除電チルドレンが続々

 

開店は5時半位。そこから1時間位はまだ良かったのですが、気温はどんどん高くなります。

このようなフリマやイベントでは、一般的にはまだ広まっていない除電技術を知ってもらうために、草の根運動で広めています。

日差しも強い中、たくさんの来場者が出物や面白そうな物を求めて歩く。

ファン付きのベストを着ているお客さんも増えました。

当店の存在は知られているものの、何を売っているのか分からない方は未だ多い。

先月も「何を売っているのか気になっていたんです」というお客さんがいました。

自動車レースでは当たり前のチューニングなのですが。

ある程度の大きさが無いと効果も少ないという思い込みのある方もいます。マジ軽ナットは、よく「こんなに小さいので?」と言われますが、話は逆さまで、小さくても効果があるから、どこにでも取り付けられるのです。

展示しているマジ軽ナットシリーズはネジ・ボルト・バンド形状です。車やオートバイの部品の多くはネジやボルト止めです。既存のネジやボルトに付け足すか、交換する。それには同じくらいの大きさでないといけません。

小さくても効果がちゃんとある、そして固定出来る機能があるから安心して使える。

この発明を初めて見た時に「あっ、これはイケる」とピンと来ました。

 

「一体、これは何なんだ?」とのぞき込むお二人とマジ軽ナットヘビーユーザーの出店者でもあるMさん。Mさんは重機メーカーの現役メカニックなので、技術的理解度が高く、私の説明が理解出来ます。ホンダXLのフロントフォークを除電して、動きを良くしたいと、マジ軽バンドを購入。

カブで走行中にいきなりギアが3速⇒2速に落ちてしまう危険なトラブルが、ミッション用マジ軽ボルト1本で直った。「ホント、あれいいよ。クランクケースを割らずに済んだんだから、安いもんだ」と毎月来店される度におっしゃいます。

今までに無い技術だから、見ているだけでは分からない。「使ったら、安いと分かった」とは良く言われます。

オートバイは何台もお持ちで、BMWにも試したいようなので、それにも合うサイズをお買い上げ頂きました。

上の写真はホンダNSR250Rの取付例ですが、沈み込みがスムーズになり走り易くなる。「バイクがもっと寝かしてくれと言っている」とは、オーナーのインプレション。走るのが更に楽しくなったそうです。

取り付けに関しても様々なノウハウがあります。まがい物を売っている人は除電の理論も知らなければ、どこに付けたら良いかも分からない。

私はこの方式の除電の全てを知っていますので、フリマやイベントで興味を持たれた方に百人組み手でご説明しています。疑問・質問何でもござれ、企業秘密の部分以外はブログよりもっと突っ込んでお話しています。

ブログで書くとそれを盗用して、効果のないただの部品を売っている人がいますので、書きません。ろくに説明も出来ない物売るなよ、それも人のブログを盗用して。と、思いませんか?

このような人は対面では絶対販売しません。質問されたら困るでしょう。答えられないのですから。

代わるがわるお客さんがみえ、散歩がてらに他の店を周っていたS先生が戻り、ラジエターホース用マジ軽バンドのインプレッションを聞く事が出来ました。

先生は外車も所有しています。マジ軽ナット タイヤ用はもちろん装着済み。

まずは、そのインプレションです。

お勧めしたマジ軽バンドをラジエターホースに取り付けた。基本の取り付け場所は構造上無理なので、ご自分で考えて取り付けたそうです。さすが工業高校の先生ですね。「それで、どうでした?」、「やっぱり違う、走り易くなった」。クーラントはエンジンのパワーを使ってウォーターポンプで強制循環させています。つまり、パワーが食われている。除電で循環の抵抗となっている静電気を取るので、その分食われていたパワーが使えるようになる。だから、走り出しから坂道まで走り易い。

昨日もスーパーの立体駐車場で実力を発揮しました、力強いです。

このように何かを足すのではなく、無駄を減らすのが除電チューニングなのです。

先生は除電技術に協力している部活の顧問。今年もホンダ エコマイレッジチャレンジに徐電仕様で参戦します。それで、追加のマジ軽ナットシリーズの見積もりを出して欲しいとリクエストがありました。「もちろん、出しますよ」県立の工業高校だから、効果のない物を購入する訳にはいきませんよね。この高校では先生方の間で除電チューニングをしている方が随分増えました。

