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「できる子」の構造

子どもの中学受験が終わった。はじめは楽勝だと思っていた。でも楽な受験なんてないんだなと思い知らされた。まぁ結果的には第一志望合格だったのだけれど...。そんな回想記。

春期講習ではCコースのクラスで 「算数を解くのがみんなが早くてたいへん」

とこぼしていた弟彦だが、夏期講習ではSコースのクラスでもそうしたことは

あまり感じなかったようだ。 少しはスピードがついたのかもしれない。

自分たちの校舎のこのクラスには YTの頂点を形成する一人、

P君がいることがわかった。

他にもQ君やR君など 「できる子」たちと一緒のクラスは活気や刺激があって

楽しかったようだ。 なかなか張り切って通塾していた。

  

中学受験に費やす時間はどれくらいの幅に分布しているのだろうか?

ネットから拾った知識としては次の二つがあった。

1:サピックスの6年生のアンケート

1:6月から夏休みまでの1日の学習時間

1:1:サピのある日 …1時間未満56.7%

1:1:サピのない平日…3時間以上5時間未満 51.5%

1:1:サピのない休日…5時間以上7時間未満 31.4%

2:ある塾長さんのブログの書き込み

AAA1週間は168時間、睡眠など生活する上で最低限必要な時間を差し引くと、

AAAおよそ100時間、そこから学校生活の40時間を引いた残りの60時間が、

AAA中学受験に使える時間(家庭学習、塾の授業時間、試験時間、

AAA試験の解説授業の時間、通塾の往復時間)の上限だが、

AAA実際に中学受験に充てる時間は、平均25時間、多い受験生で40時間

AAAくらいではないだろうか。

  

でも、少なくとも6年生で 「多い受験生で40時間」 ということはないと思う。

入試直前になれば最低でも50時間、睡眠時間を削ってもっと多くの時間を

割いている子が少なくないと思うけど…。

でも、そうしたハードな生活に突入するのはいつ頃からが一般的なのだろう?

年明けから? 夏休み明けから? それとも新6年になるとすぐに?

  

9月の5年下のカリキュラム第1回から冬休みに入る前の第16回まで

弟彦の学習時間は1日平均4.8時間と、夏休み前よりも1時間増えた。

習い事の練習時間を1日あたり1時間に減らしたことや、

日曜日に習い事関係の公演に弟彦を連れて行くのをやめたこと、

秋は祝日が多いことなどが大きいのだろう。

1週間あたりの学習時間の平均で33.8時間、これにテストと解説授業、

通塾時間の7.5時間を足すとこの時点でもう40時間を超えてしまっている。

塾長さんブログを読んでいた私は、

「早くも受験生の上限までやらせてしまってるのか… 

何だか今後の伸び代がなさそうで、ちょっと辛いなぁ」

と思いながら予定表を組んでいた。

弟彦は、体は丈夫な方だった。

病気も気合で抑え込む感じで、熱を出したりするのは週末や季節休みが殆どで、

小学校は皆勤賞を貰うことができた。

2時間程度であれ、1日中であれ、病気のために予定に支障が出た日数は

4年が17日、5年が11日、6年は6日(これは6月が最後)だった。

  

我が家は小学校の通学路の中ではちょっとはずれた場所にあったので

放課後に同級生と遊ぶ習慣はなかった。

3年間で入試期間休みや夏休みに5日間遊んだだけだ。

  

うちにはゲーム専用機はないので、「ゲームの時間」というものはなかった。

大きな試験が終わった後など将棋やオセロのソフトをやる程度だった。

  

テレビは、うちは「つけっ放し」 の状態にならないように気をつけた。

時間の節約のため、夕食の時間に合わせて見るようにして

その時間に合わないものは録画して視聴した。

週刊こどもニュースは必ず見るようにしたが、どの程度役に立ったかは疑問だ。

日曜に 塾の先生に薦められたと言って最初は平成教育学院を、

6年の夏ごろから大河ドラマ(篤姫)を見るようになった。

篤姫は歴史の知識ともかみ合って面白かったようだ。

それ以前はTOKYOの鉄腕ダッシュを見ていた。

ソーラーカー日本一周の旅は地理の勉強にもちょっと寄与してくれた。

弟彦の幼稚園の卒園の頃東京を出発して、

ゴールを目前に小学校を卒業してしまった。

長い企画でちょっと感慨深い。(総集編をDVD化して欲しい)

DASH村という農村での生活を送るコーナーも

虫や植物に興味も知識も無い弟彦に、

テレビ画面の中で自然と触れ合う機会をくれた。

あとは、メジャー、忍たま乱太郎、怪傑ゾロリ、どらえもん、ポケモンなどを

適宜見ていた。

  

スポーツは、4年の頃はスポーツクラブに入って練習や試合に出ていたし

観戦も年20試合以上行っていた。

5年はクラブは退会、観戦も10試合に半減し、

6年は3試合の観戦のみ(可哀そうに全て負け試合だった)。

スキーは5年生の冬までは毎年行った。 6年の冬はムリというものだろう。

  

習い事に関しては塾の先生も

「続けられるのなら続けた方がいいです」 と仰っていた。

でもどれくらいの時間を割くのかは、それぞれのご家庭で全く異なるだろう。

「習い事は受験に決してマイナスではない!」などと書いたが、

我が家の場合、両立と言うにはおこがましいような練習時間でしかない。

本当はもっともっと本格的に続けるつもりだったが、

「成績」 や 「疲れ」という目に見える圧力の前に逓減していった。

4年:12時間(数字は先生宅でのレッスン時間も含めて)

5年:夏休みまでは11.5時間、9月からは1時間になる。

6年:通塾がこの年から、6年のスタート時点から週5日となり、塾のある平日は

6年:30分の練習が精一杯で、平均で11時間を切ってしまい45分程度になる。

6年:11月からはレッスンを中断し、2日に1日程度のペースで15分程度の

6年:馴らし練習のみ、冬休みに入ってからはその時間さえ取れなくなり

6年:完全にゼロとなってしまった。

6年: