している部活の顧問だったS先生です。

だったというのは、公立高校ですから人事異動があります。昨年の人事異動で別の工業高校に移ってしまった。それで進めていた除電チューニングが途中で止まっていました。

Hさんはタイヤで除電の効果が確認出来たので、吸気系もやってみたいとなり、写真を送って頂いて確認してみました。

ちょうどトヨタ自動車の吸気の除電特許の解説をしていますので、そちらと併せて読んで頂けましたら幸いです。

同じ除電という分野でも、考え方や手法がかなり違うのが分かると思います。

 

写真を拝見すると施工は難しくはないようですが、今後の為にも一度やっておきたいなと。だって、ロードスター乗りは、絶対良い走りに興味があるでしょうから。

S先生の場合は自動車科の先生ですから、やってみたいところを受注する形で進めていました。その記事です。

 

 

S先生のロードスターはNC。基本は同じだろうと考えましたが、実際に乗っているS先生ならお詳しい筈。そのような情報収集もした方が良いと、自分でも記事を読み直しました。

エンジン関連はマジ軽バンド2個とインジェクターの除電だけ。それでは不十分なので、「その先もやってみませんか?」と久しぶりに連絡を取ったところ、二つ返事で吸気を施工する話になりました。

2月の連休の間で施工を調整しました。ありがたい事に整備工場の場所をお借りする事が出来ました。正にとんとん拍子です。

 

当日は天候不順で、晴れていたと思ったら急に雨が降って来たりしました。整備工場内なので安心して施工出来ました。

気温は5月並、降雨で湿度も高いですから静電気の発生量は減る傾向です。とはいえ必ず静電気は発生するので、高温多湿の夏でも体感する効果があります。

工場に着くとロードスターがリフトに乗っていました。既に準備万端です。

先生は免許を取ったばかりの息子さんとご一緒でした。それで初心者マークが付いています。免許を取ったばかりでスポーツカーに乗れるなんて恵まれていますね。

息子さんには「除電チューニングのスペシャリストだよ」とご紹介頂きました。

ちょっと気恥ずかしいです。

早速エアクリナーボックスを開けました。蓋を開けると少しエアフィルターが見えました。「あれっ、これデンソー製ですか?」、「そうかも知れないなぁ」、「この形はデンソーだと思います、スイフトスポーツは吸気のシステムはデンソー製なんですよ」と、エアフィルターを外してみると、DENSOの印刷がありました、「やっぱりそうだ、この形は」。

 

エアクリーナーボックス内部を見ると、結構な出っ張りがあります。Hさんから送られて来たエアクリーナーボックス内部の写真とは全く違います。先生に聞いてみると、1.5Lと2Lがあり、先生のNCは2L、HさんのNDは1.5L、エンジン自体は全く違うようです。

例えエンジンが違くても除電すればどうなるのかは分かっているので、各部を確認しながら進めます。

ラジエーターホースの取り回しも違えば、エアクリナーボックスも形状が全く違います。

現物合わせで施工する為の一式は持参していますから大丈夫。サイズを計り今回は型紙を作りました。

S先生に手伝ってもらいながら説明を交えて施工を進めます。

見えづらいですが型紙に合わせて切り、除電ネットを入れ込みました。今回の作業で一番時間を取ったのがこの作業です。出っ張りが大きいからですが、それでも20分かかっていないと思います。

 

S先生とは何度も連絡を取り合っていますし、学校にもマジ軽ナットシリーズを大量に納品している他、この高校では先生方の間でマジ軽ナットがかなり広まっています。

この高校が部活で遠征に行くと、他校の顧問の先生方が「あの高校の先生の車にはアレ(マジ軽ナット)が付いているよ」と見に来るのだそうです。「ほら、こっちの車に付いている、あっちもだ」という風に見て回るのだそうです。

前述の通り先生方の異動がありますから、またそこから紹介を頂くという予期しない広まりを見せてます。

施工の打診と共に先生にあるご提案をしました。それはイグニッションコイルまでの吸気の除電をして一度走行してから、イグニッションコイルだけノーマルに戻し、もう一度走行して比較して貰おうというもの。

 

マジ軽ナットをお買い上げ頂いた際には取り付け・比較走行の説明書をお渡ししています。それには、マジ軽ナットを「一度取り付けて一週間程度走行したら、取り外して元の状態に戻して走行して下さい」と書いています。

人間の感覚というのは、悪い⇒良いよりも、良い⇒悪い状態になった方がはっきり分かる。

これはテストドライバーの経験から思い付きました。大した手間では無いので元の状態に戻して確認して欲しいのです。これをする事で、マジ軽ナットのありがたさが分かる筈です。

先生にご説明したら、イグニッションコイルの固定ボルトを4本脱着するだけですから快諾して下さいました。簡単に脱着出来るからこそ比較が可能なのです。

外したのはエアクリナーボックスの蓋とカプラー、エアフィルターだけ。インシュレーターはマジ軽バンドが1個だけなので追加しました。

あとは、イグニッションコイルのボルトを交換するので、エンジン上の遮音カバーですが工具は必要ありません。

 

施工が終了して整備工場の立地上、比較走行は昨年まで勤務されていた学校の通勤時に通っていた道をお勧めしました。その道にはアンダーパスがあります。

坂を登るのは負荷が増えますから、比較走行にはもってこいです。毎日通っていてロードスターでも通勤されていましたから、走行のフィーリングは身に沁み込んでいます。

ちなみに比較走行というのは、必ず同じ道で同じルート、同じ日時で行なうのが鉄則で、そうしなければ意味がありません。

ある地点までの行きと帰りで比較する方がいらっしゃいますが、「全くの同条件」でなければ比較とは言えないのです。

例えば往復で比較すると、行きの進行方向から風が吹いていたら向かい風ですが、帰りは追い風です。

風の抵抗は走行に大きな影響があるのはご存じでしょう。行きと帰りでは路面状況も違うでしょうし、一般道なら信号で停止したり、路上駐車もあるでしょう。

「日時」というのも比較走行の重要なファクターです。気温や湿度が違えば静電気の発生量も変化します。

 

「そんな細かい事まで」と思われるかも知れませんが、比較走行とはそういうものです。

私自身、マニュアルのテスト車両の場合、「ここは3速で40km/hで走行」とか、「レッドゾーンマイナス500rpmでギアチェンジする」等、実に細かく走行モードが決められていて、それを記憶して忠実に走行するという事が仕事でした。

テストコースという一般道に比べたら遥かに同一の走行が可能な条件で、このような厳格なモード通りに走行しても、同じ車、同じドライバーでも燃費が同じになる事はまずありません。

それを知っているからこそ、「一般道で燃費の比較は不可能です」とアナウンスしています。

 

S先生に「暖気してから走って下さいね」と言いました。エンジンが温まるまではアイドリングが高くなります。アイドリングが高い状態と下がった状態では、当然条件が変わってしまいますので。

埋め込み式のリフトにはロードスターの前から入れていました。それなので、S先生はバックしてリフトから下りる事になります。

窓を開けたままの状態でクラッチを繋いでロードスターが1m程動いた時に、「違う」という声が聞こえました。

次回はS先生のインプレッションも含めてご紹介します。

 

マジ軽ナットはネットショップBASEでかんたんに購入出来ます。各種決済やコンビニ払いが選択可能です。追跡可能郵便の実費のみで発送しています。

マジ軽ナット 自動車用とオートバイ用のみ、メルカリでも販売を開始しています。

次の除電に進みたければご連絡下さい。