エクスチェンジマートの前日、ネット購入された方から嬉しい報告がありました。

誰かの自称 除電チューニングを真似してみたそうです。結果は何とも?だったようです。

何度か書いていますが、除電研究の最初は市販品を使って走行テストしていました。

しかしどれも一長一短。除電するけれど雨や劣化に弱い。取り付ける場所に制約がある、そもそも放電しない等など。

開発に当たっては「はっきり体感出来る事」が最重要課題。いくらデータを示しても、体感しなければ面白くない。人の感覚は十人十色だから、感覚が鈍い人でも「あっ、違う」と分かる効果がないと広まらないと考えたのです。

それで多くの試作や改良、除電する元素の特定、製造方法まで独自の物を編み出したのです。そうではないと特許は取れませんね、単に市販の部品を付けるだけでは。

その頂いたメールを簡略化してご紹介したいと思います。自動車用マジ軽ナット+別売の金属製キャップでのインプレッションです。

 

文頭から「驚きの連続でした」の書き出しです。

・エンジンがかかっているのにかかっていないと思った。アクセルを踏んだら、吹

 けあがって驚いた。それほど振動が減って静かに回っていた。

・CVTなので、ブレーキから足を離した際に、間を置いて動き出していたのが、ブレ

 ーキから足を離すと同時に動き出すようになった。(転がり抵抗の低減)

・走り出してからは、路面に吸い付いたような感じで走る。路面のゴロゴロ感は伝わ

 らず、乗り心地が良い。(接地感の向上、振動の軽減)

・風量が同じなのに、エアコンの吹き出す音が聞こえるようになった。(ロードノイ

 ズが減り、静粛性が向上したので、他の音が聞こえるようになった)

・ハンドリングは確かに正確になっている。

・ブレーキは以前と同じ速度からでも短い距離で停まる。

・バック時のブレーキ鳴きが全く無くなった。

最後に「本物との違いを実感しました」と締めくくられています。

前述の通り、「体感」出来ないとダメなんです。「効果があるような…?」ではプラシーボ効果の範疇。詳しくは書けませんが、12年の長い間、些細な事、細かい事を積み上げて初めて、ここまでの効果をもたらします。安易に真似(にもなっていませんが)をして効果がある筈がないのです。

このお客さんのインプレッションは、マジ軽ナットタイヤ用が出来て、初めて2~300m走った私のインプレッションとかなり似ています。本文のインプレッションの表現を読んでも、かなり詳しい方だと思います。だからこそ、除電に興味を持たれたのでしょう。

お盆休みでは、車やバイクで遠方まで行かれる方が増えます。渋滞や荷物を載せると、走り出しの良さは大きなメリット。タイヤが今までより少ない力でも回転するからです。つまり、エネルギーを節約出来る証拠です。更にタイヤの寿命が延びる。

少しのお金で結構な効果、結果的に元が取れてしまう。それが除電技術です。

 

 

マニアから先生まで

梅雨が明けました。鈴鹿8耐でどこが勝つのか?そんな話題が話される機会が何度もありました。

エクスチェンジマートは毎月、厚木市や大磯ロングビーチ駐車場で毎月行われる、オートバイや車に特化したフリーマーケット。昔で言う部品交換会、朝5時(冬季は6時)から開催されます。旧車の部品や古い乗り物の雑誌などがメインで、私のような新品を販売している店は数店舗しかありません。更に特許証を掲示している店は他にはありません。

真夏になるとお客さんの数が減ります。先月に比べておおよそ3割減位でしょうか。

それでも常連のマジ軽ナットファミリー(ヘビーユーザー)のお客さんが顔を出してくれます。再購入されるかどうかは別として、入場料を支払って来て下さる。

もちろん、エクスチェンジマートならではの出物も探す訳ですが、わざわざ寄って下さるのは、マジ軽ナットが面白いから。寄って頂いた以上は新しい情報を知って頂こうと、なるべく新しい情報も提供します。

