6年の夏休み(2)  | 「できる子」の構造

「できる子」の構造

子どもの中学受験が終わった。はじめは楽勝だと思っていた。でも楽な受験なんてないんだなと思い知らされた。まぁ結果的には第一志望合格だったのだけれど...。そんな回想記。

今年は、夏期講習の最終ステージに

特別クラスの開講が組み込まれているそうだから、

去年よりも更にハードな講習になっているのかもしれない。

四谷大塚が、難関校の実績を上げるべく、最上位クラスへの負荷を

増やしてくることは、企業としては理解できるし、頼もしくもある。

ただ、私はそのシフトを知り得ずに、夏期講習の内容との整合性も薄く、

ボリューム的にも過重な計画を立ててしまった。

我が家にとっては運の悪いことだった。

あれも、これも手を出さない

多くの課題で、子どもをつぶさない

去年の私に言い聞かせたい言葉だ。

  

5年生の夏に夏期講習の内容は弟彦に任せっきりにしておいて

それでもしっかりキャッチアップできていたことで私に油断があったし、

講習の復習に設定した時間も、5年時の時の講習内容に準じたもので

実際には少なすぎた。

夏休みが終わりに近づいた頃には、何もかもがただ手をつけただけで

完成と言えるようなレベルに達していたものは何も無い状態で、

講習の内容の吸収の方も不十分だった。

失敗は明らかだったので、私の方が士気喪失状態だった。

全受験期を通じて、ここまではっきり 「失敗」 と認識しているものは、

この夏の計画くらいだ。

弟彦は、文句も言わずに私の予定表通りに1日平均9.4時間の勉強を

こなしていたのに…。 かわいそうなことをしてしまった。

あの講習内容であれば、それを完全に自分のものにすることを

何よりも優先すればそれが一番良かったのに。

  

結局夏休み終了時の組分け試験も、雑然とした状態のまま受け、

良くも悪くもない、何だか秋にむけて気合の入らない結果となってしまった。

  

今、振り返ると、「9月の合不合から勝ちに行く」 という私の逸った心は

先を読む知恵とも計画力とも無縁の「弱い心」 だとわかる。

楽な受験なんてない、

子どもは最後の一日まで戦い続けなければならないのだから、

親が早く安心したいなんて気持ちになってはダメだ。