今回は企業向け媒体に、この除電技術と効果が掲載されているので、それをお知らせしました。当ブログを盗用して市販の部品を「除電して~」と嘘を書いて販売している輩がおり、この文献を公開すると、間違いなく盗用されるので、残念ながら公開は控えています。嫌な世の中になったものです、人のアイデアを盗用して(出来ていませんが)素人をだまして商売をする、まるでどこかの国のようです。

まぁ、買う方も買う方ですね。この技術は特許権、意匠権、実用新案権を基に作られており、効果がなくても使用している側も刑事罰の対象です。法律を無視している輩が販売している訳ですから、効果など知った事ではありません。

除電する技術は、様々な要因をピンポイントで繋げて初めて成り立つものです。何度も書きますが、理論と素材が100%合致しないと放電などしません。技術屋さんだったら、この意味は分かるはずです。

写真を見てパクっただけで同じ効果が出る?バカ言っちゃいけません、理論はもちろん、一番最初の試作品からその変遷の全てを知っている私から言えば「技術を舐めるなよ!」と思いますよ。

最初のお客さんはマジ軽ナットではなく、出店のついでで不用な部品や本を並べているのですが、ご本人に取っては凄く貴重なものだったようで、喜んでお買い上げ頂きました。

今回は私一人での対応で、マジ軽ナットに興味を示されたお客さん(写真右)と重なり、あたふたしていました。

自動車レ―スでは除電チューニングは当たり前、でも一般的にはまだ知られていません。単に口で「こんな効果がありますよ」と言うのではなく、当ブログで解説している自動車メーカーの特許文献や、エンジンの除電で燃費が改善したグラフなど、科学的な根拠を示してが説明する事もあります。

もちろん、様々な質問にもお答えするのと共に、新しい情報もお伝えしています。

ほぼ毎回来て下さる、マジ軽ナットファミリーのHさん。写真はありませんが、会場に来れば必ず顔を出して下さいます。今回もマジ軽ナットを追加でお買い上げ頂きましたが、愛車のサンバーバン スーパーチャージャーにマジ軽ボルトを取り付けた。

そうしたら、「吹け上がりが早くなった」、はいそうです。サンバーでは他に2台 スーパーチャージャーで取り付け例があり、いづれもそのような効果が確認されています。「音が静かになった」というインプレッションもあります。

理由は簡単で、回転の抵抗となっている要因の一つが静電気だから、抵抗を減らせはそれは軽く回る訳ですから、当然吹け上がりがよくなるのです。抵抗が減れば、少ない力で動く、小学校レベルの常識です。

Hさんは研究熱心で除電沼にハマっています。だからいろいろと報告や相談もあります。所有している各バイクにもマジ軽ナットが付いているから、外して車に2個付けしてみた。そうしたら更に効果が出た。それに奥さんも気づいて1個付けに戻した違いが分かるのだそうです。やはり2個付けしたいとなり、追加でお買い上げ頂いたのです。

基本的に一つのタイヤに対して一個のマジ軽ナットで十分ですが、静電気の帯電量が非常に多い場合は、このように2個付けで更に効果が高まる場合もあります。

こちらのカブヌシのお客さんもタイヤ用は装着済み。会場にいらっしゃると顔を出してくれます。スーパーカブ等の自動遠心クラッチの変速ショックをタイヤがより多く吸収してくれるから、乗り心地が良くなる、転がり抵抗が低減してスルスルッと走り出す。タイヤだけではもったいないので、チェンジペダルから繋がるミッションを除電するマジ軽ボルトをお勧めしています。

 

※この夏にHondaカブ系で日本一周をする方にマジ軽ナットのモニターを募集しています。上記のような乗り易さの効果の他、転がり抵抗が減る事でタイヤの寿命が延びます。つまり、経費が少なくて済むのです。

日本一周を計画されている方のご連絡をお持ちしております。

 

このような感じで対応していたら、愛犬と共に工業高校のS先生がご来店。この工業高校では、日本初で自動車科の授業に除電を取り入れています。エンジンのベンチテスターでも除電での燃費向上が確認されて、先生方の間で除電チューニングが流行っている他、部活では今年もホンダのエコランに参戦を申し込んだそうで、再購入の為、学校に提出する見積書が欲しいとの事。後日お見積りします。

現在、エコランでこの除電技術を採用しているのは2校。あれこれするより、やってみたら良いのにと思っています。

この工業高校に除電を持ち込んだN先生は、何とオートバイで鈴鹿8耐に行き、写真を送ってくれました。

もちろん、タイヤにはマジ軽ナット、ミッション用マジ軽ボルトも取り付け済。スムースなギアチェンジは乗っているライダーも楽ですが、ギアの動きが良くなるので、ミッションやシフトドラムの耐久性が増します。つまり、整備のコストが安く済む。実際にこんな事例もあります。

今回のエクスチェンジマートでもミッション用マジ軽ボルトを「これいいよねぇ~。直っちゃうんだから」と言っていました。もう、何回聞いた事か。(笑)

除電は少しのお金で結構な効果、そしてお金が節約出来る技術。ネットショップで購入出来ます。

 

 

 痒かったオイル消費テスト

走行テストには実に様々なものがあります。今回は痒かった思い出を書きます。

自社の車だけではなく、他メーカーの車をテストする事もあります。

通常のテストの合間に、オイル消費のテストをする事になりました。通常の走行テストではなく、残業という形だったと思います。

過走行の車のオイル消費がどの位になるのか、わざわざドイツからベンツを輸入して何台か走らせるというテストが始まりました。

残業なので希望者を募り、テストコースを走ります。これは耐久走行と違い、たくさんのモード(走り方の決まり)が無く、単純なので気楽な残業でした。

報告するのは、走行距離とエンジンオイルのレベルのみ、何て楽なテストでしよう。

同僚が喜んで走ったのですが…。

自分が残業した後に、何か背中が痒いのです。単なる偶然かと思っていました。

何回か乗ると乗る度に背中が痒い、「おかしいな、また背中が痒い」となりました。そのうち同僚の間で「ベンツに乗ると痒くならないか?」「やっぱり?俺もだ!」と噂になりました。背中が接触する写真の○のあたりが痒くなりました。

そのうち「ダニかシラミがいるんじゃないか?」と皆が言い始めたのです。それで誰かが上司に伝え、車用のバルサン的な殺虫処理をしました。

それからは痒みは全く出なくなりました。

この時は確か3台のベンツを輸入したと思います。そのどれに乗っても痒みが出た。

元々シラミがいたのか、それとも長い旅の間にダニが付いたのかは分かりませんが、そんな経験もしました。

ちょうどこの辺りの型です。ベンツの中で一番安全性が高い(ボディー強度的に)と言われた機種でした。

昔、ドイツのブレーメンで開催されるオートバイの姉妹クラブもミーティングに参加する為に、パリから電車でケルンに向かいました。夜行列車にのったのですが、その時に毛布が配られた。夏でも夜は寒いからです。

その毛布を掛けていたら、足首が何か痒い。その後、数日間痒かった事がありました。

衛生的には日本が突出して良い。そのような事を実感しました。

ここで、読んで下さっている方にサービス写真を。

マジ軽ナットファミリーのN先生が、鈴鹿8耐のオブザーバーとして、鈴鹿サーキットにいます。昨日、ヨシムラの展示ブースの写真を送って下さいました。

エクスチェンジマートの後に用事を済ませたら、テレビ観戦します。今年はどのチームに女神が微笑みかけるのか、楽しみです。

7月21日(日)午前5時から神奈川県厚木市 相模川河川敷あゆみ橋付近で開催されるエクスチェンジマートに出店します。

都合により、午前9時には撤収する見込みです。お買い求めの際はお早めの来店をお願い致します。トライスターズテックのバナー(フラッグ)を目安にして下さい。

現地にいらっしゃれない方は、ネットショップでお買い求めください。

この夏にHondaスーパーカブ系で日本一周をする方に、マジ軽ナット タイヤ用のモニターを1名募集します。
詳細はお問い合わせ下さい。

 

 

 エンジンのレスポンスが向上

フリースを脱ぐ時に静電気が発生すると、より力が必要になります。これは誰も否定しません。でも、タイヤとかエンジンとか、サスペンション等が静電気の悪影響で、動くのにより力が必要というと、途端に「そんな事があるはずない」という人が一定数います。

私達の後追いの形でトヨタ自動車が次々除電の特許を取得しているので、除電の効果を広める為に読み解きづらい特許文献を、中学生レベルに翻訳しています。

エンジンの除電をやり始めたのは、遅くとも2013年。

今も自分の車には除電研究の第一世代から試していた部品をあえて残していて、フリマではそれをお見せして説明する事もあります。

静電気を放電させるには理論に基づいた方法で放電させなければいけません。理論を知らずに放電させる事は不可能です。特許文献を見て適当に真似したつもりでは、放電しません。そこそこが肝なのですが、文献にそれを書く事はしません。書いたら同じ物が作れてしまうからです。

全てを書かなくても、前例がない技術で科学的な根拠とそれに基づくデータを示せば、特許は取れるのです。当ブログを勝手に引用してマジ軽ナットと同じ効果を謳って、ただの部品を売っている輩がいます。除電の理論など全く分かっていないから、放電しません。理論などまるで分かっていない、でもそれを買う人がいるのです。

安物買いの銭失いというのは、こういう事ですね。このような詐欺に引っかからないよう、ご注意下さい。

これまで通り、特許文献を青太文字にして、その下に解説を書きます。

 

【0021】
  このようにエンジン本体1の電圧を低下させると、機関出力を向上せしめることができる。そこで、本発明者は、エンジン本体1の電圧を低下させる方法について検討を重ね、その結果、非導電性エンジン部品のエンジン本体への接続部に帯電している電荷を減少させると、エンジン本体1の電圧を低下させ得ることを見出したのである。即ち、エンジン本体1は、車両ボディー又はシャシによりゴム製のエンジンマウントを介して支持されており、エンジン本体1の電圧は非導電性エンジン部品の電圧に応じて上下動する。
一方、非導電性エンジン部品のエンジン本体への接続部に帯電している電荷を減少させると

エンジン部品のエンジン本体への接続部の電圧が低下する。エンジン部品のエンジン本体への接続部の電圧が低下すると、エンジン本体1の電圧が低下する。従って、エンジン部品のエンジン本体への接続部に帯電している電荷を減少させると、エンジン本体1の電圧が低下することになる。

このように、エンジン本体の電圧を低下(除電)させると、エンジン出力を向上させる事が出来る。本発明者はエンジン本体に取り付けてある非導電性エンジン部品(プラスチック、ゴム等導電性の低いもの)の電荷を減少させると、エンジン本体の電荷も低下させられる事を見い出した。

即ち、エンジン本体は車両ボディー又はシャーシによりゴム製のエンジンマウントを介して取り付けられており、エンジン本体の電圧は非導電性エンジン部品の電圧に応じて変化する。

非導電性エンジン部品のエンジン本体との接続部に帯電している電荷を減少させると、その接合部の電圧が低下する。するとエンジン本体の電圧が低下する。従って、静電気が伝わるので、結果的にエンジン本体も除電出来る。

言い回しがややっこしいですが、エンジンの金属部分で除電しなくても、導電性の低い部品が接触していれば、電気の逃げ場のない静電気がそこに多く帯電するので、その場所で除電する事でエンジン本体も除電されると書いてあります。

はい、もちろん知っています。

私達の考えは「地産地消」での除電が最も効果が高い。最終的な除電部分に静電気が流れて来る前に除電してしまう方が、流れて来る間で悪影響が少ない。

それで、例えばこうしています。

 

【0022】
  そこで本発明者は、エンジン部品のエンジン本体への接続部に帯電している電荷を減少させるための簡便な除電方法について検討し、自己放電式除電器を用いた簡便な除電方法を見出したのである。この自己放電式除電器の一例が図7Aから図7Cに示されている。なお、図7Aおよび図7Bは、代表的な自己放電式除電器10の平面図および側面断面図を夫々示しており、図7Cは、別の自己放電式除電器10の側面断面図を示している。

 

本発明者はエンジン本体と繋がっているエンジン部品に帯電している電荷を減少させる為に、簡便な除電方法を検討し、自己放電式除電器(トヨタの除電方式の名称)を用いた除電方法を見い出した。それが上図の平面・側面の図形で、トヨタは面積を使って金属板から放電させる方式です。

ある人がこの特許を真似したつもりで、ハーネス(配線)にアルミ箔を貼り付けているのを某サイトにアップしているのを見ました。特許文献を勉強するまではいいのですが、理論が分かっていないから、とんちんかんな事をしています。

ちなみに、この人は前述したように、私達の除電方式も真似しているつもりで、市販品をサスペンションにたくさん付けて「除電して良くなった」と書いています。

配線にアルミ箔を付けてでは、ほとんど放電しません。マジ軽ナットのように、放電する素子では、たくさん付けたら除電し過ぎとなり、サスペンションが逆に動かなくなる。プラシーボ効果を自慢しているのです、素人さんは恐ろしい事を平気でしますね。

ちなみに、どちらも例え効果が無くても特許権の侵害で刑事罰、マジ軽ナットについては更に、実用新案権、意匠権も侵害となり、刑事罰が適用されます。

ですから、これを読んでアルミ箔をエンジンに付けても、ほとんど放電しません。

12年も除電をやっていますから、トヨタの特許で除電するには大切なキーポイントがいくつかあります。でも、それを書くと特許の模倣を幇助(ほう助)したと、トヨタに訴えられると困るので、お伝えはしません。

除電で部品が少ない力で動くということは、例えば吹け上がりが良くなる、振動が軽減する、音が静かになる等の効果もあります。

このようなエンジンはもちろん、スーパーチャージャーが少ない力で回転するので下記のような効果が確認されています。

アクセル開度に対する「レスポンスが早くなった」、スーパーチャージャーから「音がして(出て)いたのが、ほとんど無くなった」

この報告を下さったのは工業高校のS先生、それも自動車科です。現在はホンダのエコランに参戦している部活の顧問でもあります。

はい、当たり前です。動きが悪い部品を動かすからレスポンスが悪い、音が出る。

整備の知識があれば、理解出来るでしょう。

そのような効果が、マジ軽ボルトたった1本である。放電量が多いから一本で足りるとも言えます。

 

この夏にHondaスーパーカブ(コピー製造不可)で日本一周をする方に、マジ軽ナット タイヤ用のモニターを1名募集します。
詳細はお問い合わせ下さい。

 

7月21日(日)午前5時より開催予定のエクスチェンジマートに出店の申し込みをしました。

天候による開催の告知は、開催予定日前日の13時にエクスチェンジマートのホームページで発表となります。
※都合により急遽出店を中止する場合は、にてご報告します。
※午前9時位での閉店を予定しておりますので、お早めにお立ち寄り下さい。

エクスチェンジマートにいらっしゃれない方はこちらで購入願います。

 

 

 

 

除電で部品が少ない力で作動する

静電気の除電効果はプラシーボ効果ではない(本物ならば)のを証明する為に、読解が難しい特許文学をやさしく解説しています。

除電効果を謳っても、公正取引委員会に「根拠なし」とされている物もあります。

ですから、特許を取得しているのなら国のお墨付きで安心ですね。

私の兄はトラック・バス会社の研究所でいくつか特許を取得しています。退職後は特許庁の関連機関で特許申請を精査する仕事をしていました。ですから、兄と特許の話になると話がスムーズに進みます。

一般的には、特許という言葉は知っているけれど、その重みとか絶対的な信頼性を軽く見る傾向があると思います。機械に限らず、特許を取得出来たというのはものすごい事なのです。

2018年にネジ・ボルト形状から放電させる特許を取得出来た後に、トヨタ自動車がフロントバンパーの裏側にアルミ箔を貼って、そこから放電させる特許のニュースを知り、「トヨタも同じ事を考えたいたのか!」と驚きました。

その後、特許を調べると、タイヤ、サスペンション、吸気系、エンジン等、重なる箇所を除電していて、更に驚きました。

いつも通り、特許文献は青太文字にして、次に解説を書きます。


【0017】
  次に、エンジン本体1の電圧値が高電圧になると機関出力が低下する理由について、図5を参照しつつ簡単に説明する。なお、図5は、エンジン本体1内に形成された吸気ポートAと吸気弁Bとを示しており、吸気ポートA内に流入した吸入空気は吸気弁Bを介して燃焼室内に供給される。図5において実線の矢印は、エンジン本体1の電圧が低いときの吸気ポートA内における吸入空気の流れを示している。このときには、吸入空気は実線の矢印で示されるように吸気ポートAの内周壁面に沿って流れる。

吸気ポートとバルブの構造の説明については、分かる人は分かっているので、説明は省きます。初めて見る方は、インテークバルブの開閉によって、混合気がシリンダー内に流入すると覚えて下さい。

 

【0018】
  これに対し、静電気の帯電によりエンジン本体1の電圧が高くなると、図5において破線の矢印で示されるように、吸気ポートAの内周壁面に沿って流れる正に帯電した吸入空気は、電気的な反発力によって、吸気ポートAの内周壁面から引き離され、その結果、吸入空気は吸気ポートA内の内周壁面から離れたところを流れざるを得なくなる。吸入空気が吸気ポートAの内周壁面から離れたところを流れざるを得なくなると、図5における破線の矢印からわかるように、吸入空気の流路断面が縮小されることになり、吸気抵抗が増大する。その結果、吸入空気量が減少し、機関出力が低下することになる

静電気の帯電によりエンジンのでっまつが高くなると図5(上図)の破線の矢印で示されるように、吸気ポートの内周壁面に沿って⊕に帯電した混合気は電気的な反発力により、吸気ポートの内側壁面から離れた所を流れるようになり、構造的にバルブガイドやバルブステムのある狭い流路を通らざるを得ない事で、吸気抵抗が増大する。

その結果吸入混合気量が減少し、機関出力が低下する。

 

【0019】
  一方、排気ポート内を流れる排気ガスについても同様なことが言える。即ち、静電気の帯電によりエンジン本体1の電圧が高くなると、排気ポートの内周壁面に沿って流れる正に帯電した排気ガスは、電気的な反発力によって、排気ポートの内周壁面から引き離され、その結果、排気ガスは排気ポート内の内周壁面から離れたところを流れざるを得なくなる。排気ガスが排気ポートの内周壁面から離れたところを流れざるを得なくなると、吸入空気流の場合と同様に、排気ガスの流路断面が縮小されることになり、排気抵抗が増大する。その結果、排圧が高くなり、機関出力が低下することになる。従って、この場合、エンジン本体1の電圧を低下させれば、吸入空気の流路断面および排気ガスの流路断面が増大し、機関出力が向上せしめられることになる。

排気ポート内を流れる排気ガスについても同等で、エンジン自体の静電気の電圧が高くなると、吸気ポートと同様でエンジン出力が低下する。逆に言えば、エンジン本体の電圧を低下させれば、吸入混合気・燃焼ガスの流路断面の流路断面が増大し、期間出力が向上する。

これは曲がった吸排気ポートに突き出ているバルブステムとバルブガイドにより、吸入・排気効率の低下が書いてありますが、要因はもう一つあり、物質(気体・液体・固体)が動くと必ず静電気が発生します。それ自体でも混合気・排気ガスの流れに影響しています。

例えば、印刷工場では微細な塗料を噴射して印刷する場合でも、静電気の影響で塗料が引き寄せられてずれるのを防ぐために、必ず除電しています。

 

【0020】
  また、動弁機構やピストン作動機構を潤滑するための潤滑オイルは、潤滑オイルに加わる電圧が高くなると粘度が高くなることが知られている。従って、静電気の帯電によりエンジン本体1の電圧が高くなると、潤滑オイルに加わる電圧が高くなり、その結果、潤滑オイルの粘度が高くなる。潤滑オイルの粘度が高くなると、動弁機構やピストン作動機構を作動させるのに余分な動力が使用され、その結果、機関出力が低下することになる。従って、この場合、エンジン本体1の電圧を低下させれば、動弁機構やピストン作動機構を作動させるのに使用される動力が減少し、機関出力が向上せしめられることになる。

また、動弁機構(バルブ周り)やピストン作動機構の潤滑オイルは、電圧と共に粘度が高くなる。従ってエンジンの電圧が高くなると、潤滑オイルの粘度が高く(硬く)なる。すると、粘度の高い(抵抗が多い)状態で動弁機構やピストン作動機構を作動させる為に余分な動力が使用され、エンジン出力が低下する。

逆を言えば、エンジンの静電気の電圧を低下(除電)させれば、動弁機構やピストン作動機構を作動させる為の動力(エンジンパワー)が減少し、機関出力が向上する。

当ブログを続けて読んで下さっている方なら「この文脈、読んだことがあるぞ」と思われたでしょう。

これまで当ブログで何度も繰り返し書いて来た事です。

例えば、荷物の入っている段ボールを床の上を引きずります、重いので大きな力が必要です。これが静電気が多く帯電している状態です。

重量ではありませんが、静電気も物質が動く抵抗となります。入っている荷物を減らす(除電)と、少ない力で同じ距離を引きずれます。当たり前ですが、動く邪魔をしている原因を取り除けば少ない力で動かせる。少ない力で動くから、無駄なエネルギーが減らせる、つまりパワーが上がり省エネにもなる。

エネルギー保存の法則で勉強しましたよね。

「トヨタの特許は分かった。あなたは、本当にやっているの?」という人もいるでしょう。

「除電して動きを良くする」という目的は同じですが、トヨタは放電する金属板を貼る派ですが、ウチはネジ・ボルト・バンド形状で付け足す派の方式ですから、このようにマジ軽ボルトを取り付けています。

そこでエピソードを一つ。マジ軽ナットシリーズを授業に導入している工業高校の先生が、エンジンブローした自分の車のエンジンを下ろして、オーバーホールしました。

組み上がって、エンジンクレーンを使って一人で積み直し(さすが自動車科)しました。組み上がったので何度か走行後、インテークマニホールドにマジ軽ボルトを一本取り付けてみた。

そうしたら、明らかに吹け上がりが良くなり「一生懸命組んだのに、マジ軽ボルト一本でこんなに変わるのか!」と悔しがりました。もちろん、内心喜んでいます。

この高校は去年、全国の自動車科のある高校の研究発表大会で、トライスターズテックの名前を出して、自動車の除電効果の発表をしています。

自動車関連メーカーはどの位の知識なのでしょう?このような、除電の効果を勉強した新入社員がもうすぐ入社して来るのです。「先輩、除電も知らないのですか?常識ですよ」と言われてしまいます。(笑)

エンジンの除電での出力向上や、燃料消費率の改善、性能曲線の波がなだらかになるのは、エンジンベンチテスターで確認しており、エクスチェンジマート等のフリーマーケットでは、そのグラフをお見せしています。

ネットでは当ブログも盗用されて、全く除電しない物を「除電する」と謳って詐欺販売している輩がいる為に、ネットには掲載していません。

除電は適当な箇所ですれば効果が上がる訳ではありません。12年のノウハウを持っている強みですね。

まずは、マジ軽ナット タイヤ用から

この夏Hondaスーパーカブ(コピー生産不可)で日本一周をする方に、マジ軽ナット タイヤ用のモニターを一名募集します。

日本一周に出発したら、7日間マジ軽ナットを付けて(2分)インプレッションをXに週に1回以上投稿。今度はマジ軽ナットを取り外し7日間走行して元の状態に戻し、インプレッションをXに週に1回以上投稿するのを繰り返すだけです。

マジ軽ナットの効果ですが、自動遠心クラッチの振動が低減する、転がり抵抗が減るので走り出しやすい、路面からの振動をタイヤがより吸収するので走っていて楽、走行安定性が改善する、タイヤが長持ちする、その他にもうれしい効果があります。

どうせ日本一周をするなら、楽しく楽に挑戦したいというカブライダーの方、試してみませんか?

ご興味ある方はご連絡をお待ちしております。